戦国人物伝 島津義弘 (コミック版 日本の歴史)

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制作 : 加来 耕三 
  • ポプラ社 (2013年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591135747

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戦国人物伝 島津義弘 (コミック版 日本の歴史)の感想・レビュー・書評

  • 伝説の「関ヶ原の戦いでの敵中突破による退却」で知られる島津義弘の伝記漫画。

    島津家の歴史は古く、源頼朝によって九州最南端の島津荘の地頭となって以来、鹿児島の地に根付いてきた。
    戦国時代になって九州でも群雄割拠の様を呈し、島津家は他の国人に占拠されている
    ・薩摩国
    ・日向国
    ・大隅国
    の3ヶ国を奪還すべく戦いを続けていく。

    義弘は島津貴久の次男であり、兄は義久、弟に歳久と家久がおり、この四人は「島津四兄弟」として強固な絆に結ばれていた。
    島津家の戦法は釣り野伏せと称される「伏兵戦法」であり、少数で大軍を引き付けてわざと敗走して、追ってくる敵を伏兵で取り囲んで殲滅するというものであった。
    やがて島津家は九州の南部を制圧し、中央部を領する「大友家」、北部を領する「竜造寺家」との三勢力による構図に突入する。
    けれど、竜造寺家は「肥前の熊」と称された当主の竜造寺隆信が島津氏との戦いで討たれ、キリシタン大名として名高い「大友宗麟」もキリシタンに傾倒する余り、求心力の低下を招き島津氏との戦いで敗北を喫した。

    他の2家の衰退するのに対して島津家は四兄弟の団結で勢力を増し、九州を統一しようとしていた。
    しかし、中央では織田信長の跡を継いで天下取りを進める豊臣秀吉が勢力を伸ばして、四国・中国地方を傘下に収めていた。
    落ち目の大友宗麟がすがったのがこの秀吉である。大友を助ける名目で秀吉は九州へ出兵する。
    その軍勢は何と20万人に及んだ。小田原攻めの軍勢が22万人と伝えられているから、ほぼ同規模である。
    如何に島津家が九州最強を誇ろうとも「多勢に無勢」は否めなかった。
    各地で打ち破られる島津軍。義弘も奮戦するが叶わず島津家はとうとう降伏する。
    けれど秀吉は寛大にも島津家を許し、大隅・日向・薩摩の3ヶ国は安堵された。
    豊臣政権に組み込まれた島津家はその後の朝鮮出兵で義弘が渡海し、「鬼島津」と恐れられるほどの凄まじい強さを見せる。
    20万人の明と朝鮮の連合軍を僅か1万の兵で撃破したのだ。
    けれど朝鮮出兵は島津家に多大な人的・金銭的な負担を強いた。領内の豪族たちの反乱も収まらず、渡海して戦っていた義弘と国内に残っていた当主の義久との間にも軋轢が生じた。
    秀吉は渡海もせず積極的な協力もしない義久を排除して、島津家の当主に義弘を据える。秀吉による島津家分断作戦である。
    四兄弟のうち末弟の家久は病死し、三男の歳久は領内で起こった反乱の首謀者として秀吉の命により討たれた。
    鉄の結束を誇った四兄弟も義久と義弘の二人になり、島津家の戦力も半減する。

    朝鮮出兵での無理が祟ったのか1599年に秀吉が病死すると、朝鮮から軍は撤退する。
    やがて帰国した諸将は石田三成を初めとする「文治派」と、福島正則・加藤清正らの「武断派」の争いに巻き込まれる。
    その両派の争いを上手く利用したのが「徳川家康」であった。家康は徐々に自身の野心を露わにする。
    中央に不穏な空気が漂う中、五大老のひとり会津の上杉景勝に謀反の疑いがあり、家康の下に討伐の軍勢が起こされる。
    義弘は家康から直々に伏見城の警護を依頼されたのだが・・・その時の義弘の手勢は僅か700の寡兵である。
    しかもその寡兵が伏見城の留守を預かる鳥居元忠の拒絶に遭い、城に入れない。
    そこへ三成からの誘いが来た。家康討伐の軍勢を起こすので加勢をという依頼である。
    手勢が1,000人を切っている義弘に選択の余地はない。西軍に加勢する他はなかった。
    もし、この時に伏見城に入城していたら義弘は三成の軍勢に攻められた際に討死したであろうか?
    まことに時勢の移り変わりとは激しいものである。

    その後、国許を抜け出して義弘の軍勢に加わる者が出てきたため若干、兵が増えて1,500人ほどに... 続きを読む

  • 島津義弘氏の伝記漫画。小学校低学年~向け。
    戦国期に名を残している武将ほぼ全てがよく分っていないのでまずは漫画でざっくり把握中。
    しまたけひとさん作の【※敗走記(1)関ヶ原~大阪「島津の退き口」を辿る】を読んだため関ヶ原以降に描かれているエピソードは予想出来ていたのに・・・!号泣(笑)
    今度は活字で島津義弘さんを追いたくなる、そんな導入にもってこいの漫画でした。

    http://www.amazon.co.jp/%E6%95%97%E8%B5%B0%E8%A8%98-%E9%96%A2%E3%83%B6%E5%8E%9F~%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%80%8C%E5%B3%B6%E6%B4%A5%E3%81%AE%E9%80%80%E3%81%8D%E5%8F%A3%E3%80%8D%E3%82%92%E8%BE%BF%E3%82%8B-%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0KC-%E3%81%97%E3%81%BE-%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%B2%E3%81%A8/dp/4063524817

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南九州の守護大名・島津家に、四兄弟の次男として生まれた義弘は、兄や弟たちとともに、薩摩・大隅・日向の三州統一、さらには九州制覇をめざす! 鬼と呼ばれるほどの強さで戦国の世を戦い抜き、関ヶ原の合戦の敵中突破で有名な武将の物語!

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