- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591130698
感想・レビュー・書評
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小路幸也さんと宮下奈都さんの合作。
家族の秘密をめぐる物語。
父母、兄妹、祖父の5人家族。
ミュージシャンを目指す兄の由一が、
プロにスカウトされたことで、
家族に秘密があきらかになっていく。
みんな優しいなと思える、あったかい本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校生の兄、小学生の妹。二人を中心に家族、夢、秘密と色々有る。最後の話しが本当ならお父さんカッコいい~
2013.3.5 -
かわいい兄妹のお話。兄と妹のそれぞれの視点でお話が進んでいく。年の違う兄妹の悩みが微笑ましくて良かった。
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小路さんらしい物語。
ほんわかのほほん急展開。
つむじが2つある兄妹。兄は高校生でバンドマン。妹は柔道小学生。お母さんは美人でお菓子作りが得意。たまにかかってくる電話の主はあの大物女優…?昔、何をしていたの?そして、お兄ちゃんをスカウトしてくれたプロデューサーは、誰?
こんなお兄ちゃんいたらかっこよすぎるなぁーいいな。
なんだか幸せな家族のおはなし。
そんな感じ。 -
いや〜子供にとっては凄い秘密がサラッと出てきてビックリしたΣ(゜д゜;) 由一とまどかの兄妹があまりに可愛らしいから、カワイイ秘密なのかと…(^_^;)帯の「ふたつのつむじ。ふたりのひみつ。」で勝手に可愛く解釈してましたm(__)m二人の作家さんが兄妹の視点で書いているから、お父さんお母さんの昔話は秘密なのかもしれないけれど聞きたい!お父さん何気に素晴らしい!!
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軽く読めた。
10才のまどか、かっこよくてバンドのボーカルをしている高校生のお兄ちゃん、きれいで優しいお母さんと仲良しのお父さん、柔道を教えるおじいちゃん。
そんな家族に押し寄せるさざ波みたいな出来事。
お母さんの秘密。
まどかの成長。
わかりやすいだけに物足りない感じが残念(≧∇≦)
まどかがかわいいのと、バンドの将来が楽しみ! -
2013.2.6 市立図書館
可愛くて幸せなお話。
読みやすくておもしろかった。
でも、ちょっと出来すぎ?みたいな感じがあって・・・。
漫画みたいな感じだった。
まどかちゃんがホントに可愛いなぁ。というのが一番の感想。
このレビューを書いてから、そう言えば、ココロに響いたところがあったなぁって、あとから思い出した。
「ときどき、おかあさんが、どんなまどかもおかあさんの娘、といってくれるのを思い出した。~~~~~私も、どんなおかあさんも私のおかあさんで、どんなおかあさんでもやっぱり大好きだったと思うから。」
「私がいつもいい子でいられなくてもだいじょうぶ、って伝えてくれている。おかあさんが私を丸ごと受け入れてくれているのがわかる。」 -
交換小説みたいな雰囲気。完全に同化してしまっていない独立した部分があるからこその家族感。そして、結末まで読むとその同化しすぎない感じが、この二人の関係性なんだと思わせる。
絵に描いたような幸せな家族にも「ヒミツ」がいくつも隠れていて、それでもやっぱり家族だから「ヒミツ」を「シアワセ」にできるんだというあったかストーリー。 -
☆3.9
高2の兄・由一パートを小路幸也、小5の妹・まどかパートを宮下奈都が書き分けた1冊。両方とも雰囲気あってたと思う。最後に残された家族最大の秘密が、小路幸也っぽかった。 -
最初から展開は読めていますが、それでも最後はきっちり纏めて、そして心温かくなる作品でした。
思わず、自分の頭にもつむじがもう一個無いか確認したくなります。
家族の幸せ、笑顔が欲しくなりますね。