(P[わ]1-2)みんなのふこう~葉崎は今夜も眠れない (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 若竹七海
  • ポプラ社 (2013年1月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591132081

(P[わ]1-2)みんなのふこう~葉崎は今夜も眠れない (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • FM葉崎の人気コーナー「あなたの不幸」リスナーのペンペン草さんから届くココロちゃんの日常。驚くほど不器用でドジなココロちゃんの周りには事件が続く。
    それに突っ込みをいれるパーソナリティの瞳子さん。
    毎度最後にはもちろんオチがあり。
    なんかこれ陣内智則の一人コントみたい。
    小ネタのリクエスト曲。渋いし。

    やがてココロちゃんはペンペン草さんの前から姿を消し、FM局のアシスタントくんの日記から病院の図書コーナー日誌へ。メール、日記、手紙、ビテオ、ラジオといろんな手段がココロちゃんを伝えていく。
    なんか実験的な感じがする。面白いけど落ち着かないな。
    ドタバタだけどきっちり前述のことが伏線になってるあたりはさすがだけど。
    最後までドタバタでニヤリとすることが散りばめられている。
    でもやはりなにかグレーなものがうっすら積もって行く感じ。
    そうだ、これが若竹コージーだわ。

    高校のクラスメイトを思い出す。
    数々の失敗のあと、必ず「よかった探し」をしていたっけ。
    元気かなあ。

  • 葉崎FMの「みんなの不幸」コーナーに投書された、ココロちゃんの不幸。
    その内容は、毎回衝撃的で……。
    面白かった。
    容赦のない展開だが、全体的にギャグっぽいノリで、ユーモラス。
    本人があっけらかんとしているので、笑い飛ばせる。
    不器用だけど、幸せそうなココロちゃんに、ほっこり。
    ちらほらある、葉崎市シリーズの小ネタににやり。

  • 人の不幸は蜜の味というけど、あんまりにも不憫でおかしくて、一気に読み終えちゃうくらいおもろかったー

  • 面白かった。ラジオ番組のコーナーで、このパターンがずっと続くのかなーと飽きかけたところで絶妙の転調。ココロちゃん視点はなくて周りからの観察で、事件や人間関係が浮かび上がってくる感じ。かなり不穏なのにココロちゃんの人柄でどうしても笑ってしまう。角田先生の日誌、お酒ばかり飲んでて面白い。他人から見ると不幸の塊であるココロちゃんだが、本人は至って自然体。でもあまりお近づきにはなりたくないかな・・・(笑)。ラジオから聞こえてくるくらいの距離がちょうどよさそう。

  • 作者らしい悪意と皮肉とユーモアが程よく配合された軽妙なミステリ。テンポもよく、止め時が見つからないまま、一気読み。

  • ローカルFMに届いたリスナーの投稿を中心に架空の街・葉崎で繰り広げられるココロちゃんとそれに関わった人達の物語。

    ココロちゃん、どういう訳か次から次へと災難に見舞われ、本当に気の毒なんだけど何故か笑ってしまう。

    これはこれである意味シニカルだけど、葉村シリーズとは対極の明るさと人情のあるミステリー。

  •  瞳子ねえさん、ファンです!

     葉崎市が舞台。ヴィラ・マグノリアとか猫島とか、若竹作品を読んだことあるひとには馴染みの単語がちらほら。相変わらず、つるっとするっと読める文体で、コメディ要素あり、毒もあり、とても楽しかったです。ちまちま捻じ込んである伏線を綺麗に回収するの、ほんとこのひとうまいと思う。
     疫病神まるだしなココロちゃんを中心にして怒る、悲喜交々な事件。中身は細かく区切ってあって、ちょっとした空き時間に読むのに最適。
     ミステリ的なトリックがどうのというより、物語的な仕掛けが楽しめる話。
     前から言ってる気がするけど、葉崎が舞台の話をひととおりまとめて読みたい。昔読んでるはずなんだけど、きれいに忘れてるわ。

  •  FMラジオの放送形式で語られる、不幸だけどめげない少女とそれを見守り続ける少女の話。

     前半はラジオのパーソナリティの語りで物語が進み、途中から貸本コーナーの日誌や警察の取り調べ記録など、表現を様々に変えて話が展開する。
     疫病神がついているとしか思えないくらい数々の事件・事故に巻き込まれながら、あまり深刻さを理解していないココロちゃんの天然さ加減がかわいくもあるし、ちょっと怖くも感じる。起きていることはかなりブラックなはずなのに、なぜか少し笑えてしまうところがこの作品の特徴というか、良さかなと思った。
     物語としての着地点が見えづらいけど、そういうところがリアリティを引き立たせていると思うので、私は嫌いじゃない。
     あと、作品を全部読んだ後でカバーイラストをもう一度眺めてみると、いろいろと思わせぶりな点があって面白いと思った。

  • ココロちゃんが救われないなぁ、というかぺんぺん草ちゃん的には救いがない気がする。

  • 面白しろく読めました。ブラックだけど軽い。軽いけどブラック。長ーい病院の待ち時間に、一気に読めました。

  • 『プラスマイナスゼロ』といい、この作品といい、例えば葉村晶モノに比べたら肩の力が抜けているというか、軽いというか。
    若竹七海なら何でも面白いと感じるわけではない、というお勉強になりました。

  • 若竹七海のコージー・ミステリ?とは違う感じ??
    ちょっと不思議な世界観の作品でした。

    以前に読んだのは、もっとミステリでしたが・・・“葉崎モノ”なので、懐かしい登場人物も(^_^;)
    ちょっと葉崎モノを読み返したくなりました。

  • いろいろな不幸に見舞われながらもくじけないというか気にしないかなりドジでなにかついているんじゃないかっていうココロちゃんから目が離せません。

  • 20130416
    ブラックでちょっとホラー。
    ミステリなのか?って思うけど、伏線から全体の謎解きになっていて、面白かった。

  • ローカルラジオの投稿って形で進む。
    呪われっぷりと連鎖が楽しい。

  • 葉崎町シリーズ?
    舞台のラジオ局はロゼリアに出てきたあのラジオ局ですね。懐かしい。
    評価の低さは、作者が到達点をどこに置くべきか定まっているように思えないからです。
    確かに主人公?の不幸とネタみたいなエピソードは面白い。
    でも、全体がわかりにくい。

  • コミカルなユーモアミステリなのに、どこか心の隅をすうっと冷たい空気が抜けていくような。
    笑えそう…で、半笑いで笑いが止まってしまうような感じ。
    ココロちゃんが、ちょっと怖い。

  • 若竹さんの本は久々。
    『マレー半島すちゃらか紀行』がおもしろいのよねえ。
    今回は最初はんー?て感じもあったんですが、
    読みやすいのでそのまま一気に。おもしろかったよ。

  • 「聞いてください、わたしの友だち、こんなにも不幸なんです・・・。」 波崎FMの人気コーナー「みんなの不幸」はリスナーの赤裸々な不幸自慢が人気のコーナー。そこに届いた一通のメールから始まる不幸を不幸と思わないココロちゃんと周囲の人々が織りなす“不幸せ巡り”の物語。
    一気に読んでしまいました。ライトな感じで書かれているけどブラックです。

  • 2013.1.15読了
    これはユーモアミステリーなのか?
    ちょっとコワイんですけど…

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