- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591125632
作品紹介・あらすじ
きのこからけむりがでています。もりのきのこからも、よくしっているシイタケやナメコからも。このけむり、いったいなんなのでしょう?さあ、きのこのふしぎをみてみましょう。
感想・レビュー・書評
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どんなきのこも傘の下からいっぱい胞子を出す。雨が好き。雨が降ると胞子をたくさん出す。胞子が出ている写真が美しい。菌糸は枯れ葉を食べ、枯れ木さえも食べて崩して無くしてしまう。森の掃除屋さん。きのこは大切だなあ。この本には出ていなかったが、胞子が雨の核にもなると何かの本で読んだよ。
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きのこが燃えてる…!?
いえいえ、煙のように見えるのは胞子です。いろんなきのこが胞子を出している写真。キノコの名前や大きさもわかりやすく、読み聞かせにも使えるようなわかりやすい文章です。
以前自分ちで、椎茸栽培セットを買って椎茸を育てたことがありますが、傘が開いた椎茸の下にきれいに模様ができていてびっくりしたことがあります。きのこすげー!(i44) -
大きい写真と少ないけれどわかりやすい文でおすすめ。
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きのこから"けむり"がでているって知っていますか?けむりの正体はなんと胞子。胞子とはいわば、きのこのたねのようなもの。雨の日にはきのこは元気いっぱいになってたくさん胞子をまきちらします。きれいなきのこの写真絵本できのこ博士になれるかも。(しぜん)
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いのちのきらめきが舞う
美しい。
森の中で密やかにきのこが胞子を飛ばす。その瞬間を捕らえた写真絵本である。
本文は簡素な説明で、漢字にはすべてにふりがなが振られており、子どもむけの絵本であるが、大人が見ても見応え十分。
巻末の解説はきのこに関する基礎知識をやさしい言葉でまとめてある。
きのこは菌類である。通常は菌糸という糸状の形態で成長し、胞子(植物でいえば種子にあたる物)を飛ばして増殖する。
きのこの傘は、子実体と呼ばれる、胞子を飛ばす装置にあたる。
長い時間を掛けた観察の賜物のような写真が満載である。
きのこは雨が好き。
シイの木に貼り付いたウロコタケが、雨の日、揚々と胞子を飛ばす。
木の割れ目に住みつき、晴れた日には縮こまっているのに、雨を得て大きく膨らみ、胞子を流し出すツノマタケ。
ツチグリは、いつもは丸まって栗のよう。雨に濡れると一転、皮が開く。発射準備OK。水滴が命中すると火山の噴火のように胞子を噴出させる。
この一瞬のため、著者はどれほどの時間を森で費やしたのか。気が遠くなりそうだ。
そのおかげで読者は、息を呑むほど美しい瞬間を目撃できる。
きのこの胞子は、新鮮なきのこであれば、お店で買ったものでも観察できるのだという。
知らなかった(@o@)。これはぜひ試してみよう~。-
nyancomaruさん
囚われてしまいそうな、妖しい魅力です。
その後、お店のきのこ・イヌの散歩で採集したきのこで試してみたのですが、表...nyancomaruさん
囚われてしまいそうな、妖しい魅力です。
その後、お店のきのこ・イヌの散歩で採集したきのこで試してみたのですが、表紙の写真のようには見えませんでした(^^;)。
やっぱりこの写真はすごい!と思いつつ、ちょっぴり悔しい(^^;)。2012/11/21 -
「ちょっぴり悔しい(^^;)。 」
チャレンジャーですねぇ~(あんな風に撮る場合、シャッター速度は、どれくらいなんでしょうね?)「ちょっぴり悔しい(^^;)。 」
チャレンジャーですねぇ~(あんな風に撮る場合、シャッター速度は、どれくらいなんでしょうね?)2013/01/05 -
nyancomaruさん
> シャッタースピード
図書館本だったので今は手元にないのですが、あまり詳しくは書いていなかったような・・・?
...nyancomaruさん
> シャッタースピード
図書館本だったので今は手元にないのですが、あまり詳しくは書いていなかったような・・・?
胞子の流れを見せるためにはある程度長くして撮っているのでしょうかねぇ・・・?2013/01/05
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きのこの胞子が飛んでいる写真がたくさん。
しいたけでも胞子を飛ばすなんて。
考えれば当たり前だけれど驚き。
しかも、お店で売っているしいたけでも、室内を暗くして、くしに刺してライトを当てれば飛んでいる胞子が見れるとか…。
きのこは本体のように見えて、実は菌糸をばらまくための道具だとか。
知っていたけど。
一晩で胞子が飛んでいって、笠がなくなってしまうヒトヨタケが名前的に好き。あと、黄色くて細長いツノマタタケ、見たことあるわ…。
あれに生えていたのはこれだ…。
いろいろ勉強になる本でした。 -
「きのこからけむりがでています。もりのきのこからも、よくしっているシイタケやナメコからも。このけむり、いったいなんなのでしょう?さあ、きのこのふしぎをみてみましょう。」(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000 の本での紹介より抜粋)
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「けむりが出ているきのこ」という子ども目線の書き出しから、どんどん不思議な世界に入り込んでいく。
この美しさを生で味わってみたい。思わず早朝や雨の森に行きたくなる素敵な写真絵本! -
「きのこのやつかりる〜!」と、何度も何度も借りて読んでいる!