ピースメーカー (文芸)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122341

感想・レビュー・書評

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  • 文化部と運動部が伝統的に対立する赤星中学で,6つ上の姉はかつて
    放送部で活躍して対立をおさめ「ピースメーカー」と呼ばれる伝説の存在。
    弟の良平は,2代目ピースメーカーとなるべく放送部に入り,
    仲間とともに数々の問題を解決する。

    設定は子供向けだが,特にラジオ好きには楽しい。

  • 中学校の放送部。
    時代がぴったり。自分の中学時代を思い出す。
    あの頃のなつかしい洋楽の数々。
    昼休みの放送、自分もやりたい放題だったなぁ。

  • 読み終わった後の爽快感、物語に流れるBGMも気持ちよかったです。
    赤星中の運動部(の主に先生)と文化部(の主に先生)は犬猿の仲。
    かつて二つを結び平和な学校生活へ導いたピースメーカーがいて、2代目をめざし奮闘する良平たち。
    時々、1970年代の空気が流れます。CDやiPodもない、音楽=レコードの時代。ちょっと懐かしくて、特に最後のボーナストラックが、甘酸っぱくてたまりません。

  • 良い意味でのドタバタ感と蒼さが持ち味の作品です。
    若い子に読んで欲しいな~
    なんて思うようになったらオシマイですね。。。汗

  • 対立する運動部と文化部を結ぶ<ピースメーカー>の役割を姉から受け継いだ良平と、仲間たちの話。



    え、バレンタイン話の続きが気になる!

  • 中学生日記。

  • 運動部と文化部の仲を取り持つべく、赤星中学校放送部が活躍。

  • 楽しいお話でした!

    うちの学校には放送部がないので、ちょっと、やってみたかったな、なんて思っちゃったり。

    ピースメーカーとして活躍する姿は、可愛いし、なおかつかっこよかったです。

    設定も、ちょっと昔なあたりがいいですね。

  • 小説の大事そうなとこをポーンと飛ばしてるのでわけがわからなかったけど、音楽関係のwebマガジンの連載小説を加筆修正したものか。分量決まってたんだろうね。青春小説という感じのポップで読みやすいとこは好き。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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