(P[む]1-7)コンビニたそがれ堂 空の童話 (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 村山早紀
制作 : 早川 司寿乃 
  • ポプラ社 (2013年1月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591132074

(P[む]1-7)コンビニたそがれ堂 空の童話 (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • 空の童話に関わる短篇集。
    本に関わる小説が好きなので購入しましたが、シリーズ4作目でした。1作目は児童書ですが、次からは大人向け?のファンタジー小説みたいです。本当に必要なものが必ず売っている不思議なコンビニたそがれ堂。必ずしも「願っている通りになってハッピー」ではないけれど、優しい気持ちに包まれます。電車で読む方は涙腺にご注意かも。ついシリーズ探しちゃいました。

  • コンビニたそがれ堂シリーズの四作目。
    今回は、夏の終わりの『追いつけない』、秋の『おやゆび姫』、クリスマスの頃の『空の童話』、それに、短めのエンディング、『花明かりの夜に』の四話です。

    それぞれ、今では絶版になってしまった昔の児童書、『空の童話』によって、今の自分がある人々が出てきます。
    そして勿論、素敵で優しい、コンビニたそがれ堂の店長さんも。

    『追いつけない』は、最初からもう、読むのが辛くて、少しずつしか読み進められませんでした。
    きっと幸せになれるに違いない、というのはわかっているんですけれども。
    が、やっと読み進めた先では、そんな期待を裏切って、航さんは念願だったある事を成し遂げられません。
    ・・・でも!やっぱり、裏切られませんでした。それを成し遂げられていた結果よりも、もっと幸せな終わり方でした。
    店長さんの言っていた「一粒で二度おいしい」とは、こういう事だったんですね。

    『おやゆび姫』は、本当に、おやゆび姫を育てるお話です。
    コンビニたそがれ堂で、謎の栽培キットを買ってしまった織子さんは、よくわからないまま、キットに水をやってみます。
    すると、何と、出てきたのはおやゆび姫。
    その子の世話をする為に、すさんでいた織子さんは、きちんと生活して、新しい友人も得ます。
    読んでいて、何だか少し、漫画の『観用少女』を思い出しました。

    『空の童話』では、悪の組織の小鳥遊さんが再登場!彼の意外な一面を知る事が出来て、すっかり好きになってしまいました。
    斎藤さんもスミスさんも、在心堂の店長夫妻も、本当に素敵な人ばかり。
    いつか、在心堂だけで、新しく一つのシリーズが出来ないかなぁ・・・。

  • 風早の街に住みたい!!ってこのシリーズを読んでいると思ってしまう。しかも今回の空の童話、他の風早の街を舞台にした物語の登場人物がちらっとでてくる。こういうのすごく好き!

    「空の童話」という一冊の本をキーワードにしたお話が3つ。
    マンガ家、児童書の編集者、書店員の3人を主人公にしたお話です。

    読んでいる間ずっと感じていたことがある。
    それは、文章の美しさ。
    村山早紀さんの文章はすごく丁寧で優しい。
    読んでいて心がほわっと温かくなる。
    自然と笑みがでてしまう。自然と涙がでてしまう。

    村山早紀さんの紡ぎ出す素敵な物語に再び出会える日まで、
    楽しみに待ってよう。

  • 待ち遠しいですね。。。

  • 村山早紀さん。
    やっぱり好きです。

    私にとっての「空の童話」はJ・R・R トールキンの「指輪物語」。
    初めて読んだのは小学5年生でした。あの頃「指輪物語」に出会えたことで、今の本好きな自分がいます。
    その事を思い出させてくれた本書でもありました。

    また、本書が誰かの「空の童話」になることを想像して嬉しくもなれます。
    特に子供たちに勧めたくなる一冊でした。

  • シリーズ4作目となるこの巻は4短編どれもに「空の童話」という児童書が出てきて、登場人物もマンガ家・編集者・書店員と本に纏わる人たちばかりなので、読書家として読書欲を刺激される設定です。シリーズ中イチオシ。どの話も優しさいっぱいで良かった~♪としか言いようが無いですw。“風早の町”に係わる作者の他の作品を思い出させる事もチラホラ出てきて、繋がりが広がってきたなぁと、作品を追っているとしみじみです^^

