(P[さ]4-1)ばんぱいやのパフェ屋さん 「マジックアワー (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591135341

感想・レビュー・書評

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  • パフェとバンパイアがどう結びつくのかなーと思ってたら、生き血と同じ成分の牛乳を好むのには驚きました。怖い感じもなくて、ホンワカする楽しいストーリー。中学生ならではの恋だったり、家庭環境の問題だったりと飽きる事がありませんでした。また体が弱いとされていた音斗が体と心、どちらも強く成長出来るんだろうと続きが気になります。
    本当に厨二病みたいなバンパイア、次はいつ登場するのかな?彼が悪役になるのか、それもこの先の展開で分かってきそうです。

  • 生き血を飲まず、高温殺菌された牛乳を好む今どきの吸血鬼にとって、古き良き吸血鬼は「中二病」の一言で表されてしまうんですね。笑ってしまいました。現代的に言えば、確かにそうなのかな。さくっと読めて楽しい本でした。

  • 四月はまだ寒い北の都札幌。中学生になった高萩音斗は、小学時代から「ドミノ」と呼ばれてからかわれるほどすぐ倒れてしまう貧血・虚弱体質に悩んでいた。そんな彼を助けるために両親が連絡をとった遠縁の親戚たちは、ものすごく変わった人たちだった! 商店街にパフェバーをオープンした彼らのもとで、音斗は次第に強さと自分の居場所を見つけていく。
    ユニークな世界に笑い、音斗くんの頑張りや恋心にほろりとするハートフルストーリー!

  • とんでも設定かよ

  • まさにタイトル通り。すごい。

  • 吸血鬼…いや、吸乳鬼であると気付いた中学1年生の男の子が同じなかまのセンパイ三人組と日暮れから夜明けまでのパフェ屋さんで暮らす。

    今どきバンパイア。ほんわか、おもしろい。

  • 私がキャラクターを上手く読めてないからだろうか。なんとなく違和感。
    その「かわいそう」という気持ちの正体はなんなんだろう。
    上から目線な気がする。超越した種族としての。
    音斗くんの「いいなあ」の真意が読み取れなかったというところからすれば、それは意図的なものなのかな。
    種族の差なのかな。
    でも、単純に私が読み取り切れてないだけのような気もする。
    上手く読めなかった。

  • 面白かった!前から気になってた作品ですが、クスっと笑えて可愛くてちょっとだけミステリもあって☆これ、中学生時代に読んだらもっとハマったかも!脇キャラの太郎坊、次郎坊も牛のお母さんも良かったし。続編も読んでみたいです☆

  • 娘のお勧めで読んだ。吸血鬼体質(だけど血は吸わない)のため、夜にだけ開くパフェバーが舞台。設定も面白いが登場人物たちの性格が極端で、会話が面白い。

  • すぐ倒れてしまう為小学生の頃からドミノと呼ばれる中一の音斗の貧血、虚弱体質は、吸血鬼の末裔である所為だった。血ではなく牛乳を飲む兄のような親戚の三人との日々にほのぼのする。同級生への恋や、旧式の中二病吸血鬼等。パフェの描写がもっとあったら良かった。ポテトグラタンが美味しそう。室内の牛の存在感が凄い。

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著者プロフィール

1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。BLやファンタジー、ホラー、あやかしものなどの様々なジャンルで活躍中。

「2017年 『ばんぱいやのパフェ屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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