(P[ふ]2-3)船に乗れ! II (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 藤谷治
  • ポプラ社 (2011年3月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124000

(P[ふ]2-3)船に乗れ! II (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

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  • 第一巻の最高の終わり方、そしてこの第二巻の幸せな始まり方。
    その後の「どん底」・・・。
    自分の感情の奥深いところを揺さぶられて、しばらく立ち上がれませんでした(苦笑)

  • もう、なんか読んでて苦しい。

    きらきらしてた幸せの青春時代とその苦しさが描かれてる。
    学生時代の自分に重ねてしまう部分が多々あって、本当に読んでて辛い箇所がたくさんあった。
    外国での挫折とか、環境が変わって思い知らされる自分の愚かさとか…もう自分もこうだったーって気持ちになってヘコみます。

    音楽や青春時代を書いた小説としての面白さだけではなくて、金窪先生の哲学授業など、深く考えさせられる所の面白さもあって思い入れの深い1冊になる予感。
    なぜ人を殺してはいけないのか、についての授業のところがすごく好き。

  • 読んで良かった。
    はじめて「こころ」を読んだときと同じ読後感が、薄く漂った。
    ヒロインが気持ち悪い。狭量な主人公が語り部である所為かもしれないけど。

  • 1巻とは打って変わってきつい展開です。ドぎつい。恋の終わりとその後の自分の卑怯さを、大人になった自分が振り返って語るからなおのこと辛い。まだ渦中の当事者が語る方がましかも。こんなにしんどいのに、読むスピードは増すばかり。

  • 高校二年となりさらなる音楽漬けの日々の中、爽やかな青春ストーリーが綴られていくのかと思いきや、話は思いもよらなかった展開に・・・。
    後半は年甲斐もなく主人公サトルに完全に感情移入してしまい、本当に読むのが苦しかった・・・。
    さあ、いよいよ最終章。見届けよう。

  • 北島先生とともに臨んだホーム・コンサートを期に距離感を縮めた津島と南。
    高校二年生となりさらに音楽漬けの日々が続く。
    新入生たちのレベルの高さに焦燥感を覚えながら、それぞれが責任のある立場でオーケストラ発表会に向けての練習に取り組む。
    だが平穏な日々は長くは続かなかった――

  • 読み始めはもったいぶった書きぶりが鼻に着いたものの、慣れると作品世界にどっぷりつかって大満足だった前巻。
    今作は最初の音楽漬けの日々が面白かっただけに、後半が失速したかな。

    若いころを振り返って書いているという体裁なので、思わせぶりになるのもしょうがないけれど、ちょっとそれが甚だしくて、5分に1回はCMが入るテレビ番組のように煩わしい。
    「この後悲劇が!」とか「それはまだ序の口だった」とか、いらないよ。
    ヤングアダルト向けだからだとしても煽りすぎだし、読み方を誘導されているようでちょっと不快。

    金持ちで音楽の才能に恵まれた主人公が、三流の音楽高校で仲間と切磋琢磨しながら、音楽の才能を伸ばしていく(ほのかな恋愛あり)。
    そんな前巻からの今作は、序破急でいうところの破。

    学校の課題に学校祭にオーケストラ発表会にイベントでの生演奏というバイトに短期海外留学。
    演奏することと、楽器を奏でることの間にある大きな違い。
    演奏レベルが上がった時に思い知る絶望的なほどの無力感。

    その辺りの描写が本当に素晴らしいのね。

    それだからこそ、恋愛のゆくえのありきたり感。
    フラグが立ちすぎて、うんざりしながらイラッとしながら読んだ。

    この先主人公は音楽までをも手放すことになるのか。
    彼女が選択した人生はわかったけれど、その時の彼女の正直な気持ちは次巻で明かされるのか。
    音楽のシーンがすばらしいのだから、音楽は捨てないでほしいなあ。津島も南も。

    作品とは関係ないんだけど、主人公のいちばん心許せる友達ってのが伊藤慧っていうんだけど、どうしてもHey!Say!JUMPの伊野尾慧に変換されて脳内にぽこって出てきます。
    だってフルート王子こと伊藤慧は、線の細い評判の美少年なんですってよ。
    美少年かどうかは評価の別れるところでしょうが、線が細いは間違いないもんね。
    ああ、また薄汚れた読書をしてしまった…。

  • クラシックをベースとする物語の世界観はそのままに、ひとつ学年が上がって高校2年生になる主人公。
    オーケストラの苦悩であったりと淡い恋であったりと、ここまではいつもの流れであったが
    留学をきっかけに歯車が狂い出す。
    なんだか歯切れが悪いし、唐突過ぎる展開について行けなかったり、哲学のオンパレードにはかなり辟易。

    Ⅲへの布石なのかもと思って頑張って読みました。

  • ↓この小説に出てくるチェロのリアルガチな盗難事件
    http://bungei-pureful.jive-ltd.co.jp/tokusetu_funeninore.html

  • チェロに打ち込みながらも彼女が出来た
    しかし、突然にどうしようもなく彼女との別れがやってきた
    主人公が傷付いていく様が痛々しい

    音楽を突き詰めていくと否応もなく自分の限界に気付く。それは考えることを学問としている哲学に似ていると思った。青春には自分を客観的にみる余裕なんて無いものだ。

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(P[ふ]2-3)船に乗れ! II (ポプラ文庫ピュアフル)の作品紹介

北島先生とともに臨んだホーム・コンサートを期に、距離感を縮めた津島と南。高校二年生となり、さらに音楽漬けの日々が続く。新入生たちのレベルの高さに焦燥感を覚えながら、それぞれが責任のある立場でオーケストラ発表会に向けての練習に取り組む。だが、平穏な日々は長くは続かなかった-。青春の"きらめき"と"切なさ"を奏で、怒涛の展開に読み出したら止まらない青春ストーリー、衝撃の第二巻。

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