(P[み]4-1)晴れた日は図書館へいこう (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 緑川聖司
  • ポプラ社 (2013年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591135303

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(P[み]4-1)晴れた日は図書館へいこう (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • 読書好きの皆さん、それぞれ行きつけの図書館をお持ちなのですよね。私も3か所を拠点に、本代を浮かせています。

    晴れた日は図書館に行こう。こりゃ晴耕雨読ならぬ、晴読雨読ですね。読書好きの小学生 しおりちゃんの行きつけは、雲峰市立図書館。いとこの美弥子さんはあこがれの司書さん。

    なんとか古書堂の栞子さんと少し重なりますが、こちらは微笑ましい、爽やかなミステリー?図書館を中心に本にまつわる、ちょっとした出来事が展開していきます。

    最後のお話しは、「雨の日も図書館に行こう」。やはり晴読雨読です。


    図書館といえば「耳をすませば」の雫が図書館の明るい食堂で静かに本を読むシーン、あの雰囲気が好きです。そういえば耳すまに出てくる少年の名は天沢聖司、作者の名前とかぶってる!

  • 大好きな日常ミステリ、しかも大好きな図書館!
    ハードカバーで読みましたが文庫書下ろしつきと聞いてゲットしました。
    図書館が好きな女の子、いとこの司書さんや働く人たち、いつの間にか図書館に来るようになった男の子。
    図書館を訪れる人たちひとりひとりの事情と思い。
    みんなちがってみんないい。

    図書館の日々や司書の仕事も丁寧に描いてくださって、内側を知る者としては泣き笑いの描写も。
    イベント楽しそう~トラブルが人ごとじゃない~。
    図書館を愛してくださっている作者さんだと思いました。うれしい。

  • 本好きで、図書館へ通っている人にはたまらないタイトル・・
    &・・児童書好きにも!

    いとこさんが、図書館で働いているなんて羨ましいなぁ・・
    我が家にも、司書資格ありがいますが・・
    そして、家族全員が本好きです^^

  • 本を愛するひとびとの、日常のなかの穏やかな交流を描いた作品。自然体で、奇を衒っていないところに、ほどよい温かさを感じた。

    主人公の女の子は小学生にしてはかなり大人びているなと思ったけど、ぼく自身、たまにこういう大人びた女の子の話を耳にするので、なんだかリアリティを感じたなあ。

  • 本と図書館を愛する人に贈る、とっておきの日常の謎。
    主人公は、小学校5年生の女の子と、そのいとこで図書館勤務のお姉さん。
    日常の謎ってほどミステリーでもなく、図書館で起こるちょっとした出来事って感じ。

  • 1冊読み終わってから児童書って初めて気づいた。
    どおりで話の中に謎が出てきた瞬間に答えが思い浮かぶ訳だ…と納得。(考えなくても答えが分かってしまう程度)
    この本は謎を解き明かすのが面白い話なんじゃなくて、日常の中で図書館を基盤にした話の中で
    ほのぼの感やなるほどなぁ~って考えさせられる部分が多いと思う。
    ストーリーがどれもハッピーエンドで終わって行くのは児童書ならではなのかな?
    え?こんな素直に謝る子供なんているの?とかとんとん拍子に解決に向かってしまう所は物足りないと感じました。でも、図書館の裏側は面白かったです。

  • お気に入りの図書館が身近にある生活は幸せなことです。読書好きなら誰しもが何処かご贔屓の図書館があることでしょう。ちょっと大人びた小学五年生のしおりちゃんが主人公の、図書館で起こる出来事、いわゆる日常の謎とき系のお話。最近よく見る表紙絵にそそられる系と思いきや、元は10年前に出版された児童書のようで、かなりライトに読むことができます。ホンワカした雰囲気としおりちゃんの健気さに癒されます。図書館の本を大切に扱って欲しいという著者の想いが感じられ、なんだか用事はなくても図書館に出かけたい気分になる一冊です。

  • いつもの古本屋さんで手にしたのがこの本。
    そう、昨今流行り(?)のあれ(マンガと見間違うかのような装丁)です(笑)

