メロディ・フェア (文芸)

著者 :
  • ポプラ社
3.40
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  • (143)
  • (184)
  • (40)
  • (3)
本棚登録 : 848
感想 : 181
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122334

感想・レビュー・書評

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  • 今一番注目している作家さんなので、期待して読んでみたけれど、全然ピンと来ず。そのうち物語が展開するのか?と思いつつ読み進めてみたけれど、結局中途半端な内容で終わってしまった感が残った。登場人物ひとりひとりの物語への絡みが弱い、なので、物語にも深みがなかった。読む人によっては共感出来る内容なのかもわからないけど。

  • 無人島に何かひとつ好きなものを持っていっていいと言われたら、迷わず口紅を選ぶだろう。誰も見るひとがいなくても、聞こえてくるのが果てしなく繰り返される波の音だけだとしても、ほんとうに気に入っている口紅が一本あれば。毎朝それを引くことで、生きる気力を奮い立たせることができるような気がする。

  • うーん、主人公の心情で進むから仕方ないけれど、話に変化がなくて疲れた。

  • おだやかだなぁって思う。
    ささやかに事件があって、ちょっとずつ人が変わっていく。
    そんな小説。とっても素敵。
    でも、わたしはちょっと繰り返しは読まない気がします。

  • 化粧品売り場に配属された主人公が可愛らしい。デパートではなくショッピングモールのという所が庶民的で面白い。軽やかに文章がポンポン動くのでどう纏まるのかが分からないまま進むが最後はスッキリ綺麗でした。口紅が欲しくなったなぁ。

  • うーん!★3?〜★2.8くらい。
    ミズキの世界制服とか、人たらしのマネージャーとかがよくわからへんかった。
    内容紹介
    私はこの世界の小さいところから歩いていくよ

    大学を卒業した私は、田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。けれども、お客は思うように来ず、家では化粧嫌いの妹との溝がなかなか埋まらない。そんなある日、いつもは世間話しかしない女性が真剣な顔で化粧品カウンターを訪れて――いま注目の著者が、瑞々しさと温かさを兼ね備えた文体で、まっすぐに生きる女の子を描く、ささやかだけど確かな“しあわせ”の物語。

  • スコーレNo4と若干内容が似てる気がする。感じも似てる。違うようなのを読みたかった。

  • お化粧をするワクワクする感じ。
    でも、大きなことが起こりそうで、小さくまとまった感じが残る。

  • 地元のしがないモールの化粧品売場でビューティーパートナーをしている小宮山結乃。
    期待外れのモールに配属され仕事に意味を見出だせないでいたが、先輩の馬場さん、よく来るお客さん、同級生のミズキ、妹の珠美などによって少しずつやりがいとおもしろさを感じ始める。

    自分だけじゃなくて、みんな少しずつ違っていて、そこを大切にすればいいんだってところはいいと思った。
    でもミズキの世界征服の夢はちょっと突飛だし、花村さんの存在が途中フェイドアウトして最後にちょろっと出てきたのはうーんって感じ。
    花村さんの存在がよくわからなかったな。

    メロディ・フェアってこの曲かぁ!って発見あり。最後の終わり方がきれいで割と好きな感じでした。

  • さらっと読めるけど、これで終わり? という感じ。

著者プロフィール

1967年、福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年、第3子妊娠中に書いた初めての小説『静かな雨』が、文學界新人賞佳作に入選。07年、長編小説『スコーレNo.4』がロングセラーに。13年4月から1年間、北海道トムラウシに家族で移住し、その体験を『神さまたちの遊ぶ庭』に綴る。16年、『羊と鋼の森』が本屋大賞を受賞。ほかに『太陽のパスタ、豆のスープ』『誰かが足りない』『つぼみ』など。

「2018年 『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。   』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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