- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591135464
作品紹介・あらすじ
☆大人気! おしゃべりネコ、ブンダバーの物語、初の文庫化!!☆
ある日、古道具屋のおしじさんがひろってきた洋服ダンスを手入れすると、
中からとても元気な黒ネコがとびだしてきました。
そのネコの名前は、ブンダバー!!
いたずら好きで、くいしんぼう、そしてなんと、人の言葉でおしゃべりする、
とてもふしぎなネコだったのです……。
感想・レビュー・書評
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#ブンダバー
#くぼしまりお
#ポプラポケット文庫
#児童書
#読了
しゃべる猫、ブンダバーの物語。最初平和すぎてこのまま何も起こらないのかな…と思ってしまいますが、読み進めると物語のヤマがちゃんと来ます。心あたたまる可愛らしいお話でした。キュートな挿絵も多く中学年からおススメ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもが気に入っていたので読んでみました。確かにおもしろい。
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古道具屋のおしじさんが拾ったタンスには、秘密の力が隠されていたー。「おしゃべりネコ」のブンダバーがホルムの町を賑わす物語。ある四年生の、2学期のベスト本。
ブンダバーが喋ることは、古道具屋のおしじさんとリンさん夫婦、それから女の子モモだけの「秘密」だった。喋るネコだと知られると、みんなが驚いてしまうし、ブンダバーによくないことが起きてしまうかもしれないからだ。でも秘密にしていると、ブンダバーは町のみんなとずっと喋ることができない。そこでモモが、ある作戦を立てる。
おしじさんが謎めいた「古道具」であるタンスを拾い、修理するときにねこの模様が浮かび上がってくる様子にワクワクした。きっと何か秘密が隠されているんだろうという予感に。
ブンダバーがおしじさんとリンさんの本当の子どものような存在になる様子は微笑ましかったし、明るく優しい女の子モモと友達になるという展開も嬉しかった。ブンダバーが、「秘密」を知っているこの3人と心を通わせていくのが楽しい本だった。
町のみんなと仲良くなりたい、でもあまり人気者にはなりたくないブンダバーを気遣う3人の優しさも魅力。
これからどんなことが起こっていくんだろうと、期待がもてる一巻目。続きが読みたくなる。 -
3年から。人物のキャラクターがはっきりしていて、町の雰囲気も明るく楽しくテンポよく、とても読みやすい。アーヤと魔女のダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのような海外の物語のような雰囲気。ブンダバーという名前も読んでいるとすぐに世界観に入り込めて愛着が湧いてくる。
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小4の娘がおもしろがっていた。表紙には興味を示さなかったが、読んでみると気に入ったらしい。