女王さまがおまちかね (ノベルズ・エクスプレス)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 203
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124673

感想・レビュー・書評

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  • 生徒に紹介しようと思って読んでみた。
    小学校高学年向けだが、中学生でも読めるだろう。
    親が忙しくて、時間を持て余し気味の今どきの子どもの雰囲気がよく分かる。
    また、物語を紡ぐことの大変さも異世界での様子を通して感じる事ができる。
    異世界好きの生徒に勧めたい。

  • 本好きにはたまらない物語でした。書きたいけど書けない苦しみとか向き不向きとか描かれているのも良かったな。

  • 本好きあるあるがいっぱい。
    子供向けの明るく楽しいお話なのに、物語を作る側の苦悩とかシビアさみたいなものが所々で垣間見えてひやっとさせられた。

  • 85点。菅野雪虫に外れなし。

  • テンポがよくって、なんだかお話が書きたくなるお話でした。

  • 楽しく読める。

  • 物語の続きを求め、作家を行方不明にする「女王様」と、その世界に入り込んだ三人の少年少女。登場人物の読書観、物語観が話の副流となっている。読書好きなら楽しめる物語だろう。脇を支える秀才、現が実に面白い。

  • ソニンより軽く読めて、イイ感じです。
    自分でも物語を書いてみたいって思ってる子にはぴったりかも。
    ただ、図書館関係者としては気になることもあるのですが…。

  • 『天上の巫女ソニン』の著者の新刊ということで読んだ。

    「子どもたちの読書感想文に取りあげられる本を紹介して」と姪に頼まれてソニンを紹介したのだが、この本はまさしく読書感想文に困っている子どもたちへのお助け本にもなっていた。活躍する子どもたちもちょうど6年生、こちらのほうがよかったかな。

  • 半田:中級~
    夏休み 読書感想文と格闘する時期が舞台となっている。6年生 苑田ゆいが主人公。ブックワードが登場する。

著者プロフィール

1969年、福島県南相馬市生まれ。2002年、「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年、「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題・加筆した『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。「天山の巫女ソニン」シリーズ以外の著書に、『チポロ』3部作(講談社)、『羽州ものがたり』(角川書店)、『女王さまがおまちかね』(ポプラ社)、『アトリと五人の王』(中央公論新社)、『星天の兄弟』(東京創元社)がある。ペンネームは、子どものころ好きだった、雪を呼ぶといわれる初冬に飛ぶ虫の名からつけた。


「2023年 『YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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