今、話したい「学校」のこと

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著者 : 藤原和博
  • ポプラ社 (2013年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591134399

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今、話したい「学校」のことの感想・レビュー・書評

  • どんな世代の人にも役に立つスキルだと思う。

  • 藤原さんの本を何冊が読んだので、前に読んだことがあるなぁという内容もある。しかし、藤原さんが大切にしたいことにはすごく共感します。こういうことを自分の言葉で伝えたい。読み進めていくと、年100冊ペースの読書を5〜10年続けていくと自然に言葉が自分の中からあふれ出てくるようになるということが書いてあった。これは楽しみだ!
    最近、本を読みながら、物事を考えているようで、考えていないということを痛感させられたので、ブレストや一人ディベートはやってみたい。解説はとても参考になりました。これは保存版!クリティカル・シンキングの大切さを説明できることも、大人として大切だと思いました。

  • 年間100冊を目標に
    義務教育の税金は年間1人100万円、1時間1000円
    正解主義より修正主義
    討論や意見文の授業に活用する

  • 15歳からの(ということは中学生ないし、高校生にむけたということか)複眼思考(クリティカルシンキング)について書かれた本。(題名のとおりですみません)
    藤原さんが語りかけるような優しい口調で、いじめはなくなる?学校のトイレはきれい?部活動は必要?などなど学校に関わる51の問いを投げかけています。
    内容の主眼は、それが本当に正しいのか?鵜呑みにしないで、反対賛成の両方から考えてみて、というメッセージで、まさに対象の時期に自分も読みたかったなぁ、読めていたらもっとましな学生になったかもなと反省しました。(振り返って考えてみると、学校、部活、家の往復で、本を読んでいる時間は今よりもなかったかも。学生は忙しいんだよな、と改めて認識)
    今の私達が考えてもどうだろう?と頭を悩ませる問題ばかりで、子供だけへの問いかけではないことは明らかです。教育はどのように進めて行くのがよりよいのか、じつは国民一人ひとりが考えなければならないですよね。
    その点で多いに参考になる著書と思います。

    ただ、1点だけ。
    学校の1コマを1000円の価値としたときに、その価値があるかどうか、という問いをしますが(教師への通信簿も含め)、これに関しては同意しかねます。(教師への通信簿は別の形であったほうがいいなとも思いますが)内田樹さんなどもおっしゃっていますが、そもそも教育は、貨幣価値に置き換えて考えるべきものではないものだと思います。「お金の価値を早いうちから考える」という点には大賛成ですが、その価値観を教育にまで持ち込む、というのは納得できかねる主張でした。
    消費主体として生徒が語られるようになると、そもそも学校教育が崩壊して行く気がします。貨幣価値に置き換えて考える性質のものではないのではないでしょうか。著作中でホリエモンの話(愛も金で買える)といった話を揶揄した形で挙げていますが、すべてを行政ではなく民間に任せろ!という主張の方々と、じつは同じ主張をしていると感じます。(橋本市長のもとで学校改革をしている以上、もちろんそのようなお考えだとも思うのですが)そうであれば、「学校」のことを話す著書として内容は適切ではないのでしょうか。
    パウチャー制も同様です。学校教育が基盤としてありながら、公共的、地域的圏域とどのように子供たちを関わらせるべきなのかは必要な視点だと思いますが、この論はあまりにも飛躍がすぎると思います。一個人の意見とはいえ、本として出版している以上は、その影響をもう少し考えてもよかったのではないでしょうか。
    (考えた上でのことかもしれませんが)

    少子高齢化が進み、子供の数が減って行くことで、この先教育がどのようにあるべきかは、大いに議論されるべき内容と思います。藤原さんの成果を参考にできるところは参考にしつつ、よりよい方向に進んでもらえたらと思います。

  • チェック項目4箇所。この本は、世界一やさしい「クリティカル・シンキング」の教科書です。クリティカル・シンキングとは「本質を観る鑑定眼」を指すのです。本質が見えづらい社会ではありますが、その実相を自分なりに多面的に解釈し、自分の意見をもって臨む技術を身につけましょう、本書が水先案内人です。
    (テレビとケータイの時間?)……1日3時間だと、1年で1000時間になるのね、これに対して学校の総授業数、時間は1年間で800時間程度、いわゆる主要教科は400時間足らずだと覚えておいてください、大人の通勤時間往復2時間で年間200日の勤務日数なら400時間。ケータイ……中学生では距離を置く、高校生はケータイを積極的に使う。
    (土曜日は学校をやったほうがいい?)……日曜日はもともと7日に1日くらいは体を休めましょうねというのが趣旨だからいいけれど、土曜日まで生活習慣が乱れちゃうのはちょっともったいない。
    (いじめ、人間社会の醜いクセは本当になくせるのか)……異なる文化や考え方の人間が集まれば、多少のもめ事や弱い者いじめ、ばかげた差別が起こるのは人間社会のクセだから。
    (人間関係に強い子に育てるには?)……「ななめの関係」、お姉さん役やおばあちゃん役を子どもにつけること。

