オレたちの明日に向かって (teens' best selections)

  • 82人登録
  • 3.71評価
    • (7)
    • (14)
    • (10)
    • (2)
    • (1)
  • 21レビュー
著者 : 八束澄子
  • ポプラ社 (2012年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131053

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中田 永一
原田マハ
宮下 奈都
三浦 しをん
小路 幸也
福田 隆浩
片川 優子
三浦 しをん
ヨシタケシンスケ
R・J・パラシオ
有効な右矢印 無効な右矢印

オレたちの明日に向かって (teens' best selections)の感想・レビュー・書評

  • 勇気はバスケ部に入っていて、クラスの女の子に片思いしたり、友人の「きぼちん」と「うざい、だりい」とか言ってる普通の中二男子。
    ジョブトレーニング(職業体験)の講演にきたなじみの保険屋、今井さんのもとでジョブトレーニングをすることになり、勇気は今までの自分を見つめなおす気持ちになってきて…

    …部活への不満、友人へのイラッとする気持ち、片思いのドキドキ…誇張もなく、自然な感じで描かれてます。この勇気くん、すぐ自分のこと反省しちゃって、いい子です!(自分でいい子と思ってないとこがまた良い)
    勇気くん視点での話ですが、一章ごとに保険やの今井さんの日誌が短く載って、それが二人の考えを想像させて良かった。

    2時間ほどあれば読める読みやすい本です。

    ただ、見返しの内容説明文?の頭三行はいらないような…本文の内容、雰囲気に合わないと思いました。

    男子も女子も読みやすい本と感じました。

  • 2017.9.18読了。

    中学生、職場体験、外の世界、がキーワード。
    中学生の時、外の世界に憧れていたことを思い出す。しなきゃいけないことだらけの毎日が嫌だった。自分で選んだ毎日に憧れたんだと思う。あの時はそこについてくる責任を理解できなかったけど。

    あの時は、学校にいる意味を見出せなかったんだな。行かなきゃいけないと言われたから行っていた。だから、いま、伝えたい。学校は、忍耐力、人間関係を学ぶとこなんだよと。ここでたくさん失敗して、強くなって世界に出て行くんだよと。

  • 花岡勇気(中2)は、勉強もイマイチで バスケ部の監督からも一目おかれて怒鳴られている ちょっとさえない男子。(自覚してる)
    あこがれの中里さんのことだって、ポニーテールを眺めるだけが精一杯。
    友達の希望(きぼちん)と、`るっせい``ほっとけ``うざい``だりぃ``ださ`の5つの言葉でことたりる会話の毎日。
    でも勇気と希望は 親のネーミングセンスを笑いながらも、気があってるのだ。


    そんな時、勇気は 授業の一環で 保険代理店の今井さんの所でジョブトレーニングをすることになった。3日間、今井さんの仕事に同行させてもらい、保険の仕事にふれる。
    被害者、加害者、・・・お金がからんでくるので、キツイ現実とも出会う。人間の悪い部分も見えてくる。しかし、今井さんの仕事を見聞きし、体験もして、その誠実さも知る。

    少しずつ自分を見つめていく勇気の青春物語。

    今井さんは、昔は大手の保険会社でエリートだったが、同僚の死をきっかけに独立。契約件数をこなすより、もっと大切な事があると感じたからだ。41才独身、休みの日には家の田んぼの稲刈りをしていて、お母さんからは まだ子ども扱いをされていたり、独立の時には不安もあったと言ったり。
    勇気の前で絶対的な大人というわけでもなく、でも、頑張っているいい大人。
    中学生と大人って、こんな距離感だと いいな。

  • 勉強もイマイチでクラブの監督からも怒鳴られている花岡勇気と友達の希望(きぼちん)の青春ストーリー
    授業の一環で保険代理店の今井さんの所でジョブトレーニングをすることになった勇気が
    保険の仕事や被害者、加害者、代理店の今井さんの仕事を見聞きして少しずつ自分を見つめていく
    勇気と希望の友情や勇気の恋心、今井さんの業務日誌なども盛り込んですごく読みやすかった

  • ヤングアダルト保険小説。あと一歩で家庭科の教科書に載りそうなかんじ。
    とはいえ、むかしはこんなこと誰も教えてくれなかったもんなあ。
    生きるにはお金がかかる。
    夢じゃない未来を生きるにはプランも必要なんだ
    しかし、仕事を修行、というのははっとしたぜ
    そう思おう
    そりがあわなくてもびくびくすることないよ、ね

  • 中2さえない男子代表の勇気。母親の事故の際に出会った保険代理店の今井さんの所にジョブトレーニングに行くことに。今井さんと行動を共にするようになった勇気は今まで知らなかったさまざまな事に遭遇し、新しい自分に出会っていく。さわやかな思いが残ります。
    (松雪)

  • 中学生の「ジョブトレーニング=職業体験)の話。

    中2の花岡勇気(はなおかゆうき)は、長身でバスケ部所属だが、いまいちさえない。親友はこれまた恥ずかしい名前の希望(きぼう)、通称きぼちん。勉強も得意とはいえず、憧れの中里さんを見つめる毎日。

    ジョブトレーニングの授業に来たのはいつもお世話になっている保険代理店の今井さんだった。
    勇気の母が車をぶつけるたびにお世話になっている今井さん。
    そしてこのたびは、保育士の姉、玖美さんのひき逃げ事故にもかかわってもらっている。

    勇気は、ジョブとレーニング先に、今井さんの保険代理店を選ぶ。
    そこで、出会う保険にまつわる事故とその背景、真相によって、勇気は少し広い世界を知ることになる。


