- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591130711
感想・レビュー・書評
-
滋賀県のいじめによる自殺のニュースを知り、自分と息子のいじめ体験を
もとに、緊急出版した一冊。
周囲の大人は、子供のサインをキャッチし、子供に絶対に味方であると示し、
そして行動することを訴えています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話題になっていた本を図書館で待って待って借りたのだけど・・・
なんとも言えない感覚を覚えた本でした。
はっきり言って読んだあと、悶々としています。
いじめの体験記は壮絶で。
もちろんわたしが小さいときにもまわりにいじめはあったけれど、
こんなにひどかったんだろうか?と思ってしまったほど。
いじめられる理由はなにひとつないのに、なぜ標的となってしまうのか、
それは単にいじめる側が「目をつけた」からにすぎない、というのが
よくわかる内容だったと思う。
いじめる子が、なぜ目をつけるに至ったか、が知りたい。
(もちろん著者はいじめられる側だったので、経緯はわからない)
著者のお子さんもいじめられて、著者は母親として学校にのりこんでいく。
この本は今年発売された本なのだけど、
著者が「被害届を出しました。警察を呼びますね」と言うまで学校がのらりくらりと動くのは、あしたは我が身かも?!と思いながら読みました -
自身の、そして自身の息子が遭ったいじめの実体験から解決、そしてどういう子育てをするべきか、そのようなことが書いてあります。
著者の文章がびっくりするぐらいに感情的。こんなに「!」が登場する本は小説以外でなかなかないんちゃうかな。
最初の一、二章の実体験、解決の経緯はとにかく残酷で、なんとも言い難いけど、第三章以降が尻上がりにおもしろかった。あったかくて、めちゃくちゃ共感。
ただ、やはりタイトルとか文章がかなり安易やったなあ。緊急出版らしいから、そういうのもあるんかな。 -
著者とその息子の体験談を基にした、いじめられてる子への強いメッセージを送る書。記載された内容はほんとに酷いものです。体験談がベースなので、客観的なデーターなどはありません。