([は]1-6)秘密のスイーツ (ポプラ文庫 日本文学 ([は]1-6))

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591135617

感想・レビュー・書評

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  • 薄いので、1時間程度で読める本です。
    不登校の理沙が戦争時代の同世代と会話をして成長する物語。理沙は写真の見せ合いからお菓子の送り合いを通して、食べ物の大切さを感じていきます。食べ物を送った感謝された気持ちを通して、どんどん人間性が成長していく姿が読んでいて、ほっこりしてきます。

  • 理沙という女の子が携帯を通してタイムスリップしちゃって携帯で連絡を取り合い、お菓子を食べられない戦前の雪子にお菓子を神社に置いといてどんどんお菓子をあげるんだけど、不思議な交流でした。読みやすくて心温まる物語でした。

  • ハードカバーの表紙が大好きないくえみ綾さんだったのでずーっと気になっており、娘にも読ませたいと購入。ブクログ100冊目!

    神社に隠した母の携帯がきっかけで戦時中を生きる少女と交流するというお話。
    不登校の主人公に友人ができ学校へ通うようになったり、人を助けたいと思う気持ち、ありがとうって嬉しいと思う気持ちなど心の変化や涙を誘うハッピーエンドに心が温まります。
    児童文学とのことで子供はもちろん、大人でも楽しめます。
    小学校高学年くらいのお子さんの読書感想文にも良いかと思います。

  • 心温まるお話。
    児童書?
    なんか絵本みたいだったなー。

  • ありがとうという感謝の気持ちはとても大切だと実感した。
    生きている時代は違くても伝える、つたえられることはある。
    とても温かな気持ちになったし、読んでよかった。
    当たり前のことこそ大切に思えるこころってすてき。

著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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