([く]2-1)これが乙子の生きる道 (ポプラ文庫)

  • 38人登録
  • 2.89評価
    • (0)
    • (4)
    • (9)
    • (4)
    • (1)
  • 7レビュー
著者 : 栗原美和子
  • ポプラ社 (2012年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591127520

([く]2-1)これが乙子の生きる道 (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 出版社で働くアラサー女子を描いたお仕事小説。

  • 「ひとりの人間にとことん向き合うことがでけへん。それはどういうことか分かるか?ひとりの人間からも、誰からも、とことん見つめてもらえへん、ってことや」
    「俺と一緒に暮らしたら変わるかもしれん、そう思うてたんやけどな。俺の思いあがりやったわ。お前には無理やった。他人と暮らすことはでけへん女や。よう分かった」

    p261

  •  バリバリのお仕事小説を期待して読んだけれど、結構恋愛小説的要素も多かった〜。主人公が目指している雑誌と、主人公があまり合っていないように感じられたので「そこまでその雑誌にこだわるかな〜?」と思っていました。

  • 女性が主人公の、仕事や恋、人間そのものに対する向き合い方が綴られた小説。

    それでありながら、男である自分の人生を振り返ったり、今後のことを考えたり出来た。

    どう人と接したらいいのか。
    自分は何をやっていきたいのか。

    "こだわり"なんて何もない人生だけれども、ちょっとずつでもこの乙子やゴンのように自分が歩む道を見つけられたらと思う。

  • 「働きマン」的なものを感じる。
    キャリアの女性の仕事とその他愉快な仲間の話。

    主人公:乙子、の名前の発音がなかなかうまく出来なくて最初苦しむ。
    主人公の設定がすんなり入る文章と、テンポのよいストーリー展開で読みやすい。

    なかなかきっぱりさっぱりしてていいんでないでしょうか。
    ちなみに作者は「人にやさしく」の脚本家らしい。

  • タイトルのセンスに引かれて手に取ってみた一冊。30代のキャリアウーマンが主人公のストーリーなんだけど、いわゆる「お仕事系」ではなく、彼女と一人の男をめぐっての人生物語みたいになっている。

    正直言って、途中で読むのがけっこう辛くなった。

    彼女の仕事に対する野心的で情熱的な姿勢は素直に尊敬できると思ったし、同じところ目指している後輩にあからさまに嫉妬するところは、現代の30代の女性像というのをうまく描写している(だろう)と思った。彼女が勤める雑誌編集部の上司(編集長)も、今まで僕が読んできたお仕事系小説に登場するような"クソ上司"ではまったくなくて、自分の仕事にプライドを持っていて、部下のこともちゃんと思っているという人だ。職場でのストーリーがメインで進んでいったなら、もうちょっと気持ちよく読み終えられたのかなと思う。

    でも、この物語のメインはそこではなくて、仕事を通じて彼女が知り合った男との複雑な恋愛慕情なんである。で、これがまたけっこう「居心地が悪い」。一時期、30代中盤以降で結婚していない女性を「負け組」などと称するふざけた風潮があったけど、この主人公はそれが自意識として如実ににじみ出ている感じがして、読んでて気分が悪いというか、モヤモヤするというか、ムカツクというか、そんな感じがした。

    エンディングはどうにか「よかったよかった、うんうん」という方向にもっていきたがっているようだけど、あれで「丸く収まった」と感じる人もいるのだろうけど、僕は全然ダメだった。著者が考える「強く生きる女性」はああいう人なのかもしれないが、僕の主観とはまるで違った。

    まぁそれは人それぞれ価値観も違うし考えも違うし、ということなんだろうな。

  • お仕事コメディ。さくさく読めます。出版社ってやっぱ憧れるなー。

全7件中 1 - 7件を表示

([く]2-1)これが乙子の生きる道 (ポプラ文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

([く]2-1)これが乙子の生きる道 (ポプラ文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

([く]2-1)これが乙子の生きる道 (ポプラ文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

([く]2-1)これが乙子の生きる道 (ポプラ文庫)はこんな本です

ツイートする