  • よのなか科の実践者、藤原和博さんによる中学生向けのクリティカル・シンキング(複眼思考)の啓蒙書。
    「正解主義」、「前例主義」、「事勿れ主義」を打ち砕くために、学校やコミュニティーでの問題を解決するための事例を挙げて、具体的に複眼思考の発想を伝えている。
    理想主義に偏らず、現実的な施策を意識しているように感じられ、共感できる部分が多かった。

  • 東京都初の民間人校長として話題になった著者による、授業のような本です。授業の相手は学生だけでなく、教師や親、ひいては社会人全体なのでしょう。サブタイトルにある「複眼思考」の重要性を学べます。

    強く印象に残ったのは、テレビ•ゲームに毎日3時間費やすと、1年間で約1000時間になるのに対し、学校の授業は1年間に約800時間しかないという比較です。「一万時間の法則」を素直に肯定できない私ですが、この比較には衝撃を受けました。せめて学生時代に知っておけば…

  • 藤原さんの久々の著書ということで、さっそくアマゾンで購入しました。

    内容全然ノーチェックだったけど

    15歳の人たちでも読める内容で書かれているため、とっても読みやすく1時間ほどで読み終えました。



    今まで藤原さんの本を読んでいたり、講演会に参加したことがあれば

    ほぼ語られていた内容が多いですが

    その内容をとっても分かりやすくまとめていただいたことがうれしいですね。

    ま~さんが中学校に入ったら、ぜひ読ませたい!



    これからは「クリティカル・シンキング」が絶対必要。



    生き方の新たな教科書と言ってもいい一冊です。





    ○「なんかへんだなぁ」という感覚を大事にしましょう。

    常識や前例を疑って自分自身で改めて考えてみる。

    あっちの視点からも、こっちの視点からも。

  • 答えを提示するのではなく、「考えてほしいこと」をやさしく提示していた。小学生のころこの本を読んだら自分はどういう風に考えるかな想像するのがたのしかった。
    こどもが出来て少し大きくなったら読ませてみたい!!

  • 答えのない問題に取り組む経験。これは圧倒的に日本の教育に不足している。自分自身も、そういうことをしてこなかったし、しなければならないとわからなかった。
    大学に入って、一番最初に教授から

    「私たちの講義ですら疑いの目を持ちなさい」

    と言われても、「なんで?」と率直に思ったことをよく覚えている。


    この本では、日常にあふれている答えのない問いのヒントがたくさんちりばめられている。
    学校に制服はいるのか、武道のような危険な授業を行うべきか、など様々なネタが、考えてみて面白かった。

    答えのない問いを考えること、そしてそれを周りと話し合うことで、自己理解にもつながるだろうし、大学生での就活の時にあたふたする学生も減るだろう。自分はまだまだそういう経験が足りないので、この本のネタを今度身近な人たちと話し合ってみたいと思った。

  • 閉鎖的な学校に、15歳の子どもが「それ、おかしいんとちゃいますか?」って言えたら、面白いコトになるかも、、、

    ポプラ社のPR
    「必要なのは目の前のことを上手に疑う「クリティカル・シンキング」だ。その考え方を鍛えるために、15歳にとって身近な「学校」をテーマに解説。

    さあ、藤原先生と一緒に考えよう!
    価値観が多様な現代においては、「正解」より「納得解」を導き出す力が大切。必要なのは目の前のことを上手に疑う「クリティカル・シンキング」だ。その考え方を鍛えるために、15歳にとって身近な「学校」をテーマに解説します。」

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今、話したい「学校」のことの作品紹介

学校のモンダイは、学校だけのモンダイではありません。例えば、いじめ。自殺。体罰。学校で、親子で、どのように話しますか?そこには唯一絶対の「正解」はなく、自分と、関わる他者が納得できる「納得解」を導きだす力が必富です。そのためには、見えるものを上手に疑う「クリティカル・シンキング」つまり「複眼思考」が大事。それは「生きる力」そのものです。その思想や哲学、思考力を鍛えるために、15歳にとって身近なテーマを例にとり、「よのなか科」の藤原先生が解説します。

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