花咲小路四丁目の聖人

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 143
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591126585

感想・レビュー・書評

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  • 花咲小路シリーズ第一弾。
    花咲小路商店街に住む矢車亜弥の父親は有名な英国紳士・聖人。彼は元・大泥棒で美術関係の盗みを働き、悪いヤツから元の持ち主に返すという世界的にも有名ないわゆる義賊であった。
    商店街でおこる様々な事件をこの親子が中心に解決していく。
    ほのぼのしてあったかいお話。

  • 楽しく読みました。次作も楽しみ。

  • 気持ちよく読めまいた。

    余裕のあるおじさんになりたい。

  • 続編の花咲小路一丁目の刑事を先に読んでしまいました。
    ちょっと戻るような形にはなってしまいましたが、とてもおもしろい本です。最後はすっきりと明るい気持ちで読める本です。

  • こちらが最初だったときがついて、一丁目の刑事のあとに読みました。そうだったのかぁと気づくことがあちこちにちりばめられていて、最初に読んでおけば良かったぁと思いました。でもそれもそれで楽しめました。
    東京バンドワゴンシリーズばかり気になっていて、このシリーズを全く知りませんでした。バンドワゴン同様、謎解きあり、人情ありで楽しかったです。うまく行かないことや悪人が出てこないので気分よく読めます。

  • 設定が好みでした……
    途中チラリと明かされた、父と母の大恋愛話(?)や完全にセイさん主人公のお話が読みたいです…(笑)

  • 図書館の貸出状況で読む順番がバラバラになったけど、花咲小路シリーズ二丁目、三丁目、四丁目と読んだ。でた順じゃないけど、この順番で読んで良かった気がする。

  • 花咲小路商店街で隠居しているダンディなご隠居の正体は、その昔イギリスを騒がせた世紀の大泥棒だった。ご隠居はその手腕を活かして、商店街の事件を解決していく…。『asta*』連載を単行本化。

    ここまで壮大な物語だと,余計に気持ちよく読める。

  • 花咲小路四丁目に住む日本大好きな英国紳士・聖人さん、実は泥棒紳士セイントだった!Σ( ̄□ ̄;)飄々としているのに商店街の危機を救う手腕はさすが元世紀の大泥棒o(^o^)oヤキモキしているのは彼の娘・亜弥さんと読んでいる私だけなのか?(^^;)上手くいきすぎな感じもするけれど、それは聖人さんだからということで(^^)v膨大な組織みたいだし(゜゜;)

  • “ダンディなご隠居が、手腕を活かして商店街の事件を解決。”なんて書いてあるから、日常の謎系ミステリだろうと思って読んだらビックリ。

    どうやってまとめるのかと思ったら、こんな大仕掛けが用意されていたとは…。奇想天外さが小路さんらしくて好き。

    (似)
    『怪盗ピエロ』はやみねかおる

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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