父という病 (一般書)

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著者 : 岡田尊司
  • ポプラ社 (2014年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591136737

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父という病 (一般書)の感想・レビュー・書評

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  • もう新書が出ているんだ、びっくり! とっても売れているのかな!? 本屋さんでもたくさん見かけました。
    自分の今の状況と父との関係、無関係かもしれないけど、自分をより深く知るための手がかりになるかもしれない本ではないかなと思いました。偉人や有名人の親子関係について書かれていて(これはこの著者の十八番だけど)、読み物として面白い。というか、この本は、読み物として面白がって読む本なのではないかと思ったり。

  • 子どもが正常に育つには父親が重要。その父親は、尊敬できる立派な父でかつ子がある程度大きくなったらフェイドアウトするべし・・
    父との関係が元で精神的に問題のある大人になったという著名人たちの例をもとに話が進んでいくが、駄目な父でも成功事例あり、立派な父でも問題事例あり、でじゃあどうすればいいのかと思う。
    結局父というのは母ほどの影響はないが、母との癒着を起こさせないために必要なファクターであるらしい。

  • 「毒になる親」を読んで以来、私の中の「親」問題とは父親問題であった。ところが、まさに父親の事を扱った本書を読みながら私の中に浮上してきたのは、なぜか母親問題であった。本書には有名人から自験例まで、これでもかと言うほど多数の、父子関係に問題のある症例が紹介されているため、読み進めるにつれて、漠然と感じていた自分にとっての親子問題が徐々にはっきりしてくる感じ。その中で、今まであまり自覚してなかった母との関係に気付かされた。
    そして今解決すべきは、自分と子どもたちとの関係、自分が子どもたちに与えている負の影響をできるだけ早く断ち切ること。まだ間に合えば良いのだが。

  • 父親の役割は、厳しさを伝えること。
    母という病を読んでからの方がいいかも。

  • 母という病の姉妹本。
    どっちかというと私にはこっちの方がしっくりくる内容だった。
    子育てには母親も父親も必要。どっちつかずに育つことが、もっともバランスの良い、健全な成長を遂げやすい。

    今広がる父親の不在(精神的な場合も含む)と母子融合の悲劇。まさに私のことだ~~~。

    読後感。この手の本はもういい。満腹。考えても仕方ないね~と思った。それだけ自分のことを言い当てているようで。なぁんだ~、父もだけど母が精神的に未熟で自己愛的だったことが悩みの根本なんだってわかって、あぁ、もういいわって思えた(笑)

    けど、そうすると近代家族以前の人々はどうだったんだろうと、また新たな疑問が、、、、、(爆)

    もひとつ、社会的には偉大な父親であったガンジーが、1人の父親としてはかなり問題があったってことにびっくりしました。なんだかなぁ~って感じで。

  • 「母という病」のセット本。
    毒母が生じるのは、家庭に父親の存在感がないから、子育てに父親が関与しないからという持論。子どもの世話をするのは母だが、子どもに遊びを教えるのは父親の役目。というのは納得できるが、やや古くさいと思う。父親がおむつを替えたり、家事をしてもいいではないか。

    威厳のある父のもとで育たなかった息子は、ギャンブル依存になったり性依存症になったりというのはうなづける。

    ハンナ・アーレントはハイデッガーに父親の影を見出していた、ピカソは父に溺愛されていた、など、興味深い症例の数々。

    けっきょく理想の父母像をパートナーに求めない、欠点を寛容にみる、というのが夫婦円満、家庭良好のコツで、子どもの育成に影響を与える。

  • 同じ著者の『母という病』を読んで、面白かったのでこちらも読んでみた。
    『母という病』では、子どもと母親との関係ばかりが書かれていて、父親についてはほとんど述べられていなかった。この本ではそれについての説明(釈明?)もあり、『母という病』の続編のような感じで楽しめた。

    人間には誰であっても父親・母親がいて、小さい頃の両親との関係が良好であったかは、生涯に渡って影響を及ぼし続ける。「関係が良好」というのがどういうことなのかは難しいが。この本には多くの主張があるが、その後に必ず事例を挙げて説明があるのでわかりやすかった。事例というのは、精神科医である著者の臨床経験から来るものと、有名人(ピカソ、ユング、三島由紀夫、ガンジー、etc…)を挙げたものがある。

    色んな事例の中から、「これは自分にも当てはまるんじゃないか?」、「これは自分とは違うな」と考え、比較しながら読む。自分の両親のこと、そこから進めて自分自身のことを考えるのがやりやすくなる。あまりに身近な自分の両親のことは、他と比較すると考えやすい。

    「両親との関係が良好でない」というのは、「父親の不在」と「母親の不在」に置き換えられるのだと思った。ただ、不在というものには現実の不在(死別、離婚など)と機能的な不在とがあるようだ。子どもには、父親・母親機能を果たす何かが必要で、それは必ずしも生物学的な血のつながった両親でなくてもいい。血のつながった両親がその機能を果たせず、それを補う誰かがいないときに問題となるようだ。

    ただ、そうだとすると父親機能・母親機能とは何なんだろう?まだ自分の頭の中では整理できていない。

    気になった点として、生物学的に父性を生み出すホルモンである「バソプレシン」、および同様に母性を生み出す「オキシトシン」の話がある。細かくその仕組みなんかの説明がないせいか、どうにも胡散臭く感じてしまった。たぶん、これについて知りたければ他の本を読むべき。

  • 櫻井よしこ の父 戦前戦中 アジアでの貿易商
    終戦で築いた財産を失う
    父がハワイで日本食レストランを開く 誘われる
    2年で戻る 帰国を拒否して勘当 そこから這い上がる

    アテーナーコンプレックス
     娘が父親に同一化 男勝りの活躍 サッチャー ヒラリー

    アンティゴネコンプレックス
     過剰なまでに父親や男たちにつくしてしまう女性の無意識の力動

  • 長年、親子関係を見つめてきた精神科医が贈る、話題騒然のベストセラー「母という病」に続くもう一つの真実。
    父親は必要だろうか?父親の役割とは何だろうか?”父親”というテーマを事例やエピソードを踏まえ、精神分析的、心理学的、社会学的、生物学的側面から明らかにする。

  • 母と子には、完全なる肉体のつながりがあるのだけど、父親にはそれがない。
    その事実が、父親という立場を規定しているのでしょう。

    この本にでているような事柄って、誰もが大なり小なり抱いているのだろうなあ(「母という病」を読んだときも感じましたが)。

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