  • 追いつけない/おやゆび姫/空の童話/エンディング~花明りの夜に

    兄ちゃんにはいつまでたってもかなわない。でも弟がいるから兄ちゃんは頑張れる。そうだよね。
    わくわくドキドキした子供のころの気持ちが懐かしい。
    誰も知らない、それぞれの心のままに街をまもること。自分たちの心にはちゃんと有る。
    そして次の世代へお話は繋がっていく。

    優しい心達のお話は、私の心も優しくしてくれる。そしてもう少し頑張ってみようと思えてくる。うん

  • 『空の童話』という一冊の童話を軸に、漫画家さん(「追いつけない」)と児童書編集者さん(「おやゆび姫」)と町の本屋さん(「空の童話」)とお医者さん(「エンディング~花明かりの夜に」)の、それぞれのエピソードが語られる。「おやゆび姫」まで読み終わった処で余韻に浸りちょっとインターバルを置いてから「空の童話」へと進んだんだけどこれがまたいい話で。クリスマスイブに仕事をしてる書店員さんが、淋しがる息子に自分を「サンタの友達」と説明した箇所にグッと来た。俺は本屋で仕事してるけど、そんな風に思ったことなかったから。
    そうか、俺は、俺たちは実はサンタさんのお手伝いをしていたのか、と。なんかすごいうれしくなって、半月遅れでクリスマスプレゼントをもらったような気分になった。今年のクリスマス商戦に向けて勇気百倍である。気が早すぎるけど。
    あと、作者さんがtwitterでフォロワーさんに尋ねてた怪獣の件、「零下140度の対決」とウーとペギラがみんな出てきたのに思わず頬が緩んでしまった。スミスさんはウルトラセブンだけじゃなくてウルトラマンレオまで見てるようだし!

  • 【あらすじ】
    本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。

    【感想】

  • 2017/6/22~6/28

    本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。

  • +++
    本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。
    +++

    今回は『空の童話』という児童書がキーになっている。いまでは書店に並ばなくなった『空の童話』にまつわる登場人物それぞれの記憶と、その物語に触れたときの感情が、大人になり、乗り越えるべきものに行き当たったときによみがえってくる様子が、手に取るように伝わってきて、主人公と同じように胸が熱くなる心地である。大切なものは、ただそこにあるだけではなく、見えないところで誰かが守ってくれているのだという、忘れがちなことを思い出させてもくれる。どれも切なくあたたかく、やはり必ず一度は泣かずにいられないシリーズである。

  • コンビニたそがれ堂シリーズ第4巻。

  • 一つの本をめぐる物語

    花明かりの夜に
    という物語では壮大に広がる命の繋がりに
    感動したね

    この本を手にしたそれぞれの思い
    素敵でした。

    今回は
    「ほんとうに大切な願い事は、言葉にしなければいけない。
    そうでないと叶わない願い事もある」
    という文章に確かにそうだよね
    言葉にしていこうと思ったね

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・短編集・ほのぼの・感動


    +++2

  • この作者さんの本を読むと日々淡々と過ごして忘れていた部分を思い出させてくれます。今回は本に関わるひとたちの苦労と問題がメイン。スミスと小鳥遊さんがなかなかいいひとで、他のシリーズのひともちらほら出ていて読んでないのも気になりました。少しずつ風早シリーズ制覇したいです。

  • 思春期を迎えた娘たちが相変わらず絶賛する「コンビニたそがれ堂」シリーズ。

    4作目「空の童話」を迎えてやっと、このシリーズは絵本を手にしなくなった大人のために書かれた、心をふるわせて子ども心を取り戻させてくれる絵本的物語なんだと納得。

    2話目の「おやゆび姫」ではコンビニたそがれ堂で「おやゆび姫栽培セット」を買った織子さんが、本当におやゆび姫とくらし始めるお話で、一般常識的には「ありえない話」なんだけど、シリーズ4作目ともなると、「ああ、そういうこともあるかもねと」とすんなりこの不思議ワールドを受け入れてしまえる自分に気づく。
    それどころか、親指姫にお洋服を作ってあげたり、ごはんを食べさせてあげたりしている織子さんがうらやましく思えたりもして、温かい目でなりゆきを見守ってしまう。

