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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591132142
作品紹介・あらすじ
花百姫の下に集結をはじめた八忍剣。彼らは空天の法によりふたたび時空を超えた。降り立ったのは、カツラの木が紅に萌える踏鞴場。五十年後の多蛇羅城、魔に憑かれた城主が、選ばれし運命の子の肉体に魔王を甦らせようとしていた。そこで明らかになる美女郎の出生の秘密と、霧矢の悲恋のドラマ。そして花百姫を襲う恐ろしい運命…渾身の時代活劇ファンタジー第五弾。
感想・レビュー・書評
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忍剣花百姫伝五巻。
未来へ飛ばされた花百姫こと捨て丸たち。五十年後の蹈鞴製鉄の多蛇羅城では、魔の者に取り憑かれた城主・鉄眼が、魔王復活を目論んでいるところでした。
魔王復活を防ぐために戦う捨て丸と霧矢。ここで明かされる美女郎の出生の秘密。
過去と未来を行き来して紡いだ因果の糸が結ぶは現代。そこで魔王復活、八忍剣集結しての一大決戦。そのクライマックスまでもう少しか。いまだに登場しない八忍剣ニノ者が揃った時が、開幕なのでしょう。
花百姫に仕込まれた魔王の刃が、どんな結末をもたらすのか。
ハッピーエンドで終わってもらいたい。自身を犠牲にして、魔王を撃ち滅ぼし世界を救う、というよりも。花百姫のキャラクターがそう感じさせないだけで、境遇は十分に悲劇なので、報われてもいいのではないかと思います。
復讐に生き、自己犠牲で終わるというのは悲しいよ。美女郎も同じです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
花百姫七変化、今回は巫女姿!母娘の出会いなのだが双方自覚がないのが切ない。
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