- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591136089
感想・レビュー・書評
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最初は液体状の爆薬を作って売っていたらしいが、取り扱う人達や輸送業者が、取扱いの注意事項について全く知らされなかったらしく、各地で事故が多発。事故報告書全てに目を通したノーベルは固体状の爆薬(ダイナマイト)を作ることに成功。
晩年は、世の中の戦争をなんとか無くそうと画策したようで、(ダイナマイトも平和利用のために使ってほしいものだった)
莫大な遺産を、人類の発展や平和のために貢献した人に贈るよう遺書をのこし死去。どんなに立派な発明でも、戦争のために使われたら意味がないというノーベルの強い思いが伝わってきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「幼い頃から勉強が大好きだったノーベルは、発明好きの父親の影響で、科学に興味を持ちました。フランスやイギリス、アメリカの留学を通して、世界最先端の科学技術を目の当たりにしたノーベルは、自らも人類の未来へ貢献したいと思うようになりました。その後、ダイナマイトを発明したノーベルは、その利益で蓄えた巨万の遺産を、人類の発展と平和活動に貢献した人たちをたたえる賞に使って欲しいと願いました。」
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2019.12.11
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ダイナマイトを作った、ってやつね。当時はいろんな物質を合成できるか、抽出できるか、反応を起こせるか、ってやって、発明家として事業をしている人、というのがまだ存在して、その中の1つが爆薬、これで鉄道を作るのが楽になるね。と。それがまぁ悪用というか、戦争に使われて行く。ライト兄弟の空を飛びたい夢もそうだし、この時代背景から、だからこそというのもあるし、時代にやられた、というのもあるし。でも、ただ、そんなことしたなんて、すごいはすごいよね。