(P[こ]3-3)一鬼夜行 鬼やらい<下> (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 小松エメル
  • ポプラ社 (2011年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124550

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(P[こ]3-3)一鬼夜行 鬼やらい<下> (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • 硯の精の話は、それだけでひとつの話としてもいいくらい。
    温かくて切なくて、ほろりとした。

    前作ではその他大勢だった付喪神たちが、ひとりひとり個性的に描かれていて親しみがわく。
    前差櫛姫と喜蔵のやりとりが面白くて読み返してしまった。

    最後、夕餉くらい一緒に食べて行けば良かったのに・・・と思ってしまうのは、人間的思考回路だろうか。
    多聞についても決着がついたようなついていないような・・・すっきりしない部分が残るが、続きに期待ということで。

  • 硯の精のくだりが秀逸!
    むしろ、そこだけで一つのお話になるほど…
    まさか、彼にここで泣かされるとは。

  • 下巻。喜蔵と深雪との兄妹の距離間が少し縮まったようで。切ない話が多めだった気がする。

  • 帯文(裏表紙):”文明開化の東京で、凸凹コンビが繰り広げる人情妖怪譚第二幕、完結編!”

    目次:6.墨色の足跡、7.仮の住処、8.無数の瞳が語るもの、9.帰路、10.春疾風、解説 三村美衣

  • キャラも増えてきて、面白くなってきました!

  • 面白い…なんだかんだと言いながらフルコンプした澪つくしシリーズ同様また追い続けてしまいそうな予感プンプン、だって料理より妖怪の方が私には性に合ってるものな。
    エメルさんの魅力の一番はやはり文章の上手さだろう、独特の会話の手法や文間にまるでト書きが入っているような臨場感は抜群のリーダビリティで一気に読ませる。
    そしてドタバタながらも悪ふざけせず正統派妖怪譚、お江戸人情噺を創り上げて行こうという真面目な姿勢はとても好感が持てる。
    ちょっぴり甘酸っぱいながらも人と人との心の時空を練り歩く物の怪たちの行列を暖かく見守ろうではないか

  • 謎の男・多聞に、硯の精たち付喪神が宿る古道具を売ってしまった喜蔵。多聞の正体は、体中にある目で他人を操ることができる妖怪・百目鬼だった。帰ってきた小春から硯の精の悲しくも数奇な過去を聞いた喜蔵は、己のふがいなさを痛感する。二人は付喪神たちを取り戻すべく、「もののけ道」を通って多聞の屋敷に乗り込むことに…。文明開花の東京で、凸凹コンビが繰り広げる人情妖怪譚第二幕、完結編。

  • 一鬼夜行から鬼やらい(下)まで。
    硯の精の話を夢中で読む。
    やっと妹と一緒に暮らせることに。
    喜藏が寂しいという感情をもてるようになる。

  • 2015.2.12

    硯の精 が主役だと思う。
    綾子さんと上手くいってほしい…

    多聞のアレはどこから始まっていたのかな…

    そして、またもや次回予告的な人物登場…

  • 下は一気に読めた。
    続くのかな?

  • 百目鬼、体中に目のある男の名が多聞。沢山見えて沢山聞こえるのかな? 硯の精は荻の屋に居るのが一番似合う気がする。

  • スピンオフで正体を知ってたあのお方がやっと登場(笑))
    なるほど、なるほど。
    硯の精の過去が切ないなぁ。
    喜蔵、少し変わってきたのかな。
    この先もすごく楽しみ。

  • うーん何とも言えず不思議な話。
    夢なのか現実なのか、白昼夢の様な。

    付喪神の硯、いいやつだなぁ。
    こんな素敵な妖怪になるのなら、私も物を捨てずに大切にするのに!!

  • この素敵な世界が好きすぎる
    微笑ましくてあったかい気持ち!(歌のシーンとか)

  • 二作目とあって一作目より上手くなっている気がします。
    物語も先が読めなくて気になり、一気に読んでしまいました。
    新しいキャラクターも生き生きと描かれており、さらに世界が広まっている気がします。
    最後小春が出て行ってしまったら寂しくなって、続きが読みたいと思いました♡

  • あー面白かった。少しずつ変わる喜蔵が続編も楽しみ。

  • 付喪神である硯(すずり)の過去の話がうるる~でした。荻のやに居る付喪神たちが全員可愛い。喜蔵の周りを賑やかにしてくれる友達や家族みたいで羨ましい。百目鬼・多聞もこれから少し厄介な友達感覚で登場してくれるといいな。だんだんと角が取れていく喜蔵は次にどんな変化がもたらされるのか期待してます。

  • 硯の精の過去の話からスタート。人に歴史あり、です。人じゃないけど。
    このラストと、本編ラストのつながりが、じんわりきます。

    喜蔵の偏屈さが、すこしずつすこしずつほぐれてゆく。
    ATフィールド全開だったけどね。すこしずつほぐれてきてます。
    喜蔵補完計画ってことで。

    トリックスター多聞の再登場はあるんでしょうか?
    喜蔵としては、宿敵とかじゃないけど、友人でもない。再登場しても、愉快犯なんでしょうけどね。

  • 喜蔵の不器用さ加減にヤキモキし、硯の精の過去に涙する。
    『売物ニ非ズ』いい言葉です。

  • 妖の想いも、人間の想いも、存在も、みんな不安定だけれど、ともに在ることの喜びと別れて離れる寂しさも知るものは弱くて、強い。小春が現れることで頑ななものがほんの少しずつ解れていくのはやっぱりいい。シリーズは始まったばかり、これから明らかにされていく過去や未来の話が楽しみ。

  • 硯の精が小道具屋に来るまでの話から始まる下巻。
    語られる話を聞くことで、私たちもおそらく喜蔵も、店にいる道具がぐっと近く感じるようになります。
    そしてほんの少しずつ、妖怪達と回りの人間に押されて前を向くようになる喜蔵がほほえましい。
    これでキャラクターが揃った感じがします、次の話も楽しみです。

  • 硯の付くも神さんの過去は涙必至。
    徐々にだけど、喜蔵さんも前向きになってきたかな??

  • 喜蔵不器用すぎる。
    不器用な癖に真っ直ぐで、捻くれてる癖に素直で。人間らしく、どこまでも人間臭く。
    妖怪が妖怪らしくそこにあるように、人間も人間らしくここにあって、交わっても混じらない。
    境を見極められないうちは人間でいられるのかなぁ

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