    3話目の「空の童話」では悪の秘密結社に所属する小鳥遊(たかなし)さんに科学が進んだ星からやってきた善き宇宙人スミスさんまで登場するが、そんな突拍子のない設定までもどんとこいと受け入れられてしまう。だって、このシリーズは大人のためのファンタジー小説なんだもの!何でもあり!
    老舗の書店の行く末も気になるところだけど、ひとつの滅ぼしきるほどの力を持ついにしえの『生物兵器』も登場して。。。めくるめくファンタジーの世界を堪能できる。

  • 相変わらずかわいい話ばかり。しかも泣かせる話。この本は「空の童話」という一冊の絵本が関わっている話。親指姫も、斉藤さんや小鳥遊さん、スミスさんもいいですが、お兄さんに追いつけなくて…っていうのが1番好きでした。最後に海馬亭がちらっと出てきて少し嬉しかった(^^)

  • (収録作品)追いつけない/おやゆび姫/空の童話/エンディング~花明かりの夜に

  • 人を見つめるまなざしが温かで、読んでいると心優しくなれるシリーズです。この本は、どの話も本のそばで働く人が主人公で、『空の童話』という本が共通して出てくるところが鍵かと思われます。
    酒井駒子さんの挿画による美しい文庫本や『かたあしだちょうのエルフ』の絵本を、物語の中にさりげなく描きこんであるところがよかったです。

  • 4作読むごとに涙が出てしまいました。
    悲しい涙ではなく、あたたかな心洗われる涙っていいものですよね。

    登場人物がみんな優しい人で、
    そんな人達が住む風早の街に住んでみたくなります。

    悪の秘密結社や宇宙人が活躍する、
    いたずら心も大好きです。


    子どもの頃に出会った本によって、
    自分の夢を見つけるって素敵だなぁと感じた物語でした。



    作品の中に出てくる「空の童話」がとても面白そうで、
    読んでみたくなりました。
    「空の童話」は架空の本なので読むことはできませんが、
    「モモちゃんとプー」や「トンカチと花将軍」は
    実際にある本なので、ぜひ読んでみたいと思います。


    「空の童話」の中で語られた言葉が何度か出てきます。
    『ほんとうに大切な願い事は、言葉にしなければいけない。
    そうでないと叶わない願い事もある』
    そうだなぁと思います。
    言霊(ことだま)という言葉がありますが、
    言葉にすることで、そこに魂が宿るのかもしれませんね。

  • 「本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂」
    優秀な兄に憧れと劣等感を持ちつつも、人気の漫画家として活躍する主人公を書いた「追いつけない」が好きです。

  • カフェかもめとたそがれ堂を続けて読んで。
    ほっこりするなぁ。

    4つのストーリーに共通して「空の童話」という本が出てきます。
    子どもの頃に読んだ童話が影響するって
    その人を形作っていくっていうのがなんかいいなと。


    ”追いつけない”のお兄ちゃんが本を抱いて泣くシーンは切ないね。
    本を汚されても怒らずガマンしているとこが。

    ”空の童話”の斎藤さん。書店員。
    町の本屋さんのことを知っていただけに
    なんだか親近感がわくとこもあったなぁとしみじみ。


    p176に風早の街の言い伝えが要約されている笑。
    他作品を読んでたら、くすっとなる感じ。

  • コンビニたそがれ堂シリーズの4作目、だそう。 やさしい気持ちになれる1冊。

  • このシリーズは、日常のなかの非日常って感じだったのに今回は全体的に非日常感が強すぎでちょっと受け入れずらかった。

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本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。

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