    この本はノーマークの本で、緑川聖司さんという作家もしらなかったのですが、背表紙で見たそのタイトルのすがすがしい感じが気に入って、手にしてみるとかわいいイラストの表紙です。

    自宅に戻ってプロフィールを見てみると・・・
    この【晴れた日は図書館へいこう】は第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞(長い!)の佳作を受賞した作品でした。
    そう、この本、実は児童文学でした。
    文庫本で児童文学・・・、思いもしませんでした。
    でも、せっかくなのでン十年ぶりに、児童文学を読んでみました。
    図書館を舞台にしたライトミステリーですが、丁寧に書かれていて楽しめました。

    子どもの頃から本を読むのが好きで、寝る前に本を読みだすとやめられなくなり、母に「続きは明日にしなさい!」と良くおこられてたっけ~。
    でも、そんなことでやめられるわけもなく、卓上スタンドを布団の中に引っ張り込み、頭から布団をかぶって続きを読んでました(笑)

    小学校の図書館にある海外ミステリーシリーズ(少女が事件を解決していくお話でした)にハマって、「将来の夢は私立探偵!」なんて言ってたこともあたなぁ~。

    と、ちょっと懐かしい記憶がよみがえってきたり~(笑)
    たまには児童文学も良いものです。

  • 図書館の中で起こる日常の謎もの…だと…どストライクですありがとうございます!
    と思って読み始めたら、びっくり、ジュブナイルでした\(^o^)/あらー

    本が大好き!図書館が大好き!な主人公・しおりちゃんの視点で描かれる、図書館にまつわる小さな謎の連作集です。

    ◎「わたしの本!」と3歳くらいの女の子が示したのは、彼女の年齢ではかなり難しいと思われる児童書、の謎。
    ◎六十年前に借り出された本を返しに来た少年の謎。
    ◎ブックポストの中に水をかけた謎。
    ◎特定の分野の児童書が一気に持ち出された謎。
    ◎そして、最後に意外な人物もそろってのハッピーエンド。


    この本をキッカケに、ミステリって面白い!って思ってくれた子達が、やがて少年探偵団やホームズやルパンに出会ってくれたら嬉しいな。
    一冊の本との出会いって、その後に出会って行く本との架け橋になってくれますよね。

    私みたいな学校の図書館に入り浸ってたかつての(笑)子供達は、きっとこの作品の誰かに自分を重ねて読むんだろうな。

    そう、にっこりほっこりしながら読み終えた作品でした。


    本が汚されて悔しい、自分の好きな本を誰かに紹介できて嬉しい。
    本好きなら誰もが経験してきたことを、思い出させてくれました。

    これは、学校の図書館に置いてほしいな〜( ^ω^ )

  • 実は第2弾の方から先に読みました。

    元は10年前くらいの児童書として始まった物語ですが、
    最近第2弾と一緒に文庫に落ちてきたようです。

    図書館を舞台にした日常系のミステリーとなります。
    時代を感じさせないのは、本がテーマだからでしょうか。

    主人公は小学校5年生の女の子と、それを取りまく本たち。
    個人的には図書館の“仕組み”についてのTIPSも興味深く。

    ん、『初恋』の描写が初々しくて、ちょっとだけくすぐったいような。
    なんとなく、『耳をすませば』を思い出したりも。

    あとは、、綺麗な「司書の」お姉さんはいいですね、なんて。

  • 茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。
    そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きている。
    六十年前に貸し出された本を返しにきた少年、次々と行方不明になる本に隠された秘密……
    本と図書館を愛するすべての人に贈る、とっておきの“日常の謎"。

  • 図書館と本をめぐる日常の謎。主人公が小5の女の子というのは意外だった。もう少し年上かと思った。
    読んでみるととても小5とは思えないほど老成しているというか。でもちゃんと理由めいたこと(母子家庭であることなど)は書かれていたので納得。

    ・わたしの本
    字ばっかりの本を指して「わたしの本」だという三歳の女の子。
    果たして「わたしの本」という言葉にこめられた意味とは。

    ・長い旅
    主人公の同級生が、60年貸し出されっぱなしの本を返すにはどうしたらいいかと言う。何故60年もそのままだったのか。
    ツルゲーネフの「はつ恋」。積読状態なんだけど読みたくなった。

    ・ぬれた本の謎
    返却ポストに川の水が流しいれられているというイタズラ。誰がなんのために…?

