- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126103
感想・レビュー・書評
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福沢諭吉の人生を漫画として分かりやすく表した本。
武士の時代にも関わらず、勉強に精を出し、外国で学び知見を広げその経験を自分だけのものとせず、他者に伝える人柄は本当に尊敬する。
それだけでなく、権力や身分に屈せず、自由に表現できる場を作ったり、女性の地位向上をこの時代から訴えていたところを読むと日本や国民の将来を思いやっていたのだなと感心した。
一万円札にのる理由が理解できた。
彼の著書である「学問のすすめ」「福翁自伝」も是非読ませていただきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教養は必要。そして、そこには大きな志が宿る。
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「「日本の新しい時代は、人びとの教育から」と考え、福沢諭吉は、人はだれもが平等であり自由に意見が話せる国になるための近代教育の基礎をつくっていきました。」
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イギリスで議会を見学し、さっきまで対立して議論していた議員が、議会が終われば仲良く言葉を交わす姿に衝撃を受けた福沢諭吉。
それから何年経ったでしょう。
いまだに日本人は、議論上の対立をそのまま人間関係の対立にしてしまいます。
その対立に引きずられて、本質を見失うことも数多い。
その点日本はいまだに維新前なのかもしれませんね。 -
読み終わった
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・日本が開国するかどうかとか激動の時代を生きてたんだなと。
・近くで砲撃?が行われているのに、私塾で講義に集中していたというのはすごいと思った