([さ]5-1)教科書に載った小説 (ポプラ文庫 日本文学)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131169

感想・レビュー・書評

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  • 編者が面白いと思った中・高の教科書に載った小説を載せている。読んでみると、共感できたり、面白いと思ったり、悲しくなったり、ジェットコースターみたいな本だ。教科書は面白いので、時々立ち読みしたりする。歴史の教科書が好きだ。

  • 面白かった。

  • 教科書に載った小説のアンソロジー。
    教科書に採用される基準は謎だが、読ませる力のある小説ばかりだった。
    そして、こんなオチあり?!と突っ込みたくなる小説も多かった。
    学生の頃は勉強のためにと義務的に読んでいたが、このように改めて読むと面白さを感じるのが不思議だった。

  • 載ってたの一つだけ。
    ベンチは長編の一話抜き出しだけど 改めて全部読もうかな。。
    小学生で読んだが今は、戦争もの読むの辛い。

  • 自分が読んだ教科書の作品がなかった・・・。

  • 中高の国語の教科書に収録されている作品集。著者の「誰かが若者に読んで欲しいと思った作品」というコメントが秀逸。
    よく考えるとこういう作品をわざわざ国語の時間に取り上げて何がしたいんだろうと思う。教育目標を設定しづらいよ。こういった作品を読むことが目的だとしんどいな。いや,教養として知っておいて欲しい内容なのか。スイミーやごんぎつね,大造じいさんとガンなどは国民共通の内容?
    国語の指導要領でも読んでみるか。

  • 『教科書に載った小説』というタイトルのアンソロジーですが全て未読でした。そして全てがじんわり心に響く珠玉の掌編、小さな宝箱にしまっていたお話しがそっと蓋を開けて流れてきたような味わいです。中でも吉村昭の「少年の夏」の静かに張りつめた空気の奮えに感応しました。流行の先端の人と思っていた編者へのイメージを覆すセレクト、あとがきです。教科書でしか読むことができない作品が含まれています。編んでいただきありがとうございます。


    《収録作品》とんかつ(三浦哲郎)/出口入口(永井龍男)/絵本(松下竜一)/ある夜(広津和郎)/少年の夏(吉村昭)/形(菊地寛)/良識派(安部公房)/父の列車(吉村康)/竹生島の老僧、水練のこと(古今著門集)/蠅(横光利一)/ベンチ(リヒター)/雛(芥川龍之介)

  • 佐藤さん基準で、教科書に掲載された作品を紹介したアンソロジー。

    自身が習った教科書がどこの出版社か覚えていないのでなんともいえないが(発行年度をみると、該当年度があった)、全部当時は読んだことがない話だったので、懐かしさとかそういうのがないので、★3つ。
    今回紹介された中では、亡き友人が将来の自分の子どもに絵本をプレゼントしてくれた『絵本』が泣けた。

    ちなみに自身は、『赤い実はじけた』とか新見南吉とか向田邦子の父親の甲子園の土を捨てちゃう話とか、その辺が未だに強く印象に残ってるなぁ。

  • 自分の教科書には載っていなかった作品が割りと多かったから、読めてよかった。
    けど、やっぱり「蠅」は好きだな・・・
    ラストの蠅が空に飛んでいくところと落ちていく人と馬との対比を授業で扱った事とかが思い出されてすごく懐かしかったし、義務感無しに読むとすっきり読めたのも良かった。

  • 国語の教科書を開いて新しい物語に出会う時の、期待や緊張が入り混じった懐かしい感覚が蘇る。

著者プロフィール

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

「2024年 『宇宙ビジネスのための宇宙法入門〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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