([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)

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著者 : 小川一水
  • ポプラ社 (2011年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122730

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([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 近未来2050年の赤道直下。リンガ島を舞台にしたお話。宇宙へと伸びるエレベーターが作られ、それによって様々な企業が集まり大発展を遂げているリンガ島。そこで暮らす様々な職業の女性たちの日々を描いている。
    近未来、でも人々はとても人間味溢れていて、すんなり今現代に当てはめる事ができ共感もできる。状況は変わり、こんな仕事が!というような未来的な仕事もありながらも、仕事に対する悩みなどは一緒で。それを元気に乗り越えていく女性たちに、とても好感が持てた。
    将来、宇宙エレベーター乗ってみたいな~。

  • ストーリー、キャラクターがしっかりしていて面白かった!この本がきっかけで宇宙好きになった。

  • すごくすごくすごく面白かった!

    山のてっぺんから宇宙をつなぐエレベーターがある、シンガポール沖の島・リンガ島で働く女性たちの話。舞台は2050年です。(前後の話もある)

    工業デザイナーから、芸術家から、船乗りから、保育士から、不動産屋から、客室乗務員から…とにかくたくさんの女性が出てきます。彼女たちは強くて、アイディアがあって、一生懸命。
    今の働く女性と同じで、それでいて少し進展してるんだなと思いました。
    残念なのは常に横に男性がいて、支えたり励まして、最後は恋愛になるところ。きっと作者は男女の友情を信じない人なんだなと思いました。

    そこ以外は本当に素晴らしかった!
    特に最初の工業デザイナーの歩(ススム)には、職業柄すごく共感したし、一番面白かった。
    島のこと、エレベーターのこと、宇宙のことを登場人物たちがいろんな角度から見て意見を言う。それぞれがすごくリアルで、しかも夢があるのです!2050年ってこうなのかなぁと思えました。

    本当に面白かった!
    他の作品も読みたい!

  • 働く女性SF
    地続きのSFって感じで、30年後、40年後にあり得るかもと思える。
    短編それぞれの主人公は頑固で意地っ張りなところもあるが、それも含めて可愛い。
    頑張らなきゃなぁと思う。

  • 舞台は2050年のシンガポール沖にあるリンガ島。近未来の宇宙産業で活躍する女性たちの短編。

    近い将来、こんなに宇宙産業が発達したら、すごいことなんだろうなーって思った。

    SF小説になるけれど、現実味あるストーリー。

  • 楽園の島、売ります。
    が好きだった。
    けっこうしっかりしたSF。そして恋愛。

  • ちょっと未来の女性のお仕事小説。
    宇宙エレベーターのある島が舞台となっている。

    仕事をするなかで、だれもが大なり小なり経験する「山」をどうこえるのか?
    宇宙時代かどうかは関係なく、がんばる女の子たちがいい。

  • 未来の話かはたまた別世界の話かわかりませんが大きな夢を持って実現に向けて努力を惜しまない人々の姿っていいですね。

  • さすが一水。ともいうべきか。
    SFをあまり読まない私でも、この宇宙エレベーターがある世界にどっぷり浸れた。

    宇宙産業の下で従事する女性の視点は、実は現代とさほど変わらない。
    ただ、ハイテクな環境の中で人間がどのように感じ、考え、行動するのか。
    近い将来が本を通じて身近に感じた。

  • 時は2050年、宇宙へと繋がる機動エレベータが設置された赤道直下の島リンガ。そこで働く女性たちの物語。
    最近少しだけSFへの興味が膨れまして、手に取った本です。しかし近未来が舞台のSFに属する物語ですが、技術革新よりも働くこと自体に焦点が当てられているため、現代と同じ感覚で読むことができます。と言うよりも技術が変われども仕事への取り組み方自体は変わらないものだなあと思ったり。宇宙服のデザイン、海上タクシーの乗り手、軌道エレベータの乗務員、保育士などなど、それぞれの仕事と時代設定の絡み方が巧いです。

  • 近未来の宇宙産業都市で「働く」女性たちの話。

  • 再読。軌道エレベータにより宇宙への扉が開いた時代を生きる女性たちを描いた短編集。
    「天冥の標」に通じる固有名詞を見つけてちょっとニヤリとする。

  • これも宣伝しておこう。
    素敵な女性たちがたくさん登場します。
    エロや萌えではないので悪しからず。

  •  2050年、宇宙直結のエレベーターのある赤道直下のリンガ島を舞台にそれぞれの仕事にひたむきに打ち込む女性たちを描いた連作短編集。

     ジャンルとしてはSFですが、SFが苦手な人にもとてもとっつきやすい内容の短編集であると思います。というのも、どの短編も技術の発展が進んだ未来ならではの話なのですが、アンドロイドとかクローンだとか、技術に焦点を当てた話ではなく、宇宙服のデザイン、宇宙エレベーターの添乗員、不動産的な仕事などあくまで技術の進んだ世界の中で、人が自分の信念に従い働く姿を描いているからです。

     読んでいて面白いのは、本当にこんな仕事をしている人がそう遠くない未来にはいるのではないか、と想像させてくれること。一足先に未来の世界の日常を覗かせてくれた一種のタイムマシンのような小説でもあったように思います。

     一番印象的だったのは第7話の『The Lifestyles Of Human-beings At Space 』

     人類が宇宙進出を果たしてから50年近くたったもののいまだ宇宙での生活はまだ遠い未来という印象があります。この短編でもその話が出ていて
    宇宙での生活の問題点を挙げつつ、それを乗り越えようとする人々の想いを感じることができ、未来への希望、夢を感じさせてくれる短編でした。

