IQ探偵ムー 夢羽、マジシャンになる。〈下〉 (ポプラカラフル文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 96
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124130

作品紹介・あらすじ

瑠香の発案により、商店街のイベント『キラキラ祭り』の「マジックショー」に参加することになった元たち5人。
さっそく、夢羽の家に集まって出し物を相談。みんなそれぞれが練習を重ねて、緊張の当日を迎える。
同じ日、イベント会場で中学生トランプ事件も急展開。果たして、マジックショーと事件の結末は!? 
朝日小学生新聞で連載された大人気シリーズ最新作の〈下〉巻!

感想・レビュー・書評

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  • 上巻の続きだった。
    いじめていた中学生にも色々事情があり、人は一面だけで判断してはいけないと改めて感じた。
    また、自信は練習の多さと比例していることを学んだ。

  • 大木のダンシングステッキのタネをしりたいと思っています。(本当にタネは何だろうとすごく気になってます。)

  • マジック探偵団、名前がかわいい
    そして桐山がかっこいい

    あんまり謎要素がなかった
    田崎と中西のことが少しもやもやする…

  • “「わ——、小林く——ん!!」
    「きゃーきゃーきゃー!!」
    女子たちの黄色い歓声である。
    何事か?とふたりが振り向いて見たが、なんてことはない。タキシードを着こなした小林が、ただステージに登場しただけだった。
    なんだよ、なんだよ、あれは。
    ついさっきまで完璧無視だったのに!
    むーっとしている元だったが、ステージ上の小林はたしかにすごくかっこよくて、まるで本物のマジシャンのようだった。”

    小林くんは本当羨ましいなぁ。いい性格してるし。
    桐山亨がさらりとイケメン。

    “「中西とちゃんと話してみればいいのに」
    瑠香がぽつりと言った。
    みんなが黙っているので、
    「だ、だって、ちょっとした誤解かもしれないじゃない?そんなに仲良しだったんなら。話してみて、わかり合えることかもしれないし」
    と、付け加えた。
    「たしかにそうかもしれないけど、なかなかね。むずかしいもんだと思うよ。言いたいことがうまく言えない人もいるし」
    小林が言う。
    元も同感だった。昔、仲が良かった友達ならなおさらかもしれない。言いたいことはいっぱいあるだろうけど、それをうまく伝えられない。そうやってくうちに、どんどん時間ばかりが過ぎていって、ますます話づらくなっていく。
    そういうこともあるだろう。”

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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