([た]6-1)青い約束 (ポプラ文庫 た 6-1)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130414

感想・レビュー・書評

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  •  あの事件と思わせぶりに出てくるので、嫌な予感はしていたがやはりだった。暴行事件ののち自殺する少女の話ってほんとに嫌だ。後味が悪い。自殺するしかないって言われているみたい。そしてたいてい男の人がこのパターンの話を書く。

  • 本屋で新刊でもないのに結構目立つ売り方をされている。2012年に文庫化され今年、本屋の地道な営業展開で売れているそうだ。
    ストーリー展開は独創的でもなく目新しくもない。ちょっとしたボタンの掛け違いで取り返しのつかないほど大きく未来が変わってしまった悲しいお話とサラッと言ってしまえばそれまで。でもこういうストーリー好きです。
    ほんの些細な行動が周囲の人々の人生を大きく変えてしまった。未来は現在の延長線上。そうはわかっていてもなぜそうなったのか種明かしされて愕然としてしまう主人公。
    主人公の証券会社に勤務する債権アナリストを通じて経済や金融市場に関しての解説付き。
    青い約束っていうタイトルもちょっとひねりすぎなんじゃないのかな?

  • 高校ボクシング部の親友が別々の道を歩み、20年後その道はまた交差する。金融アナリストの話か友情ストーリーかボクシング部の設定もありがちかな。泣ける感動の・・・??

  • この本はサ、結局一発のカウンターパンチを狙ってるんだよね。
    アナリストうんぬんは、分かりづらいしオナニーだ。

    でもサ、僕はサ、お風呂で読んでて泣きそうになったよ。

  • 救いがないので、しんどいときに読むと余計にしんどくなるかも。
    そして帯にだまされた感が多分にある。+゚(*ノ∀`)

  • ベタですよ。すごくベタですよ。
    ドラマや映画化しそうな話ですよ。
    そのベタさと文章の若干のぎこちなさがいい味だしている。
    男はダメだねこーゆー話に弱い。

  • 確かに骨太で、経済小説にしたほうが面白そう。ヒューマンドラマとしては、ストーリーに無理がある。悲しい事件は、絶対に話さなくても、真の想いだけは、伝えられるし、誤解を和らげることもできると思う。

  • ポプラ文庫を初めて読んだ。
    字の大きさと文字間隔の広さが文春文庫に似ているなと思った。
    本の帯に「企業戦士がこの本を読んで泣いています」と書かれている通り「企業戦士」を自認するような単細胞な筋肉馬鹿が好きそうなストーリーだと思った。

    帯に踊る陳腐な言葉に反発を覚えたが、親交の途絶えていた数十年来の友人との再会や、過去の諍いの原因がひとりの女性を巡るものであり、その女性が悲劇的な暴行事件がもとで自殺の道を歩んでしまう点など「感動もの」の王道をゆくプロットがちりばめてある本書を読んで、その帯に描かれた「企業戦士」に向けた謳い文句も実に適切なものであったと読んだ後に強く得心するに至る。

    映画で喩えるなら「ダイハード」や「ランボー」など安心して観られる満足度の高い傑作大衆作だと思った。

    誤解を生む前に付け加えておくと、反発を覚えながらもページを捲る手が止まらず一息で読んでしまった点を取っても本書は面白かったと思う。それを素直に面白かったということができず、単細胞向けの大衆作だと皮肉ってしまう自分にちょっと辟易する。

  • 青春時代の親友が大人になってからも親友で在り続けるって素敵だなぁっていうお話。

    経済に関しては不勉強なので、その部分が理解できれば★+1かもしれない。

  • 泣かせる本ではあるけど
    事件が虚しすぎる。

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