([ゆ]2-1)炎の画策 上野正彦原案・監修 監察医シリー (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591126264

作品紹介・あらすじ

刑事と監察医の熱き友情、麗しき成長。
法医学の権威にしか紐解けなかった完全犯罪。
人間の業をあぶり出す法医学ミステリー感動作!

東京・世田谷の閑静な住宅街の一角で、火災が発生した。
焼死体で発見されたのは、話題の青年実業家。
現場捜査の結果、事件ではなく事故とされるが……
刑事・上杉謙太郎は、監察医とタッグを組んで執念の捜査を始める。
容疑者として浮上したのは、被害者の義姉!
華麗な一族に嫁いだ彼女の知られざる過去が明らかに―。

驚愕のラストに号泣必至の監察医シリーズ第一弾!

感想・レビュー・書評

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  • 法医学者上野正彦の本は
    昔読みあさった時期がある。
    法医学は臨床の世界と異りほとんどの人が
    覗くことが出来ない未知の世界なので
    どの本も本当に面白かった。

    これは上野正彦監修法医学シリーズ第1弾!
    法医学部分はちょこっとだけで
    後は法医学の医師の成長や
    刑事との絡み、若い刑事の成長など盛りだくさん。
    出てくる「山頭先生=上野先生」という図式なんだろう。
    山頭先生は冷静で素晴らしくて
    法医学の権威として描かれている。
    上野先生も勿論素晴らしい功績のある先生だが
    自分をここまで持ち上げている話を
    監修するのって・・・照れる?

  • この元監察医の上野先生はワイドショーなんかでよく電話でコメントしたりしているので知っていた。さすがプロの監察医が関わっているだけあって解剖やその所見はリアリティがある。ただ、監察医の如月先生が頼りないのと、事件の解決の方法、伏線の張り方に物足りなさを感じた。
    死因について、いくら死体を焼いてもどのように殺されたのか死体は訴えている、ということだ。
    監察医シリーズとはいうものの検死官スカーペッタのように検死、解剖が前面に出ていないため監察医の働きに期待するとがっかりする。

  • 上野さんが監修しているだけあって、司法解剖のくだりは凄く丁寧に書かれていたなあと。

  • ノンフィクション風、監察医ミステリーといった感じの作品。あの上野正彦が原案・監修ということで、法医学的な裏付けは間違いないのだが、今ひとつキレが無いストーリーだった。シリーズは第3作まで出ているようだが。

  • 若い女監察医が主人公かと思ったら違った。
    上杉刑事が説教くさい。

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