(P[こ]3-5)一鬼夜行 枯れずの鬼灯 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
3.88
  • (27)
  • (47)
  • (25)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 352
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131527

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この時代小説がすごい! 文庫書き下ろし版2012』(宝島社)
    堂々の第2位の大人気シリーズ最新刊!

    「一年前のお約束の品を受け取りに参ります」――
    強面の古道具屋の主・喜蔵の元に、奇妙な手紙が舞い込んだ。
    喜蔵の脳裏に、不思議な老女と交わした約束が蘇る。
    そんな折「縄張りの視察だ」とうそぶく小春が再びあちらの世からやって来た。
    どうやら永遠の命を授けるという「アマビエ」なる妖怪に関わる事件が起きているようなのだが……。
    『この時代小説がすごい! 文庫書き下ろし版2012』(宝島社)第二位に選ばれた、
    明治人情妖怪譚シリーズ第四弾!

  • 喜蔵が少し和らいだかな。

  • 永遠の命……欲しいかなぁ。段々飽きる気がする。多少長いのは嬉しいかもしれない。限りがあるからこそ出来ることがあるよね。

  • 面白かった&この表紙好き。

  • 明治初期を題材としたファンタジー。シリーズとしてややスケールアップし、海上での戦闘シーンや人気のない島など、舞台が東京浅草の街並みから飛び出していることが多い。

    時代劇やホラーよりもアクションが重視されている。

  • 愛を求めたり寂しくなったり絆で結ばれたり…。こうなると、姿や生きる次元が違うだけで、人間も妖怪も全然差は無いなあ。今回は切なくもホロッと来るストーリーでしたが、次は何やら危なげな戦いになりそうな予感。小春への皆からの連判状は『元気玉』か(笑)?

  • 面白い

  • 今回のお話は思いがけない人がメインで意外だった。多門一味は敵というには憎めない不思議な魅力がある。しかし、ここで猫又の長者という分かりやすい「敵」が登場しそうなので、盛大な序章と言った感じか。連判状を集める喜蔵には目頭が熱くなった。本当に人間らしくなったなぁ。

  • テンポは良かったと思うけど、なんかあっという間に読み終わってました。
    面白くてというよりは、「あれ?終わっちゃった」って、いう感覚でした。
    次巻への繋ぎの感じだったので、次はジックリ愉しみたいです。

全34件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008年「一鬼夜行」で第6回ジャイブ小説大賞を受賞しデビュー。主な著作に「一鬼夜行」「銀座ともしび探偵社」シリーズ、『総司の夢』『梟の月』『歳三の剣』など。

「2022年 『時代小説アンソロジー てしごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小松エメルの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×