KAGEROU

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122457

感想・レビュー・書評

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  • 私には最後が感動だった。臓器移植、というテーマだからかな。人間はなぜ生きるのか、死んではいけないと言われているかが、説教じみてなく、自然とすとんと教えてもらった感じ。いい小説でした。

  • 「いまなら生きるチャンスが与えられるようものなら毎日を全力で生き、その上でアカネのために死ねと言われれば喜んで自分の命を差し出すだろう。」「人を愛するということはその人のために生きることであり、同時に死ねることだ。」
    話題のだから読んでみようって軽い気持ちだったけど、読んでよかった。
    生についてリアルに心に響いた。

    • makimaki13さん
      え?本気で言ってるんですか?
      え?本気で言ってるんですか?
      2010/12/28
  • 日没とは違う男の子の生きにくい時代の童話。

  • これが初めての執筆だということがとにかく驚愕。
    難しい言葉もないけれど凄い具体的な説明されてるのが不思議です。書くにあたり取材もしたのだろうか。
    ラストが分かるんだけれど分からない。しかし美しい終わり方で感動しました。

  • 冒頭からけっこう色眼鏡で観てて
    ダメだな、自分。
    って思った次第。

    視点が新鮮だったし、
    彼の経験とか引き出しとかも
    あるのかもしれないけど
    ちんまりせずに細かい描写も
    世界を拡げていた気が
    僕はする。

    結果、死は来るのだけど
    ハッピーなのか否なのか、
    やっぱりハッピーなのか。
    やっぱり否?

    答えは
    ドナーになれるかどうか…
    自分次第かも…。

    あ、そう。
    訂正シールが貼られた本って
    初めて観た!
    そんな急いで出さなくても
    いいのに…
    商売っ気をこんなミスから
    カンジちゃった…残念…

  • ちょっときっかけがあり読む事が出来て、
    良かった!!、けどな?
    読書家として軽めだからかなぁ(◎_◎;)

  • いろいろ言われてる超話題作
    今頃よんでみました

    所々で見る書評で期待せずよみましたが、面白かったです
    後半、変身?みたいな感じがしましたが
    出来過ぎてる流れでしたが、意外に良かった

    本の紙質が厚かった
    字が大きかった
    さっくり読むにはちょうどよいのかも

  • 前々から話題になっててやっと読めた。
    話の展開はまずまずスムーズで一気に読めた。
    主人公の心境の変化が分かりやすくかつ緻密に表現されていて面白かった。

  • ラストが感動しました。
    命の大切さや不思議さ
    重さや意味などしっかり考えさせられました。

    もう何度も読み返しています。

  • 齋藤智裕(俳優 水嶋ヒロ)の処女小説、第5回ポプラ社小説大賞受賞作品。自殺願望ありの主人公。命、というか、臓器というか、重い題材だけど、読み終えた後のスッキリ感は不思議。

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