    ・消えた本の謎
    図書館から児童書ばかりが20冊くらい突然行方不明になる。
    20冊の本は児童書という以外これと言ってつながりはなさそうだが、何故突然消えたのか。

    ・エピローグはプロローグ
    図書館祭りを手伝うことになった主人公。
    そこへゲスト講演にやってきたのは、作家である実父だった。
    はじめて父と会う主人公。

    ・番外編 雨の日も図書館へ行こう
    わざわざ雨の公園で図書館から借りだした本を読むお姉さん。
    何故そんなことをするのか、主人公の「わたし」と同級生の男の子が探る。
    この「わたし」は、5話までの主人公しおりかと思いきや、いとこの方だというトリックめいたものが仕掛けられている。

    緑川さんは児童書の方で名前を知っていたので、あとがきを読んで、どっちかと言うとガチのミステリーを目指していた方で日常の謎系は描いたことなかったと知ってびっくり。

  • 巻末についている同出版社から出される、新刊や別作家の案内なんかを見るのがかなり好き。
    あれを見ていると
    「あ、この本も面白そうやな」
    などと興味を惹かれるよね。

    と、いうわけで、興味を惹かれたので借りてみた本。

    著者の名前は聞いたことがあるような、ないような、とりあえずどきどきしつつ読みかけたら、

    主人公が五年生て!!!! 若っ

    しかもご両親が離婚してはるて!!!!! 重っ!!!

    予想外のスタートでした・・・。

    主人公が若すぎることは若干テンションがさがったのだけど、またこの五年生のしおりちゃんの全然五年生ぽくないことったら・・・。
    家庭環境云々の問題ちゃうよ。
    図書館で働く従姉妹に近所の喫茶店へ連れて行ってもらうんやけど、従姉妹はランチを食べるのにしおりちゃんは(ごはんをすませたからって)お茶だけオーダーするのね!

    大人か!!! (小学生なら、お腹いっぱいでもそこは食べ物を頼まへんか!?)

    しかもそのときに注文するお茶がアップルティて!!!

    黄金桂て!!!!! OLさんか!!


    あまつさえ、その従姉妹のご自宅へ行ってカモミールティを振舞ってもらって心を落ち着けたりするんやけど、なんやろうもう、おされママ友のランチか!?


    ほんまにこの子、五年生か!? 大丈夫か。


    「図書館にまつわるちょっとした不思議」は、第一話こそ
    「うーん、さすがにちょっと、エンターテイメントとしてはパンチにかけるかな・・・?」
    と、思ったけど、だんだん深く、深くなっていったと思う。
    あの調子でいくと飽きたかもしれへんけど、そこはいい意味で裏切られました。

    第五話とか、すごい!
    終わり方もまたすごい。早く続きが読みたくてしょうがないです。
    番外編も、うまいなあと思った。


    それこそ、しおりちゃんや従姉妹の美弥子さん、お友だちの安川くんとの距離感がじょじょに変わっていく具合がすごくいい。
    じんわり、じんわりと動いていくさまがより「日常」ぽくて、しおりちゃんみたいな五年生になりたいなあと思った。
    あんなに落ち着いて、現状を受け入れていて、なおかつ自分をしっかり持っている五年生ってなかなかいないよ!?

    関根さんの詩は、どんと討たれました。

    (2015.04.20)

  • この本は本当に大好きな本。
    ハードカバーに親しみを持っていたから単行本として読むのに違和感があった。
    大切だなと思う言葉があちこちにちりばめられていると思う。
    図書館の司書になりたいと強く思ったのもこの本を読んで。何よりも私は主人公のしおりが好きだ

  • 図書館を舞台にした日常系ミステリー。とはいえ、そもそも児童向けにも書かれているからか、そこにハードな謎感はなく、文体的にも易しいのでサラリと読める。子供のころにこの本に出会ってたら発見だろうな、と思えることが書かれていて面白い。

  • 気持ちがほんわかしてくるミステリーだと思う。
    作中に出てくる本は児童書がほとんどだけど
    凄く読んでみたい!

