花言葉をさがして The language of flow

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制作 : Vanessa Diffenbaugh  金原 瑞人  西田 佳子 
  • ポプラ社 (2011年12月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591127001

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花言葉をさがして The language of flowの感想・レビュー・書評

  • 読み終えたときのこの満たされた
    包まれた感情は、なんだろう。
    よんだら、わかる
    まさにそう。
    女性の母性とは本当に深い

    花言葉を今まで意識したことなんて
    なかったけど、花を見る心が変わった

    花って素敵

    そして花を愛する祖母、母親を思い出した

    多くの女性に、はやくこの本に出会ってほしい

  • 一言では語れません。この本の良さは実際に読んでみないとわからないと思います。

  • 両親を知らず施設で育ったヴィクトリアは、幼いころから里親の家を転々として育った。施設を出て独立する年齢になったヴィクトリアは、住むところも無くホームレスを決める。10歳のころ、唯一正式な親子になりたいと望んだ里親のエリザベスに教えてもらった花言葉と花束を作るセンスを売り込み、花屋に雇われるようになる。そして、花市場でグラントと出会う。

    親の愛を知らずに育ったヴィクトリアの不器用な愛。ヴィクトリアの現在と過去を交互に描き、グラントとヴィクトリアの関係が徐々にわかっていく。そして、ヴィクトリアがどれだけ家庭の愛情を渇望していたかがわかる。

    最後は未来へ向かう暖かな愛が感じられる。

  • 原題は『The Language of Flowers』。Vanessa Diffenbaughによる2011年発表作品。

  • 愛を受け入れず過去の罪を心に隠しながら生きるヴィクトリア
    18歳でホームレスになってから自分の才能を生かしてとんとん拍子に
    幸せに…と思ったらサッとその幸せを払いのけてしまう
    最後には「幸せになること」に戸惑いながらも一歩踏み出す

    妊娠~出産~子育て放棄のあたりはリアリティに溢れている
    自分のときのことを思い出した

    周囲の人にとても恵まれていて少しおとぎ話みたいでもある

  • タイトルに惹かれて。翻訳が金原瑞人さんというのも決め手だけど。ひとつの花にもたくさんの花言葉があって、時にはそれは良い意味と悪い意味相反する二つの意味を持つこともある。可愛らしいお話かと思いきやそうでもなかった…。映画化するようなので楽しみ。スクリーンいっぱいに綺麗な花が写るのは凄い光景だろうなぁ。2012/665

  • 誰かを信じることが、生きていく力を与える。

  • 愛を知らない主人公の心境の変化を花言葉を通じて描いている。感情に左右され自暴自棄になったり、衝動的な行動に出てしまうのが自分とダブり胸が痛い。

  • 花と愛の物語。
    花にかぎらずものには、すべてメッセージがあるはず。
    そしてそれらは、なにかとなにかをつなげる愛の源になってくれるはず。
    そう思えた物語でした。

  • The language of flowers
    by Vanessa Diffenbaugh
    CAMELLIA NETWORK
    https://camellianetwork.org/

    カメリアはツバキ 「わたしの運命はあなたの手の中に」

    舞台は原題のサンフランシスコ、主人公はヴィクトリアという孤児の少女。ヴィクトリアは生まれてすぐに親に捨てられ、施設で育てられる。一時的に里親に引き取られることがあってもすぐに送り返され、愛されることも愛することも知らずに、自分自身を愛することさえできない子ども。
    そのヴィクトリアが9歳のときに引き取られた先がブドウ園を経営するエリザベス。
    エリザベス自身も家族の関係で傷ついた女性で、愛すること、家族をつくることができない。そのため、里親になれる機会を逸し、再生されつつあるヴィクトリアをもう一度突き放し、傷つける。
    ただ、エリザベスと過ごした時間の中で、ヴィクトリアは花、花言葉を学ぶ。それが後に彼女の生活を助けることになる。

    グラント
    キャサリン
    ヘイゼル(ハシバミ) 和解

    メレディス

    レナータ
    ナタリア
    マザー・ルビー

    マーリーナ

    「苔は母性の象徴とされる。なぜなら、冬、厳しい逆境に苦しんでいるときも、夏、友達が離れていってしまったときも、苔は、母親のような愛情で、わたしたちの心を温めてくれるからだ。」アンリエッタ・デュモン『花の贈り物』

