([ゆ]2-1)炎の画策 上野正彦原案・監修 監察医シリー (ポプラ文庫)
- ポプラ社 (2011年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126264
作品紹介・あらすじ
刑事と監察医の熱き友情、麗しき成長。
法医学の権威にしか紐解けなかった完全犯罪。
人間の業をあぶり出す法医学ミステリー感動作!
東京・世田谷の閑静な住宅街の一角で、火災が発生した。
焼死体で発見されたのは、話題の青年実業家。
現場捜査の結果、事件ではなく事故とされるが……
刑事・上杉謙太郎は、監察医とタッグを組んで執念の捜査を始める。
容疑者として浮上したのは、被害者の義姉!
華麗な一族に嫁いだ彼女の知られざる過去が明らかに―。
驚愕のラストに号泣必至の監察医シリーズ第一弾!
感想・レビュー・書評
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法医学者上野正彦の本は
昔読みあさった時期がある。
法医学は臨床の世界と異りほとんどの人が
覗くことが出来ない未知の世界なので
どの本も本当に面白かった。
これは上野正彦監修法医学シリーズ第1弾!
法医学部分はちょこっとだけで
後は法医学の医師の成長や
刑事との絡み、若い刑事の成長など盛りだくさん。
出てくる「山頭先生=上野先生」という図式なんだろう。
山頭先生は冷静で素晴らしくて
法医学の権威として描かれている。
上野先生も勿論素晴らしい功績のある先生だが
自分をここまで持ち上げている話を
監修するのって・・・照れる?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上野さんが監修しているだけあって、司法解剖のくだりは凄く丁寧に書かれていたなあと。
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ノンフィクション風、監察医ミステリーといった感じの作品。あの上野正彦が原案・監修ということで、法医学的な裏付けは間違いないのだが、今ひとつキレが無いストーリーだった。シリーズは第3作まで出ているようだが。