([ふ]1-1)坂の上の坂 (ポプラ文庫 日本文学)

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著者 : 藤原和博
  • ポプラ社 (2012年11月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131558

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([ふ]1-1)坂の上の坂 (ポプラ文庫 日本文学)の感想・レビュー・書評

  • 藤原先生が言っていた40代〜50代の人が共感しやすい様な書き方をしている印象。

    自分としては「必ず食える1%の人になる方法」の方が断然読みやすかった。

  • 成長社会から成熟社会へ。備えるべきこと、身に付けておくべきことが学べます。
    「会社は人間の歴史を記憶する装置ではない。役割と機能を編集する装置である」(P119)。会社人間には考えさせられる一節です。

  • リクルート→杉並区立中学校の校長の経歴を持つ著者の一人の経験から語られる話。
    説教の形をとった自分語り

  • 会社から独立する、名刺を捨てる、一個人として社会に参加するということを自身の体験を交えてわかりやすく書かれてある。
    個人的には夫や先生など周りの人を立てるということが響いた。ともすれば忘れてしまいがちなので、相互に尊敬する気持ちは大事にしたいと思った。

  • 人生をいかに生きるかの指南書。特に会社との向き合い方などはためになったが、その他は人生観的な要素が強い。

  • 後半生を豊かに生きるために、人生の裾野をどう作るか?
    これからの日本を動かす、新しい人生モデルの提案!
    国も会社もあてにならないこの不安定な世の中で、何を
    指針に生きていったらいいのか?
    リクルートの伝説の営業マンから、都内初の民間校長と
    なり教育界に旋風を起こした著者が、そのキャリアと人生
    哲学をすべて込め、人生の後半戦を豊かにするための生き
    方を提案する。(親本は2011年刊、2012年文庫化)
    ・はじめに 『坂の上の雲』から「坂の上の坂」へ 
    ・序 章 人生のエネルギーカーブに気をつけよ
    ・第一章 世の中を信じる 
    ・第二章 幸せは自分の中にある 
    ・第三章 “いい子”は、もうやめる 
    ・第四章 会社を利用し尽くす 
    ・第五章 消費の作法 
    ・第六章 コミュニティをシフトする 
    ・第七章 パートナーと向き合う 
    ・第八章 死とお金を考える
    ・第九章 本当に必要な備えをする 
    ・文庫版のためのあとがき

    時々、藤原和博の本を読みたくなる。その主張の全てに同意する訳ではないが
    色々なヒントをもらえる。本書の内容もアクティブで前向きになれる。
    あとがきでは、大阪府の民間校長の件が書かれており、著者はその可能性を大
    きく評価しているが2014年現在の大阪の状況にどの様な感慨を持っている
    のだろうか。(もちろん、制度上の問題と、運用上の問題は分けて考えるべき
    であるが)
    大阪府知事の特別顧問に就任したという話はニュースとなったがその後、政局
    のドタバタもあり、埋没した感がある。下世話ではあるが気になった。

  • 藤原和博さんはとても有能で好きなんですけどね。
    こういう本でありがちなんですけど、人生全般を語ろうとすると最後の方はどうでもいいというか説教臭くなるというか。やれ保険を見直せだ、あーだこーだ。どんどん本質とかけ離れて行く。そんなこたぁ余計なお世話だ、と思ってしまったので星3つ。

  • 視点が新鮮で、知的好奇心をそそられる。今から取り組む課題が散りばめられている良書。

  • 自分の人生の後半戦を生きるためのタメになる一冊。
    自分の人生の折り返し地点っていつだろうと以前漠然と考えたときに、尊敬する祖父が生きた年月を半分に割ると38年11ヶ月。もう自分は後半戦に入っているんだと思い、悔いのない人生を意識して生きていきたいと思う今日この頃でした(^^;

  • 著者はいわゆる「人生の勝者」であり、金も名誉もあるのに所帯染みた人だという感想(笑。平易な文章でスラスラ読める。

    昇格して仕事で求められるスキルの質が変わると急に「できない人」になってしまうことがあるというのはなんか、よくわかる。

    教育に関しては、昔は多少デキの悪い先生でも周りの親たちが「先生の言うことを聞きなさい」と子供に言い聞かせていた。それが今は家でさんざん親から先生の悪口を聞かされている。そんな話を刷り込まれて、子供が先生をリスペクトできるはずがない。それが授業をやりにくくして、結果として子供の勉強に悪い影響を与えるのに。

    オマケに言っても聞かない子に手を上げることもできない。先生受難の時代としか言いようがない。

    そう言う意味でも地域が教育に参加するシステムは子供にとっても学校にとってもいいものだと思う。さらに坂の上の坂に差し掛かった人にとっても、そういう活動に参加するのはいい。まさにwin-win-win

    「健康上のリハビリのために校長は向いた職業だ」ということを言っているが、「病気しちゃったし、校長でもやるか」みたいにしてできる人っていないでしょ…

  • ・会社以外のコミュニティを早めに探しておく
    ・女性にもり立てられて男は強くなる
    が1番心に響きました。
    実践あるのみです。

  • すごくいい本だった。家族に読んで欲しいとおもう。でも、こう言う系のいい本に会うたびに思うのだけど、女性版が欲しい。本当に。サラリーマンとしての危機はあるのにそれに出産と育児が絡んだ時のケースが知りたい。

    私たちか、一回り上くらいの世代の女性が書くしかないのかもしれないけど。。

  • 日本初の民間人校長となった藤原和博さんの著作。
    彼に限らず、リクルート社に関わりのある作家の著作は私自身が人事の仕事をしていたこともあって、よくチェックしている。

