- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591128879
感想・レビュー・書評
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前作での奇跡が新たな奇跡となって受け継がれて行く
心温まるお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後にうるっときた。
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初めて引用をひかせて頂いたくらいグッときた本。深いけど、わかりやすいお話。
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これもすごく良かったです。杉本さんの生い立ちは、ぼく地球みたいで、なんとも胸がつまりました。でも、きっとそのままの風早が、杉本さんたちをまた迎えてくれるはず。十七年後は、うーん、ドラゴンはとってつけたような気がしました。やりすぎ?のような。もっとふんわりしたもののけだけの方が、風早らしい気がして。でも、良かったです。また、何度も、読みそうな気がします。
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素敵なんだけど、すごく面白いんだけど…。
あまりに純粋すぎて、読むのが少し辛かったです。
「そんなにうまく事が運ぶもものかしら」とつい意地悪なことを考えてしまいました。
少し疲れてるのかも。
人は自分に余裕がないときは人に優しくできないですから。
自信がついて、心がエネルギー満タンになった頃に、また読みたいと思います。 -
人間が大好きで、再び山から降りてきたやまんばの娘・由布が、ちょっと訳ありな風早の街の住人たちとの切なくも心温まる日々を綴った三通の手紙。その十七年後、とある事情から冬休みをこの街で過ごすことになった少年・景が出会う。幻想のような不思議の数々…。風早の古い洋館「海馬亭」を舞台に、過去と現在ふたつの物語が優しく響き合い、美しい奇跡の扉が開く―。著者の初期傑作が長い時を経て、ここに完結(「BOOK」データベースより)
由布から姉に宛てての手紙形式は変わらず、「夜のアコーディオン」も「柳骨董店」も「ばらいろ怪談」も素敵なお話でした。
村山さんの他の作品にも登場する<不可思議やさん〉が出演する、「柳骨董店」がお気に入り。
ただ前巻から引き続いた「眠れる街のオルゴール」はやや凡庸な終わり方だったかなぁ。
前巻で語られた前半のお話がすごーくよかっただけに、期待が高まりすぎたのかも。 -
「カフェかもめ亭」に続いての購入。表紙の優しい画にあった可愛らしい話で、子供に読んでほしいと思った。