私のスポットライト(一般書)

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著者 : 林真理子
  • ポプラ社 (2016年9月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591136997

私のスポットライト(一般書)の感想・レビュー・書評

  • 女子中学生が主人公。児童書用もあり、こちらはラストが母親目線で描かれています。
    学校という世界の中にいると、そこが全世界。そこでの自分の立ち位置を知っておかないと、えげつないいじめが存在する。
    前半は、かなりリアルに受け止められます。
    後半は、奇想天外なところも多々ありますが。
    “世界はひとつじゃない”“自分の好きなこと、打ち込めることがあれば、そこでもうひとつの世界があって強くもなれる”ということ。
    私はそう受け止めました。思春期の年代の子が読むと、途中から「ありえない」と思うかもしれない。でも、ありえない中に、訴えたいことが盛り込まれているから、そこを感じられたらいいと思う作品です。

  • 先に読んだ「グラビアの夜」と似たような印象の本。
    軽くさらさらっと書いてあるという印象で、何も残るものがない。
    読みやすいと言えば読みやすいけど、あまりに内容が薄い。
    安直なストーリーに人物設定。
    適当にきれいにおさめたような結末。
    主人公は中学生の女の子だけど、いくら何でもここまで幼いかね?と思う。
    昔の林真理子さんの書く中学生はもっと大人っぽかったと思う。
    時代に合わせてちょっと落としてみたというのが見て取れた。

    主人公は学校の劇で主役をした事により、演技の面白さに目覚めた中学生の女の子。
    彼女は親に頼んで劇団に入団。
    演技の勉強を始め、映画のオーディションを受け、出演する事が決まる。
    その間、彼女が劇団に入った事を妬んだクラスメートからイジメにあい、一時は劇団をやめようとしたり、彼女が劇団に入った同じ頃、従妹の美少女がスカウトされて順調にタレント、女優の道を進んだり・・・と色々あり、さらに、彼女が出演した映画がオシャカになるという事態にー。
    彼女は従妹に頼んで、CMのスポンサーにかけあってお金を集めようとする。

    何か、どこに焦点を置いてるのか分からないような話だと思う。
    ごった煮みたいに色んな事があって、イジメ、映画の資金難、劇団で演技を学ぶ自分ととんとん拍子にCM出演が決まる従妹との対比など。
    どれもありそうなよう話を盛り込んで盛り上げようとしているのが分かるけど・・・。
    あまりに短期間に色々ありすぎてちょっと安直すぎると思う。
    ありそうなのに、ありえないような話になってしまった。
    主人公が映画のプロデューサーになって・・・というくだりはそこまで熱心に・・・という感動という話でなく、ただぶっとんでるという印象だし・・・。
    林真理子さんは上手で器用な作家さんだから、臨機応変に時代に合わせて小説を書いているけれど、それがはっきり見えて白けてしまった。

  • 林真理子というだけで手に取ってしまったが、読者は中高生を想定しているのだろうか。クラスで演劇をしたのが発端で俳優を目指すようになった主人公の話。著者お得意の芸能界が舞台だが、浅いなあという印象がぬぐえない。結末はどう感じてほしいのかよくわからなかった。

  • 読後感、さわやか~。
    地味でクラスの立ち位置も中の中の彩希が、文化祭でいじめられ役の主役を演じたことがきっかけで劇団の入ってまわりに何を言われても、自分だけのスポットライトを見つければいいんだ、ということに気づいた成長物語。
    ってすごい簡単にまとめちゃったけど、林真理子らしくないのか、林真理子だから描けたのかそんな感想をもった小説だった。
    オーデション2回くらいでマイナーな作品とはいえ映画の孫娘に抜擢されたことはそんなトントン拍子にいくかぁとは思ったけどね。

  • 林真理子さんの作品で期待し過ぎたか?今の子供たちって、教室で目立たず、いじめられず、まるで地雷を踏まないようにビクビク生きてるように思える。学校以外で自分らしくイキイキ生きていける何か夢中になれるものを見つけれたらいいな。

  •  学校で一番強いのは、かっこいい子でも、頭のいい子でも一軍の子でもない。
     学校以外の世界を持っている子、自分だけのスポットライトを浴びる子なんだ。
     普通の子がなにかするといじめられ、何もしないと普通の子になってしまう。自分の好きな事見つけられるといいですね。
    (一般担当/HANAKO)

  • 児童書?と知らず読んだ。ヒエラルキー。

  • 一般書と児童書と2バージョンでの刊行、一般書には冒頭と最後に母親・父親の視点がプラスされている。
    容姿も成績も普通の中学生の女の子が劇団に入り、自分のやりたいことを見つけていく成長物語。だが、大人の世界・芸能界の裏がしっかり書かれていて、ただでは済まない林真理子さん。面白かった。
    (図書館)

  • 地味で目立たない主人公の彩希。クラスの中では一軍の次のポジションで、うまく学生生活を送ろうと頑張っている。
    演劇の主人公を無事に演じきった後、俳優になりたいと強く思うようになる。
    クラスの中の序列、軽いいじめ等は昔からもあるが、最近はLINEに代表されるようなネットでのいじめなどもあり子どもたちは大変だなあと思った。

  • 親と子供の関係、たのしめた。世界無神経母コンテスト。良いね。

  • 中学生の女子の世界を表現しながら、劇団や芸能界もおりまぜてあった。

  • 中学3年の娘がいるので、一軍だの、グループだの、劇の脚本、配役など、子どもたちの世界のことはどこでもあるんだとよくわかる。

    別の世界を持つことの大切さもよくわかるけど、最後はちょっと現実離れしすぎていて、無理矢理まとめちゃった感がする…

  • ネットやLINEなんてない時代でも、中学生活はサバイバルだった。
    狭い教室のヒエラルキーの中で、
    今の子たちの日常はどれだけ大変なことだろう。
    『一軍』でない自分を自覚している主人公彩希は、
    目立たずはぶられず、『ふつう』でいることに心を砕いて毎日を過ごしている。
    世の中は広くて、居場所なんてどこにでもあるのに。
    悪口なんて、書いたり言ったりする人の心が貧しいだけなのに。。。
    そんな、大人になった私が思う当たり前のことは、
    空気を読みながら必死で毎日を過ごしている中学生たちには何の役にも立たないだろう。
    でも、この本には強い人間になるために必要な
    本当のことが書いてある。
    たくさんの中学生に届くといいな。

  • メディアリクエスト
    学校での出し物の劇で主役演じて、演技の楽しさを知り、劇団に入り、オーディション受け、順調に映画の役を射止める。その映画の完成が資金難で危うくなり、窮地を従姉の美冬と救う。
    とんとん拍子に話が進みすぎとも思うけど、めでたし、となんとなく納得した。
    林真理子の作品では、こんな感想を持つものは、珍しいと思った。

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