いよう! (一般書)

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著者 : 山田宗樹
  • ポプラ社 (2013年2月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591133965

いよう! (一般書)の感想・レビュー・書評

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  • どこからともなく「いよう!」と現れて、気が付けばふらりといなくなってしまう。いい加減でのらりくらりと生きている、ちゃらんぽらんな叔父・清治郎。
    そんな叔父との関係を、甥である哲彦の目を通して語られる。

    成長と共に哲彦の一人称が「僕」から「俺」そして「私」へと変わっていく中でまた、叔父への想いも憧れから疎ましさなどの複雑な感情を経て変化していく。
    子供の頃は自由に生きる叔父の姿が、ただ無邪気に格好良いと思えていたけれど、色々な事を知り大人になった彼の目にはただの「しょうもない男」にしか映らない。
    かつては叔父のようになりたいと願った男の子は、いつの間にか叔父のようにはなるもんかと思うどこか冷めた大人になっていく。

    哲彦の心の成長と共に変化していく叔父との関係性が面白い。
    こういう駄目人間だけど、最後には何だか許せてしまう。そういう清治郎みたいな男っているよなぁ。

  • 「いよう!」が口癖の、一風変わった上原清治郎の生き方を、甥の哲坊と、医療ソーシャルワーカーの猪口千夏の目線から描いた作品。

    今までの山田宗樹とは作風が全く違う。悪い話ではなかったが、メッセージ性の強かった以前の作品が好きだった私にはちょっと物足りなかった。
    どちらかというと、「嫌われ松子の一生」に戻った感じ!??

  • 飄々としてて、ああはなりたくないけど、どこか羨ましい存在も兼ね備えている叔父。1日で読めた。

  • いよう!と時々突然現れる叔父さんと、主人公の話。さらっとかーるく読めました。
    自由なおじさんに憧れる少年と、しっかりしないおじさんに腹がたつ青年。
    初めて山田宗樹を読んだかな。

  • ええハナシなんやろけど、常識がなさ過ぎて共感できない。

  • 放蕩者で家族からは鼻つまみ者だけれど、どこか憎めない。
    そんな叔父と彼に憧れた甥っ子の物語。

  • 粋で自由で子どもから見たらサイコーの、でも身内にしたら手に負えない風来坊。
    そんな男と甥の物語。

    嫌われ松子の 男性版。
    一気に読み終え、表紙見て涙。
    彼方にいる叔父達に会いたくなった。

    【図書館・初読・7/19読了】

  • 身内に一人はこういう人いますねぇ。
    変わり者やけどカッコいい自由人…でも誰しも歳も取るし病気にもかかる。
    最期に晢坊に会えてよかった。じわっとホロリとさせられた。

  • どうしようもないんだけど、
    ほっとけない。
    気になる。
    子供で、かわいらしい。

    そんな素敵な男の人が出てきます。

    読んだあと、暖かな気持ちになります。

  • その日暮らしの叔父への憧れ。結婚式にも招いたが大波乱の祝辞あり。

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いよう! (一般書)の作品紹介

ぼくにはヒーローがいた-。あなたの心の中にいる、「忘れられない人」との物語。

いよう! (一般書)はこんな本です

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