ブンダバー1 (ポプラポケット文庫 児童文学・中級〜)

  • ポプラ社
4.30
  • (12)
  • (11)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 139
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591135464

作品紹介・あらすじ

☆大人気! おしゃべりネコ、ブンダバーの物語、初の文庫化!!☆

ある日、古道具屋のおしじさんがひろってきた洋服ダンスを手入れすると、
中からとても元気な黒ネコがとびだしてきました。 
そのネコの名前は、ブンダバー!!
いたずら好きで、くいしんぼう、そしてなんと、人の言葉でおしゃべりする、
とてもふしぎなネコだったのです……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • #ブンダバー
    #くぼしまりお
    #ポプラポケット文庫
    #児童書
    #読了
    しゃべる猫、ブンダバーの物語。最初平和すぎてこのまま何も起こらないのかな…と思ってしまいますが、読み進めると物語のヤマがちゃんと来ます。心あたたまる可愛らしいお話でした。キュートな挿絵も多く中学年からおススメ!

  • 子どもが気に入っていたので読んでみました。確かにおもしろい。

  • 古道具屋のおしじさんが拾ったタンスには、秘密の力が隠されていたー。「おしゃべりネコ」のブンダバーがホルムの町を賑わす物語。ある四年生の、2学期のベスト本。

    ブンダバーが喋ることは、古道具屋のおしじさんとリンさん夫婦、それから女の子モモだけの「秘密」だった。喋るネコだと知られると、みんなが驚いてしまうし、ブンダバーによくないことが起きてしまうかもしれないからだ。でも秘密にしていると、ブンダバーは町のみんなとずっと喋ることができない。そこでモモが、ある作戦を立てる。

    おしじさんが謎めいた「古道具」であるタンスを拾い、修理するときにねこの模様が浮かび上がってくる様子にワクワクした。きっと何か秘密が隠されているんだろうという予感に。

    ブンダバーがおしじさんとリンさんの本当の子どものような存在になる様子は微笑ましかったし、明るく優しい女の子モモと友達になるという展開も嬉しかった。ブンダバーが、「秘密」を知っているこの3人と心を通わせていくのが楽しい本だった。

    町のみんなと仲良くなりたい、でもあまり人気者にはなりたくないブンダバーを気遣う3人の優しさも魅力。

    これからどんなことが起こっていくんだろうと、期待がもてる一巻目。続きが読みたくなる。

  • 3年から。人物のキャラクターがはっきりしていて、町の雰囲気も明るく楽しくテンポよく、とても読みやすい。アーヤと魔女のダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのような海外の物語のような雰囲気。ブンダバーという名前も読んでいるとすぐに世界観に入り込めて愛着が湧いてくる。

  • 小4の娘がおもしろがっていた。表紙には興味を示さなかったが、読んでみると気に入ったらしい。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1966年、東京に生まれる。文化学院美術科卒業。子供の本の創作や翻訳に意欲的に取り組み、またイラストレーターとしても活躍している。挿絵の仕事に『おねちゃんはドキドキ一年生』(講談社)、絵本に『あかちゃんからのおくりもの』著作に『ブンダバー』シリーズ、『ブンダバーとなかまたち』シリーズ。訳書に『チビねずくんのながーいよる』『チビねずくんのあつーいいちにち』『チビねずくんのクリスマス』『サリー、山へいく』『サリー、海へいく』(以上・ポプラ社)などがある。

「2021年 『50代になった娘が選ぶ母のお洋服 魔法のクローゼット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

くぼしまりおの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
にしまき かやこ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×