新美南吉童話選集 (5)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 25
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591133095

感想・レビュー・書評

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  • 「一枚の葉書」なんだかもの悲しい…。
    新美南吉の童話は感動するものもあるけれど、悲しいものも多い。
    考えさせる大人向けの童話ですが、好みが分かれそうです。

  • 「うそ」と「一枚のはがき」が未読だったので読む。「うそ」は久助もので、なかなかよい。
    でも「一枚のはがき」はこれはないでしょ、って感じ。「かげ」のときも思ったけど、別に死なんでも。
    清水真砂子が以前「日本の児童文学はかわいいと可哀想しかない」と言っていたけど、こういうのを読むと認めざるを得ない。
    けなげで可哀想。でもそれだけじゃん。
    でももちろん、「花のき村」「屁」という名作も入っているから、本自体はまあまあといったところ。

著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2019年 『子どものすきな神さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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