    そして、この図書館に憧れる♪
    身近にあったらいいのになぁ

  • 2014/9/12
    小学5年生の女の子がいとこのお姉さんが働く図書館に通い、迷子の女の子、水浸しになった本、60年も前に貸出しされた本の返却、借りずにもって帰ってしまう不明本など様々なことが起こるー

    私も図書館にかよってるから、身近に感じられた。
    図書館って地元の老若男女様々な人があつまる場所。そんな場所ってなかなかない。だからこそ、大切にしたい。

  • 読書好きの小学生しおりは、いとこの美弥子さんが司書を勤める市立図書館へと通うのが日課になっている。そこでしおりは迷子の女の子や、60年前に貸し出された本を返却しに来た少年、次々と行方不明になる本、ずぶ濡れになった返却本など様々な出来事に遭遇する。
    図書館で起こる日常ミステリが中心。そして図書館という施設やそこで働く人の様子が丁寧に描かれている。エピローグでは登場した人々がみんな揃って登場し、笑顔に。児童書なので読みやすく、図書館好きになってもらうには良い本だと思う。

  • 読書が好きで、図書館へ
    通う小学生の女の子が主人公。
    叔母が図書館に勤務していて
    図書館で出会う謎?を解決していく。

    図書館で不明になる図書の多さなど
    初めて知った。

  • 第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作。何度もいろんなジャンルの賞に応募して、何度も最終選考まで残りながら、結局受賞を逃し…ということを繰り返しながら、この作品でデビューされたそう。

    この「佳作」という言葉、この作品の空気感にぴったり。昔から好きな言葉ですが、ますます好きになりました。

    世間が大騒ぎするような問題作でもないし、心躍らせる冒険もない、児童文学としてもおとなしい作品ですが、やはり本を愛している人たちの優しさで埋め尽くされて、さらにその人たちのあたたかさでラッピングされたような本でした。

    私は番外の「雨の日も図書館へいこう」が、絶対のお勧めです。

    こうして書いているレビューさえ、普段は常体が当たり前の私が敬体になってしまうくらい、穏やかな気持ちを取り戻せる本でした。

  • 児童書でよく目にする緑川さん、実はこれがデビュー作らしい。
    図書館の内情をよくわかってらっしゃる!美弥子さんの司書としての姿勢も見習うべきところがたくさん。小学生が主人公という事もあって、ミステリ度はほんのり。自分は幸せな仕事をしているのだなぁ、と思い出させてくれる1冊。続編も読みたい!

  • 図書館を舞台の中心に据えた、全体的に落ち着いた雰囲気で展開が進むものでした。それだけに、ある一点の驚きがとても印象深い、作者にしてやられたなぁと感じた本でした。

    本を通して出会いがあり、一つの物語が出来上がるというのを眺めるなかで、本格的ではないものの心地よいミステリが含まれており、図書館の雰囲気に包まれているような気分になれるものかなと感じます。

  • ジュブナイル、なんだろうか。わからない。
    本好きとしては、本を題材にした作品は楽しい。
    この作品はミステリとしてはそんなに重くないから、読後感も穏やかで安心する。
    主人公(探偵役?)が小学5年の女の子、というのも、その理由かもしれない。
    自分自身は、本に対する所有欲があって、図書館を利用することはほとんどない。
    だが、図書館という場所に対する憬れは、この作品を読んでいっそう強まった。

  • 特に伏線やトリックがすごいわけでも、劇的な展開があって盛り上がるわけでもないですが、こういう日常ほのぼのミステリ系で登場人物が素敵な本は読後感がすごくいいですね。

    この本もそういう読後感が味わえました。

  • 司書さんて、大変なんだなぁ。

    どんな仕事でも、苦労することや辛いことがあると思いますが、司書は本当に本が好きでないと出来ない仕事なんですね…。


    2014.02.12

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