    『楽園の島売ります』も話としては非常にリアル。

     リンガは産業都市として発展したものの、そのほとんどが人工で作られた鋼鉄製の島なので、数少ない緑地に別荘を建てるのは一つのステータスとなっているのです。そこに目を付けた女性社長とそのパートナーの女性研究者が主人公なのですが、彼女たちの友情とともに、設定を見事に生かした未来のお仕事小説としてもよかったと思います。

  • 面白かった。保育日誌がお気に入り。

  • 宇宙に出られるエレベーターが実働できるようになった世界で、そのエレベーター周辺で働く女性たちにスポットライトを当てた短編集。

    アイディアはおもしろかったんだが、女の子のキャラクターが鼻につくかんじであまり感情移入できませんでした。残念。

  • 近未来、軌道エレベーターで宇宙に進出する時代。それぞれの仕事にがんばる7人の乙女たち。

    元気な女の子たち。爽やかに、仕事をがんばる、というのがいいです。
    近未来的な仕事内容と、いまの普通感覚との絶妙なマッチ。

  • The Lifestyles of Human-beings at Space
    楽園の島、売ります

  • 宇宙に超音速エレベーターで行くことができるようになった時代が舞台のSFお仕事小説短編集。
    SFとカテゴライズすれば敬遠してしまう人も多いと思いますが(自分もそうでした)、各章で登場する女性たちの仕事内容がどれも地に足がついたものなので全く違和感なく、むしろ現代が舞台の作品以上にすんなりと受け入れてしまう魅力的な作品です。
    雑誌の書評に惹かれてチャレンジして良かった。
    食わず嫌いは駄目ですね。

  • 色々な職業で活躍する乙女たちの物語
    西暦2050年には宇宙へのエレベーターを
    作ったらしい・・・その設定で織り成すお仕事
    物語が、なんかトレンディードラマ【古い】を
    見ているみたいで、SFとしてではなく乙女が
    お仕事で頑張る【事件も】物語です
    登場人物の微妙な重なり方も GOOD !

  • 2050年、赤道直下の宇宙産業都市のリンガを舞台にした女性の仕事を描く短編集。
    宇宙服のデザイン、水上タクシードライバー、不動産屋、保育士、軌道エレベーターの添乗員、芸術家、研究職、売り込みといった仕事の近未来像を描いた作品です。それぞれの姿がすごくリアルで、本当に2050年にはこんな感じになってるんではないだろうかと思ってしまいます。
    反面、他の作品でもよく言われてるように、人物が少し淡白な気がします。
    リアルSFとしてのアイディアとかもは面白いんだけど、キャラクターに感情移入できなかったのが少し残念でした。

  • 軌道エレベーターが建設され、企業城下町に覆われた島を舞台にした近未来SF。タイトルからわかる通り、「働く女性」がテーマなのが面白く、連作短編集のようになっているので読みやすい。
    宇宙服のデザイン、軌道エレベーターのキャビンアテンダントなどなど、未来の職業が面白い、それ以上に、それぞれ頑張る女性たちに非常に萌えてしまう1冊でした。

  • 働く女性の人生のひとコマ。科学技術、産業や時代背景も面白い。船の描写もリアルでよい。

  • おもろかった。働く女性のバイタリティ溢れるお話。軌道エレベータの麓の街で頑張っている女性達が主役。

    7編の短編が入ってるんだけど、リアルタイムに登場人物が絡んだり、時間を超えて絡んだりしているので、単純な短編集って感じじゃないかな。
    昔よくあった、深夜の連続短編ドラマ枠でドラマ化してもらいたいw<
    あ、でも軌道エレベーターとか出てくるからなかなか難しいかなぁ…。
    でも、単純にアニメだとイマイチっぽいしなぁ。
    ちなみに、軌道エレベーターが物語に絡む話は実は多くないw

  • 単行本として販売された際、すごく読みたいと思いながら、文庫になるのを待っててを出さなかった。ようやく文庫化されたので、楽しみにすこしずつ読もうと思って、結局ググっと読んでしまった。
    赤道下にリンガ島という舞台を設け、軌道エレベータを設置する。島は宇宙開発に関係する多国籍企業で埋め尽くされ、活況を見せる。その島で様々な仕事についた女性たちの、気持の良い生きっぷりをいかにも小川一水という一途さで書いた快作。
    SFというジャンルにふってみたが、SF的なのは軌道エレベータがある、というくらいなもので、実際は普通の小説に近い…様な気もするが、シチュエーションもそうか、SFでしか描き得ない様なものかもしれないなぁ。
    船乗りの話、保育士の話、不動産屋の話、が好きなのだが、いま本は娘が読んでいて詳細なタイトルが分からないw
    経済成長期の日本のような活気と、南国ならではの(そして小川一水ならではの)緩さが同居するこの島を舞台にすれば、いくらでも短編が生まれそうで、そしておそらく、それは皆気持ちのよい話なのだと確信できる。いつか、うっかり続編が書かれることを期待する。

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([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)の作品紹介

時は近未来2050年。赤道直下の宇宙産業都市リンガには、ひたむきに働く女の子たちがいた。宇宙服のデザインに挑む京野歩、月と地球を結ぶ軌道エレベーターに乗務する犬井麦穂…。窮地に立たされても夢とスキルとプライドで乗り切る彼女たちのお仕事オムニバスストーリー。

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