    タイトルはご存知「坂の上の雲(司馬遼太郎)」のパロディ。
    会社員生活を定年になった後に現れたものとは雲(頂点・双六の上がり)ではなく、新たな坂(長い長いリタイア生活)が20年近く続く現代社会を著者なりに表した言葉である。


    気になった個所を引用してみる

    "「いい子を降りると手に入るのがある」
      (著者は、ずっと勉強をがんばり東大に入ったにもかかわらず、就職時に意図的にエリートコースから外れ、当時無名のベンチャーだったリクルートに入社する)
      でも実際のところでは、逃れたつもりでも、そうではありませんでした。大企業であれ中小企業であれ、ホワイトカラーを前提に選択していた時点で、自分の意志で選択しているようで、実は決められた範囲の中で選んでいたことに気付いたのは、随分後になってからのことです。"
     
    ⇒思えば、自分も筆者と同様に「いい子」であった。
      大学までは浪人もせず国立大学に入り、就職活動時には、自分を厳しく鍛えてくれる会社がいいと意気込みながらも、ベンチャー企業には目もくれず、いわゆる大企業ばかり受けていた。この思考がいいか悪いかは別として、そのような考え方であった事には自覚的でなければいけないと思う。

     
    "管理職になることは一見いい話のように思えますが、必ずしもいいことばかりではありません。管理職になればリストラにあわないなどという保証もまるでありません。
    もしも私が同じ立場なら、会社と取引をします。管理職を降りて一介のラインの営業マンになる代わりに、報酬を今のままにキープしてもらうのです。
    もし、営業としての数字が上がれば、もっと報酬を上げてもらえる契約にする。会社にとってこの交渉はプラスに映る可能性は高いと思います。なぜならやる気のある若手を抜擢できるからです。一方で自分は、管理職を降りたことで、やりたくないマネジメントから離れられ、しかもこれまでと同じ報酬を得られることになります。"

    ⇒これは、リクルートという特殊な風土に浸かってきた筆者だからいえる部分が大きい。「普通の」会社であれば、フェロー制度はおろか特別職のような職掌があることはそう多くない。そのような職掌が制度上あるにしても、そのような契約体系とする前提として、高度な専門性と、なにより会社にとって儲けに繋がる人材であること、という高いハードルがある。
      しかしながら、部分的に取り入れることのできる部分はあると思う。例えば、部分的に副業を認め、週4日は会社で働き、週1日は研修講師として働くなどという働き方ができれば面白いと思うのだが、いかがだろうか。


    "「学校を支援することで、若返る」
     (和田中の地域本部に積極的に関わるようになった元商社マンの話)
     彼は、貿易の書類や法律、保険をどう掛けるのかといったことについてのスペシャリストでした。でも、そういった専門知識というよりは、ビジネスをきちんと進めていく考え方や段取りの確かさなどが、学校の中では信頼につながるのだと分かったと語っておられました。つまりサラリーマンの基本的な能力が評価されたというわけです。"

    ⇒これは意外な裏話だと感じた。キャリア教育の重要性が叫ばれている昨今の事情を鑑みると、このような人はまずキャリア教育の講師として呼ばれ、学校で信頼され…という流れかと思いきや、そうではないようだ。また私は教育には興味があるものの、教師や教育行政官以外の関わり方をイメージできなかった。しかし、この本を読み、私は新たな教育との関わり方を知ることができた。子供ができたらここに出てきた元商社マンのような形で、教育界の一隅を照らしていきたいと思った。

  • 坂の上の雲ではなく、坂の上の坂。坂を上って視線の先にロマンや夢があった時代とは異なり、寿命も延びた現在は、坂の上には次なる坂があるとして、今から準備をしておこうということを説く本。

    著者のさまざまな体験に基づき書かれており、共感しやすい。特に第1章の世の中を信じる、第2章の幸せは自分の中にある、第3章の“いい子”は、もうやめるの箇所は全体の基調的な考え方がよく示されている。

  • 会社→家族→コミュニティ→社会
    という自分との関わりをなるはやにシフトさせていくことが大事。

  • 最近はこういう本を読みつつ、今後の人生に思いを馳せてばかり。

  • 正解でなく、スタイルの模索に。

    ・3時間/日×10年=1万時間(熟練に必要な時間)
    ・大義があれば、無謀なことをするほど助けてくれる
    ・ピーターの法則:時が経つにしたがって、階層社会のすべてのポストは、その責任を全うし得ない従業員によって占められるようになる傾向がある(昇進できない人がとどまるため)→新陳代謝
    ・パーキンソンの法則:公務員の数は仕事の量に関係なく一定の割合で増加する(無能を補うための数)→仕事の棚卸
    ・5年に一度、持っているものを全て捨てる。危機を演出する
    ・自分の取り組むべきテーマを見つける

    ・モデルではなく、スタイル、それを浸透させる仕組み(宗教もひとつのツール)

    ・権力orプロ、報酬or価値 + 時間軸

    ・寄業人(組織と自分の「ベクトル和」を最大にする)

    ・ユーモアを持って、自分のマイナス情報を話す

    ・パートナーのことはわかっていないと認識する
    ・パートナーとの時間軸ごとの共通性

  • 坂の上には、もう雲はない。あるのは別の登り坂。そんな時代に生きていくための処世術。

  • なんというかまだ実感なすぎだけど、指針としては示唆に富む要素をたくさんもらえた。

    自分を安売りしろ、のくだりは考えるところがあった。個人的な意味で、ですが。

  • 坂の上の雲という語、神田昌典、堀義人、本田健という人たちの批評にひかれて、航空機内での読書用として購入。

    ふーんなるほど、という感じだが、組織内自営業者になる、や、テレビをリビングから追放する、等の部分は印象に残った。

    個人的な感想では、完成された坂の上の雲に対し、坂の上の坂って、ちょっと無理矢理な気もしなくもない。

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