- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591122693
作品紹介・あらすじ
間違いだらけのジュニアサッカー育成を変えたい!桐蔭学園の名監督が名選手になる秘訣を伝授。
感想・レビュー・書評
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・ジュニアの試合観戦は,子供の成長を見守る事をが大切
・トライすることにいみがあることを伝える
・日本語をしっかり話さない子供を甘やかさない.
・良い「準備」は,広い視野から生まれる
・蹴れば蹴る程上達する
・ドリブルは100%抜けるという意識で詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岡田監督との対談が良いです
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元Jリーガーのジュニア世代のサッカー指導に関する本
ベルマーレで天皇杯を取った(羨ましい…)経験もある元Jリーガーの山本さんの本。
ちなみに全く戦術本ではありません。
どちらかというと教育本。
かなり昔に有名サッカーブロガー「らいかーると」さんが褒めてた様な記憶がある。
基本的にジュニア(いわゆる小学生)の指導に関して、指導者や保護者の観点も含めて書いている。
岡田監督との対談でスタートするが、「蹴る」という事を徹底的に重視しているのは興味深い。
あと、ゴールデンエイジ(9-12歳)の指導は、とにかく見せる事だというのには納得。
こういった元Jリーガーがどんどん指導者になることができれば、日本サッカー全体の底上げになると思う。 -
ジュニア世代の育成を担当している山本さんの指導論。
巻頭の岡田さんとの対談で半分ぐらい使っているわけですが。
八人制にいつの間にかなっていたし、しっかりとした育成をすれば日本も強くなると思うんですがね。
まぁサッカー以外に誘惑が多いのがいけないんだとも思うんだが。 -
今までの指導者のやり方は大きく変える必要があると考えさせられる。「こうしなさい」「ああしなさい」という指導よりも、自分で考えさせ、自主性、主体性を育成する指導が求められていることがわかる。この考え方はサッカーだけでなく、どのスポーツでも同様で、スポーツ以外の成長にも繋がる。つまり育成とは、子供に対する教育であり、小さい頃から勝ち負けを指導するものではないのだろう。
岡田監督との対談から始まるこの本は2010年の南アW杯の話や中田英寿の話などがありとても興味深く読めた。また、その後の著者の指導の仕方も勉強になり、とても共感が持てた。岡田監督との対談だけでも目を通すことを勧める。