つむじダブル

  • ポプラ社
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感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130698

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて。
    うーん…嫌いじゃないんだけど、全体的に軽すぎる気がする・・・
    血縁についても、将来についても、こんなざっくりした感じでいいのかな?
    と思いつつ、現実はこのくらいにぼやかしていた方がうまくいくのかも?
    でもさ~このまま息子がデビューしちゃったら誰かが家族について詮索するだろうし、そしたら父親が誰かなんてすぐ考えるんだろうし…
    あまーーーいって思うのは私だけなのかなあ???

  • 宮下奈都×小路幸也ということで期待したのだけど、お兄ちゃんパートが物語が進むほどにつまらなくなってた。
    どうしちゃったの?という感じ。

    妹パートのはつらつとしたかわいさだけを頼りに読んだ。

  • 軽く読めた。
    10才のまどか、かっこよくてバンドのボーカルをしている高校生のお兄ちゃん、きれいで優しいお母さんと仲良しのお父さん、柔道を教えるおじいちゃん。
    そんな家族に押し寄せるさざ波みたいな出来事。
    お母さんの秘密。
    まどかの成長。
    わかりやすいだけに物足りない感じが残念(≧∇≦)
    まどかがかわいいのと、バンドの将来が楽しみ!

  • お兄ちゃんかっこええな

    現代っこやな

  • 小路×宮下。期待したのですが、残念。最近の小路作品を引き継いでしまったような宮下さんで、通して同じような空気に。相乗効果が生まれないコラボは、なんだか悲しいです。
    20121210読了

  • バンドをやっている高校生の由一、柔道少女のまどか(小4)は、東京でSEをやっている父親と、お菓子作りが上手な母親、柔道の道場と整骨医をやっている祖父と二世帯住宅で湘南に暮している。
    イケメンなお兄ちゃんが大好きなまどかを宮下奈都が、大学進学とバンドを両立させ将来はプロになりたい由一を小路幸也が担当し、交互に話が進む。
    幸せな仲良しファミリーに突然かかってきた女性からの電話。その名前を聞いて驚く母親。由一のスカウト話とともに、両親の秘密が見えてくる。

    面白い書き方だけれど、ストーリーに新鮮味は感じられず、二人で交互にかき分けているメリットもあまり感じられない。どちらか一人で書いても、あまり変わらなかったんじゃあない?

  • またか… いい人しか出てこず、余りにご都合主義な展開は、薄っぺらい。家族の秘密を軽くスルーしたり、高校生バンドがあっさりメジャーデビューする非現実感。子供向けなの? でも挫折も苦悩もないと、成長しないし、そういったものを乗り越えての家族の絆なのでは。東京バンドワゴンシリーズはよかったけど、小路幸也の他の作品はもういいかも

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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