    幼いころに愛情を受けないで育つと、こうも自分を愛せず、人との関係も作れないものなのか。
    自分が愛することにも、愛されることにも自身がなく、いや愛することを怖がってる。それは求めても与えられなかった経験が彼女をそのようにさせるのだろうと思うけれど、読んでいてあまりにも辛すぎる。
    しかし、不器用ながらも彼女は彼女のペースで、徐々に再生していく。
    傷だらけになりながら。

    花言葉は素敵なモチーフだけど、ヴィクトリアの感情の激しさの方に気がいってしまい、どうにも苦しかった。苦しみながらも再生される最後だったので救いはあったのだけれども。

  • ヴァネッサは生まれてすぐに母親に捨てられたため、幼少期を何人もの里親の元を転々として過ごしてきた。そのせいか、乱暴で怒りっぽく人間嫌いで誰にも心を開かずにいたのだが、里親のエリザベスと彼女が教えてくれた「花言葉」だけは心の支えとして息づいていた。養護施設を卒業し、行くあてのないヴァネッサだったが「花のことなら何かできるかも」と直感し、花屋ブルームで働き始める。そして自分は深く傷つきながらも、花を通じて人々を幸せに導いていくのだった。暗い過去を背負うがゆえに愛することをためらうヴァネッサ。人を愛することの難しさ、そして赦すことの大切さを教えてくれる感動作です。

  • 途中結構不愉快なんですが、先に読ませる力があります。

  •  生まれてすぐ母親に捨てられたヴィクトリア・ジョーンズは、どの里親ともなじめず、トラブルを繰り返してばかりの少女。そんなヴィクトリアが9歳のとき、出会ったエリザベスは、彼女がこれまで出会った誰ともちがう接し方で、ヴィクトリアを戸惑わせる。エリザベスが教えてくれたのはぶどうの育て方と、花々がたった一つ持つという「花言葉」。手さぐり状態で、時にぶつかり合いながら、2人の距離は次第に近づいていくのだが…。
     少女から、大人へと…傷つけ、傷つきながらも愛を求めていくヴィクトリアの物語

     主人公のヴィクトリアは、里親を転々としながら、まるで手負いの動物のように他人に牙をむく女の子。そんな彼女を独身のエリザベスは里子として、育てようとしますが、人を信じることができないヴィクトリアは、彼女を怒らせるようなことばかりしてしまいます。
     傷つくくらいなら、嫌われた方がまし。そんなヴィクトリアの思いはわかるような気がします。しかし、エリザベスは何があっても彼女を愛すると宣言するのです。
     とある理由で、エリザベスのもとを離れるヴィクトリアですが、無口で誤解されやすい彼女をいつも支え、救ってくれたのはエリザベスの教えてくれた「花言葉」なのでした。

  • 偶然手に取ったにしては、私好みの要素がそろった!!花好きな方には、おすすめです。

  • 孤児でグループホームを転々としてきたヴィクトリアは
    希望の光を見つけては尻込みし、疑ってしまう。トントン拍子でなにもかも進む訳も無く、言動にハラハラさせられる。

    物語に出てきたものも含めた花言葉辞典が巻末に載っていたのもよかったし、誰かにこの本と一緒に花をあげてみたいと思った。

  • 花と花言葉好きにはたまらない一冊。主人公の言動も共感できるし、希望のある終わり方で幸せな気持ちになれる。適度に読みごたえもある。ただ、人に「これおすすめ!」と勧めるのは気恥ずかしいかも(笑) 映画化が楽しみです。

  • 立ち読み:2012/11/18

    いいな、と思う装丁は、鈴木成一デザイン室であることが多い。

  • 重いテーマだけど、救いの物語でもある。
    花がたくさん出てくるので、映像化されたらきれいだと思う。

  • 孤児の少女の再生物語。花言葉で人を救う、という設定が面白く、読み応えがあった。素直で優しいお話だと思う。

  • ストーリー自体はあまりひねりはありませんが、花言葉で感情を表現するなんて素敵ですね。
    ヴィクトリアがエリザベスに贈った花束の花言葉が小説の中では記載されておらず、読者に巻末の辞典で意味を調べてもらうという演出(?)も心憎いです。
    個人的には、エリザベスとの再会の場面をもっと掘り下げてほしかったなあと思います。

