誰もが書かなかった日本の戦争

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著者 : 田原総一朗
  • ポプラ社 (2011年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591125182

誰もが書かなかった日本の戦争の感想・レビュー・書評

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  • どうして日本は、負けるとわかっている戦争に乗り出したのか? 1941年12月8日にアメリカの真珠湾を攻撃して太平洋戦争が始まった。 その間際の駆け引きを見ているとアメリカに翻弄され、アメリカの挑発に乗った感がある。 アメリカ側に全ての外交交渉の手の内を読まれており、開戦に踏み切れざる負えない状況に誘導されたと言う他ない。

  • やっぱりアメリカの正義はわが身かわいさのチキン理論。
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    P296
    「もし原子爆弾を投下せず、日本が本土決戦を行っていたら、これの100倍以上の死者が出たはずで、あなたも生きていなかったのではないでしょうか」byキッシンジャー
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    いやいや、本当に人道が大切なら、アメリカが本土まで攻めてこずに停戦すれば、そもそも決戦とかにならないし。

  • 近代史を静かに学ぶことができる良い本だと思います。

  • 日清日露の戦争に至る過程から終戦までの、その時々の情勢や考え方、要人の判断を分かりやすくまとめた本だと思います。主に子供を含む若い世代に理解してもらえるような内容になっていますが、大人にこそもう一度考えてもらいたい内容です。
    歴史の授業で習うことというのは本当に薄っぺらい。現代人なら「侵略戦争だ、軍国主義は悪いことだ」と簡単に片付けますが、実際にその当時の指導者や世界の事を知らずして歴史を学んだとは言えない。年表を追うだけではわからないことがたくさんあります。
    「歴史認識」なんて言葉で責められる場面を見聞きしますが、同じ組織の中でも様々な考え方、解釈、判断があり、複雑に絡み合い、何が善で何が悪かの判断も非常に難しい。
    とにかく、歴史に触れ、歴史に学ぶことが大事。この本はそのきっかけとして多くの人に読んでもらいたい本です。

  • 分かりやすい。メッセージ性もある。
    戦争については日本人が今一度学ぶ必要がある。
    戦争は誰もやりたくてやったわけではなかった。
    負けると分かりきっていた戦争をしてしまった
    その反省を活かすのはもう2度と戦争起こさないことだ。

  • 「戦争」それは一度、きちんと考えてみたい問題でした。なかなかこれは!と思うものがない中、目にしたのが本書です。著者である田原氏の原点と解釈。初めてその思いを知りました。

    日本の近代史に残る戦争を、順を追って、関連性を持って書いて下さっているため、家庭における歴史の副読本としてもよいと思います。

    折にふれ、読み返したいと思います。

  • 田原総一郎が、侵略戦争ではなかったとの見方なのは、朝生などの発言から見ると意外ではあった。
    それぞれのいきさつや裏事情などは、かなり真実味のある印象で、戦争体験世代の重要なまとめだったと思う、

  • こうして戦争が始まったという過程がよく分かった。

  • 日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦
    そして先の太平洋戦争について書かれた著書です。

    太平洋戦争について書かれた本はこれ以外にも読んできたので、その事実についてはわかっているつもりではいましたが、知らなかったこと(石原莞爾と東条英機の衝突など。。)が記されてあったり、当時の軍と政府、天皇の関係性を著者の視点から新ためて知ることができました。

    著者の田原総一郎はテレビではおなじみのジャーナリストで、少年期の自身も戦争体験者。ときどきその当時の状況についても語られている。

    なぜ必敗とわかりながら、国力の差が圧倒的な大国アメリカとの開戦に踏み切ってしまったのか?

    その疑問を何度も問いかけ、その答えを記していくというのが戦争体験者としての自分の使命だと語る。

    軍の暴走、国民の世論、インテリジェンス、情報力のなさ、外交の食い違いによる孤立、様々な要因が結びついて誰もが望まないあの悲劇が起きてしまった。
    あの戦争は侵略戦争ではなかった。著者はこの中でそのことを何度も強調している。

    行間というか、そこに書かれてはいないのだけどあの戦争は、日本という国がそのシステムや、国民性も含めて、たどるべきしてたどった運命のようなのかもしれないと言ってるようにも読めてしまった。

    非戦闘員を含む310万人がこの戦争で亡くなり、いまだに苦しんでいる人がいることを思うと、
    二度と起こしてはいけないし、そのためにはそのことを伝える著書を読んでおく必要があるのだと思い、戦争について書かれた本は今後も読んでいこうと思う。

  • 田原総一郎の本を初めて読みました。

    日本の近現代戦争史をどのように捉えて、解説するのかがとても興味深かったので、じっくりと読みました。

    きっちりした資料に基づき考えて書かれただけに、説得力はありました。

    もう二度と戦争を起こしてはいけませんね。日本は。

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