([さ]1-3)ネプチューンの迷宮 (ポプラ文庫 さ 1-3)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (751ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122754

作品紹介・あらすじ

クーデター勃発!直木賞作家による国際謀略小説の傑作! 赤道直下のポーレア共和国支配権をめぐって企てられた国際的陰謀。大統領派と反大統領派が激しく対立。その渦中に元海上保安庁特殊救難隊隊長の宇佐美が巻き込まれた。南国の小さな島を舞台に繰り広げられる謀略と陰謀の嵐!
「海外ミステリーや映画に造詣の深い佐々木譲の中期を代表する作品。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/11/9 Amazonより届く。
    2022/2/10〜2/19

    海上保安庁を死亡事故でやめた宇佐美は赤道直下のポーレア国に潜水調査の仕事で訪れる。身に覚えのない荷物があることに気づき、誰のものかを探すうちに、宇佐美をこの仕事に誘った赤嶺が射殺される。どうやら背後には大統領派と反大統領派の争いがあるらしい。犯人を探す宇佐美はこの騒動に巻き込まれるが、背後には日本が絡んでいるらしい・・・。
    1993年の作品らしく、バブルの名残のある内容。
    それにしても久しぶりに読んだ700ページ超の作品は長かった。

  • 小国などを舞台とした作品です。

  • 分厚い本だったけど、あっという間に読み終わった。ガツガツしていない国でも、争乱の標的になってしまう、そんな怖さがあるのだなーと感じた。警察長官の仕事に対する自負と姿勢が好きだった。

  • 今、まさに中東ではクーデターが起きてますが、この本は民衆のクーデターではなく、政治勢力が真っ二つに割れている国での話です。
    見た目は分厚いのですが、とても読みやすく、楽しめる本となっています。
    しかし、個人的には、ラストがちょっと物足りなくなってしまいました。
    上下巻になってでも、もうちょっと続きがあってほしかった点が残念でした。

  • 単行本で既読。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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