([み]3-1)メロディ・フェア (ポプラ文庫 日本文学)

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著者 : 宮下奈都
  • ポプラ社 (2013年4月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591134306

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  • ショッピングモールの化粧品ブースで働く新人ビューティーアドバイザー結乃。先輩の馬場さんとほぼ二人で仕事をしていて、その人間関係やら、売り上げが今一つで悩みながら成長していくお話。結乃の家族は結乃の仕事を嫌悪しており、そのあたりも辛いが、それでも胸を張って仕事をしているところが立派だと思う。個性的なお客さん相手の接客の様子が楽しかった。メロディフェアという曲を聞いてみたくなった。

  • 故郷に戻り、あこがれの職業につき、美容部員という職業がいったい何なのか、苦悶しながらも成長していく物語。ビューティーアドバイザーとしての職業はわからないけれど、接客を行う立場でいる身としては、いろいろと考えさせられました。仕事について、友人について、家族について色々な悩みを抱えながら、時にはへこみ、時には前向きになることを繰り返しながら成長していく様子は、今の自分にとっては励まされました。
    職場での立場は人それぞれだと思うけれど、それでも、自分のお仕事の仕方を見直すきっかけになる一冊でした。

  • とらわれていたのは過去にではなく自分の心だったかもしれない。
    誰かから認められることでそこから解放される。

  • [月イチ2文:2016年4月分]地元に戻り、美容部員として働き始めた主人公。デパートの花形にはなれず、不満を抱きつつもそこでの自分の生き方を見つけていきます。仕事がうまくいかない場合、もちろん自分のせいもあるけれども、自分のせいばっかりじゃないという一文に救われたような気がしました。どうしても人との関わりがあって、時代の流れがあって、その場の空気があってとなると、ちょっとのボタンの掛け違いで上手くいかなくなる事もあるんですよね。当たり前かもしれないけれども、今まで気負いすぎていたのかなと気づかされました。

  • 「メロディ・フェア」 宮下奈都

    大学を卒業し、田舎に戻って来た「結乃(よしの)」は、好きだったビューティ・パートナー(美容部員)になれたものの、希望するメーカーには入れず、配属先もデパートではなくショッピングモールになった。売場では一向に成績が上がらず、家では化粧嫌いな妹との溝が埋まらない。そこに鉄仮面のような厚手のメイクをしたかつての親友が現れ…。
    「人を綺麗にしたい。」結乃のシンプルで強い思いが心地よい。些細なことに迷い、傷つき、それでもまた前を向こうとする、いつもの宮下作品の展開に読後は温かい気持ちになれる。本作ではいつもの輝くような情景描写は見られない。その分、結乃の葛藤がとても丁寧に描かれていく。客が付かず、なかなか売上の上がらない結乃、それでも結乃は買わない客にも真摯に対応し、どうすれば綺麗に出来るか一生懸命考える。書き下ろしで結乃の同僚馬場さん目線の短編つき。これが更に全体の質を高め、結乃の成長が嬉しく感じられる。
    メロディ・フェア、人生で一番繰り返し見ている「小さな恋のメロディ」の挿入歌。日本で圧倒的な人気を誇ったメロディ(トレーシー・ハイド)が金魚を持って軽やかに街を歩いていく。そんなシーンを思い出しながらいっそう爽やかな気持ちになれる作品です(^o^)

  • 郊外のショッピングモールの美容部員が主人公の話。
    デパートの一階の化粧コーナーでもなく、いわゆる一流の化粧品でもない、ショッピングモール。目指してた場所ではない所での仕事の中で、自分のやるべき事を見出していく。
    中でも化粧嫌いの妹との対比が良かった。メイクが人を変える事を知っている姉と、服やメイクにとらわれたくないという妹。2人は辛い過去があり、その事がトラウマとなっている。その2人が心の動きが少し切ない。
    肌を整えてキチンとメイクをする事って、大事なんだな。

    2015.11.4

  • スコーレはかなりのヒットだったのだけど、他のものがどうも収まりが悪い。
    テーマも、キャラクターも、所々のシチュエーションもいいんだけど、最後まとまらずに終わってしまう感じがする。ポイントポイントは面白いと思うのだけど。

  •  書き下ろし『番外編 若葉のころ』を収録。

  • 2015/03/28

  • 大学を卒業した結乃は、実家のある田舎に戻り、ショッピングモールの化粧品カウンターに勤めることになった。実家にはそりの合わない妹、店には個性的な客が訪れる。化粧をすることもありませんし、することで気持ちの持ちようがかわるという感覚がわかりませんが、すれ違う女性を見て、なんであんな化粧、色なのかな、もうちょっとああすればいいのにと思うことがあります。迷い悩みつつも真摯に仕事に向かう結乃、人をキレイにしたいという思いが結乃を成長させていきます。

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