  • ヴィクトリア・ジョーンズは火事の夢ばかり見る。夢の中ではいつも10歳の少女のままだ。生まれてすぐに母親に捨てられたヴィクトリアは無愛想で怒りっぽく、何人もの里親のもとを転々としてきた。心を閉ざした彼女が唯一信じたのは、9歳の時の里親エリザベスが教えてくれた「花言葉」。18歳の誕生日の朝、養護施設を卒業したもののお金も仕事もないヴィクトリアは、公園の茂みで眠るしかない。そんなある日、街の小さな花屋『ブルーム』を見つけて「花のことなら何かできるかもしれない」と直感し、ブーケを作って自分を売り込み、店で働き始める。お客が何を求めているかを察し、美しい花束を作って人々をしあわせにしてゆくヴィクトリア。その腕はたちまち評判になり、希望に満ちた生活を手にするかに思えたのだが…(「BOOK」データベースより)

    グループホームと里親の元を転々とし、愛を知らずに生きてきたヴィクトリア。
    彼女が18歳になり、独り立ちした時から始まった、愛と許しの物語。
    言葉を持たぬ草花も、雄弁に感情や物事を伝えるのだということを教えてくれる一冊です。
    グラントとヘイゼルと共におずおずと始めた暮らしも、いつかしっかりと美しい花を咲かせることになるでしょう。
    温かな未来を予感させるラストも素敵でした。
    巻末の「ヴィクトリアの花言葉事典」も圧巻。
    物語を読み進めるために必ず必要になるのですが、ヴィクトリアとグラントのやり取りが思い起こされて、思わずふふふと微笑んでしまいました。
    これがデビュー作とは驚きです。
    次の作品にも期待できますね。

  • 装丁借り。ああ、なんか、丁寧な構成の、いい本だったなあ。1章最後でグラントと出会い、何かしらの秘密がある、とわかるところまでが長かったけれど、そこからはその秘密が気になって一気に読みました。慣れてくると文章表現もすてきだな、と思えました。最後、なぜヴィクトリアが急にやり直そうと思ったのかが唐突にも思えましたが、もしかするとそれまでの出来事の積み重ねで、氷が解けるようにゆっくりゆっくり変わっていった結果なのかもしれないですね。

  • 花言葉を通じて心を通わせていくラブストーリーという側面もありながら
    肉親に愛されない子供たちの再生、人を許すこととは?と考えさせられる。
    ヴィクトリアの日々をはらはらしながら見守って一息に読んでしまった後、
    世界中のこのような境遇の子供たちに思いをはせる、考えさせられる物語。
    色彩も鮮やかで食べ物も美味しそう、そしてちょっとした登場人物たちも味があって読書の時間を存分に楽しめる。

  • 花言葉を交えながら、傷ついた心を再生する。続編を読みたい

  • 花ことばに夢中になって、そうっと好きな人に渡す花束に入れておく。なんて乙女なことをしていた頃を思いだしてしまう。でも、それが届かなくて届かなかったことも忘れてしまったことを思い出させられてしまう。決して甘くない物語。
    でも2012年の1冊目としてはなかなかのチョイスだったのじゃないかと。

    私の一番好きな花は出てこなかったなぁ…なんて思っていたら巻末にサプライズつき。お楽しみ。きっとまた読み返す本になると思う。

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花言葉をさがして The language of flowの作品紹介

ヴィクトリア・ジョーンズは火事の夢ばかり見る。夢の中ではいつも10歳の少女のままだ。生まれてすぐに母親に捨てられたヴィクトリアは無愛想で怒りっぽく、何人もの里親のもとを転々としてきた。心を閉ざした彼女が唯一信じたのは、9歳の時の里親エリザベスが教えてくれた「花言葉」。18歳の誕生日の朝、養護施設を卒業したもののお金も仕事もないヴィクトリアは、公園の茂みで眠るしかない。そんなある日、街の小さな花屋『ブルーム』を見つけて「花のことなら何かできるかもしれない」と直感し、ブーケを作って自分を売り込み、店で働き始める。お客が何を求めているかを察し、美しい花束を作って人々をしあわせにしてゆくヴィクトリア。その腕はたちまち評判になり、希望に満ちた生活を手にするかに思えたのだが…。傷ついた記憶と葛藤しながら愛を求めて生きる人間たちを描いたこの物語は、世界が注目する新人作家の驚くべきデビュー作である。

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