- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591137253
作品紹介・あらすじ
「ほっとする 女子会よりも 赤提灯」
「お礼言う 神社ばかりが 増えていく」
「四十路超え 婚活改め 終活へ」
――顔ではニッコリ微笑んで、だけどホントはちがうんです―!
シリーズ累計55万部の人気川柳本、オフィスで働く女子による自虐的・攻撃的575の第2弾が発売です。
「今、この時のホンネが凝縮。10年後の歴史書だこれは。笑」
YOUさんもオススメの『女子会川柳』第2弾は、今年の入選作、応募作のみで構成。
恋愛、マネー、趣味など、最新データ、女性たちの声もあわせて掲載、
組織の中でたくましく生きる女性たちのリアル像が浮かび上がります。
「めざましテレビ」「笑っていいとも!」「スッキリ!!」のほか、新聞、ラジオでも話題の本です。
感想・レビュー・書評
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「シティOL川柳大賞」の第17回入選作・応募作を書籍化したもの。
なぜ第17回だけがピックアップされたのかは…謎。
この「女子会川柳」シリーズ、前作も読んだのだが、第2作目である本書のほうが、好みの川柳が多かった。
切り口がとてもおもしろく、どの句も「わかるわかる」「なるほど」とおもってしまった。
実はこの本を読む前に、2023年発表のシティOL川柳大賞にわたしも応募してみたのだが、本書を読んでレベルの高さを思い知り、結果を見ずして入選は夢のまた夢と知った(苦笑)
わたしもこんな句を詠めるようになりたい…!
字余り川柳も多く、読んでいるとちょっと気になることもあった。字余りに寛容な川柳大賞のよう。
【好きな川柳5選】
・「付き合って」残業以外で言われたい(12ページ)
・今わかるアラサーなんて若かった(60ページ)
・お茶っ葉を湯呑みに入れた新人類(65ページ)
・後輩の「まだイケますよ」に傷ついて(80ページ)
・念のため体重計は二回乗る(89ページ)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クスッと笑える川柳と、それに合わせたコミカルなイラストに癒されました。
内容は薄いのでサクッと読めます。 -
2017/4/5読了
女子、というかアラサーアラフォー未婚女子の川柳は
かなりシビアなものが多い
これ、該当する人が見たらヒエヒエですよ -
女子会あるある多数。
みなさん、うまいこといいます。
私も何か考えてみたくなる。 -
1と比べて20代より30代40代向けかな。
「待機児童 より深刻な 待機女子」
「「そうですね」 聞いてないけど 返事する」
面白いです◎ -
「今わかるアラサーなんて若かった。」「いきつけがお洒落な店から風呂になる」「おばさんって その人私と同い年」「うしろ指 指されぬ程度の若作り」「賞味期限こだわる自分が賞味期限」「四十路越え婚活改め終活へ」「夜遊びはもうできない眠いから」・・・・・・・何ともアンニュイなイラストがしみじみペーソスを誘う。今の現実を素直に肯定し逞しく生きている女性たちの姿も仄見える。負けてはいられない。そんな気持ちにさせられる。
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笑える所あり、世相や切実な悩みを反映している所ありと、楽しませてくれる内容がたくさんあった。
現代を生きる女性の気持ちがありのままに表現されている所が良かったと思う。様々な世代の人達にもふむふむ、なるほどなあとさせる部分もあると思う。