([ひ]3-1)ペンギン夫婦の作りかた (ポプラ文庫 日本文学)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131183

感想・レビュー・書評

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  • 古本で発見。そういえば映画があったっけ。
    ラー油を作る辺銀ご夫妻も気になってたのよね。
    変わった苗字だな~とは思っていたけど、なるほど。いいですね。
    帰化する話、ラー油を作る話、どれもサクサクッと読めて楽しめて、元気をもらえました。

  • 良くこんな設定思いつくよなぁと感嘆。
    夫婦の成り立ちも現在の生活もとってもユニークです。上原が疑うのも無理は無い。
    途中まで謎解きサスペンスのような緊張感もありつつ、しんみりしたり笑い要素もあり。

    どうやって特製のラー油を編み出したのか…
    個人的には頑固なピパーチ職人の政雄オジーとのやり取りがもっと見たかったな。

    大切なことは何でも言う?言わない?夫婦ので間でいつも悩みの種になるよね。ただお互いを好きすぎただけ、ぶつかっても共同体であることには変わりない。そんな夫婦いいな〜
    一生添い遂げるってどれだけお互いのこと考えればいいんだろう。やっぱりゆっくりゆっくり夫婦になっていくのかな。

  • 映画観たかったけど観損ねたのよね~・・・って、そのことすら忘れてたけどw
    というわけで、これも年末に見かけて「おおっ!」と思ったので購入♪
    ふんふん、こういう仕立ての映画だったわけね。
    なるほどー、と思いつつ・・・じゅるっと涎が垂れそうになるww
    最近、美味しそうな小説やらエッセイやらが好きで困るw
    といっても、実際に食べに行っちゃうほどの執着もなく、ただ、いいな~、食べてみたいな~、美味しそ~・・・と、その世界に浸ってるだけなんだけどww
    お料理も嫌いなわけじゃないんだけど、本を読む方が、断然好きなもんだから、やっぱり困っちゃいますねーwww

  • さっきも豆腐にペンギン食堂のラー油をかけて食べてたわけですが、この本を読んだらラー油にものすごいエネルギーを感じてますます美味しくなった。luckが詰まってる!

  • 興味はあったけど未読だったのを、ひょんなことから我が家に届いた一冊。
    何気なく読んで見たが、とにかく読みやすくそしてちょっと羨ましい…。
    やってみたかったことをサラッとやられちゃってるから。
    フラッとたどり着いた場所に一生住むって私が一番やりたかったけどできなかったことだ。
    いーなー…。私もいつか…。

  • 心温まる話。こういう夫婦はいいなあ・・・やっぱり疲れた時は、ローマ人の混迷ではなくて、こういう暖まる話がいいですね。映画も見てみたいな。ラー油も食べたい。

著者プロフィール

作家・ライター。主な作品に『DOG SIGNAL ひよっこドッグトレーナーはじめます!』『世界はとつぜん変わってしまう? もし、「あたりまえ」の毎日が、ある日とつぜんうしなわれたら?をかんがえる本。』『レシピにたくした料理人の夢 難病で日を使えない少年』(すべて角川つばさ文庫)など。

「2023年 『日本植物学の父 牧野富太郎 「好き」を追い続けたぼくの話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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