    ジョブトレーニングという呼び方がちょっと鼻につくような~なぜ職業体験ではいけないのかな?
    保険の在り方、「ひとを生かす保険」とは何かを考えさせる。

    章の間にはさまる今井さんの業務日記で、現在の今井さんの抱えている案件がわかる。

  • なんかもう少し盛り上がりがあって終わるのかと思ったら、ちょっと拍子抜けの感。でもまあ、中学生は読んで損はなさそうな小説ではある。

  •  バスケット部で監督にどなられてばかりの中学生、勇気。ジョブトレーニングの一環で、保険の代理店を経営する今井さんが学校で授業をする。人が生きていくうえで、どんなことにどのくらいお金が必要になってくるのか、ライフプランニングについて考える。将来どんな人生を歩みたいのか、どんな夢を思い描いているのか?勇気は、今までそんなこと考えたこともなかった。
     勇気の姉が事故を起こし、今井さんがその対応をしてくれた。事故の相手は、自転車の中学生。少し不審な点が…。3日間の職業体験に通う職場の希望を書く時、勇気は『保険屋(今井さん)』と書く。

  • 中2の勇気は部活も勉強もいまいちで、自分でも「名前負けしてる」さえない男子代表と思っている。ある日、総合学習の授業で保険代理店の今井さんのところでジョブトレーニングをすることになった。その5日間で勇気は様々な人と出会い、体験していく。
    著者は以前から家族関係をきっちり描いて好感があったが、今回も良かった。主人公の勇気は、自分はごく普通で取り柄もないと思っているが、普段触れ合うことのない人に「若いっていいね」と褒められることで、不思議に自信をつけていく。中高生には、その若さが周囲を救うという、そのことを一番伝えるべきかもしれない。
    勇気は保険の業務に同行することで、世の中にあふれる人間の汚い面を垣間見ることになるが、きちんと自分なりにとらえて吸収している。生臭い事柄を瀬戸内の方言で柔らかく包み、最後まで楽しく読めた。
    タイトル改題すればもっといい気がする。

  • 思ったより保険の話だった…

  • 全体的に昭和な雰囲気。「めっちゃ」とか「どや顔」とかいまどきの言葉が頻繁に出てくるのになぜか。

    この著者の『明日につづくリズム』と『私のすきなひと』の方が、無理がなく安心して読めました。女の子が主人公のほうがいいのかも。

  • 中2のちょっとハードな職業体験。希望がもてる終わり方がいい。

  • テンポはよい◎

  • 名前負けを気にする中2男子、勇気。ジョブトレーニングで保険代理店の今井さんと色々なお客さんに会う中で「オレも人に喜んでもらえるのかも?」という体験をする。

    人とのつながりが“勇気”と“希望”をもたらす物語。

    相棒の“きぼちん”のストーリーも読んでみたい。

  • ジョブトレーニングの研修場所として、知り合いの保険の取次店を希望した勇気。
    中学生に向けての愛あるメッセージ、満載。

  • 中学生の職業体験を通して、保険業界の話が出てくる。
    かなりシビアな懸案もある。

  • 瀬戸内海に面した小さな田舎町で中学生をしている勇気は、図体はでかいもののいまいちウダツがあがらず、身長を活かそうと入部したバスケ部でも「ウドの大木」扱いでどうにも自身のもてない日々を過ごしている。
    そんな中、保険屋の今井さんと「ジョブトレーニング」という3日間の職業体験活動を通して、今まで自分が見たことのない世界や自分の未来について思いをめぐらせるようになる。
    ヤングアダルト向けということですこし甘いというか、「中学生の職業体験でこんな経験させないだろう」とかいろいろ突っ込みどころはあるのだけれど、前向きな気持ちになれる。

  • そそっかしくてしょっちゅう車をぶつけては保険代理店の今井さんのお世話になっているオカン。その今井さんが、ジョブトレーニングの一環として授業をやることになった。保険なんて自分たちに関係ないと思ってたけど、ちょっとおもしろい? おれは、ジョブトレーニングの行先を今井さんの保険代理店にして、俄か保険屋修行をすることに。でも保険ってあの保険金殺人の保険だから、やっぱりハードないろいろがあるわけで…。
    兵庫県でいうなら「トライやるウィーク」ですね。ちょっと推理っぽさも青春も恋もあり。で、未来がある物語。

  • 保険屋さんの日常が少しわかります。
    保険代理店で職業訓練中の中2の「おれ」の目を通したいろいろな事故・事件。
    お金ががっちりからんでる仕事だから、きれいなことだけではないけれど、それでも、この仕事へのやりがいが見えてくるのはステキだなぁと思いました。
    等身大の主人公がほんの少し成長していくのが微笑ましいです。
    将来の夢って、答えをだすのは難しいけれど、いろんなことからヒントをひろって、可能性を広げていくんだろうね。
    表紙と裏表紙が対になっているのが、この話の雰囲気によくあっていて、ニヤリです。

全21件中 1 - 21件を表示

オレたちの明日に向かって (teens' best selections)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

オレたちの明日に向かって (teens' best selections)を本棚に「積読」で登録しているひと

オレたちの明日に向かって (teens' best selections)の作品紹介

花岡勇気、中学2年。オレは何に向かって進めばいいんだろう-!?偏屈な老人、当たり屋の少年、不審な自動車事故…保険代理店でのジョブトレーニングは、怖くて、しんどくて、最高にあったかい。悩める少年たちのための青春ストーリー。

ツイートする