(015)わたしが人生について語るなら (ポプラ新書)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591137390

感想・レビュー・書評

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  • 「人生でいちはん大切なのはバランスたよ。」p150
    ひとは変化する。その変化を受け入れること。それもまた変化のひとつ。
    パラパラと眺めただけ。そんな読み方も時にはありかと。上記の言葉に触れられただけでも、読めてよかった一冊。

  • 穏やかな気持ちになりました。

  • 加島祥造さん=老子
    私の愛読書です。
    あまりにも一章一句が大切なので
    書評なんて書けずにいますが・・・

    そんな中またまた
    『伊那谷の爺さん』との再会。
    (※NHKのETV特集にて…)

    さらに
    本屋さんで新刊が出ていたので
    思わずget!!で、即読了!!!!

    もし
    この本を10代の頃に読んでたら
    いったいどう思っただろう。

    色んな思いをしてきたからこそ
    今、加島祥造さんに共感や憧れる。
    もちろん、彼は自由で幸せかもしれない。ただ
    ご家族をはじめ周りの人達の事を思うと
    心中穏やかに賛成できる考えではない…
    と思う。

    それでも
    そんな弱さも受け入れて
    批判も受け入れて。
    自分の気持ちに素直に従って。

    苦しみも多かったに違いないのに
    今こうして1つの命として
    自由や変化や
    ともに生きることの大切さを
    発信し続ける加島さんは
    やっぱり素晴らしい。

    今でも
    大切な愛する人をみつけて生きてる。
    男性としてとても魅力的。

    あっ!

    さっきの答えが出た!
    10代の頃と今では捉え方が違うかもしれないけど、きっとまた今の私の年齢になった時に読み返してるだろう!!

    私も加島祥造さんと出逢えた幸運や偶然に恵まれたことで、これからの生き方や子ども達との接し方を学ぶことができました。

    ※2014年に書き留めていたものです。

  • 英語文学畑で生きてきた著者が人生というものについて語った本書。

    道を選ぶときは直感で感じる好きという感情に従って生きるのが大事。
    嫌なことからは逃げてもいい。

    勇気づけられる言葉です。

  • 早稲田卒の、大学教授が書いた本です。

    文体は話口調でとても読みやすく親しみやすい本でした。

    なんか色々と心が軽くなりました。

    子どもについて、引き込もりなら引きこもったままでいいんだ。と書いてあった部分が、えーそれでいいの?って思いましたがそれでいいのかもしれません。

    子どもはとてもデリケートだから、大人が律してやらないと!なんて必死になるのは良くないみたいなことが書いてありました。

    確かに、自分が育ってきた生い立ちを考えてもどちらかというと著者と同じような教育方針というか、そのような中で育ってきたので色々と納得しました。

    好きなことを、とことんやるという大切さ…それを何度も本の中では言っています。
    私も過去のことを思うと色々後悔することがありますが、間違いなく好きなことだけをやってきたので、それでよかったのかもと思いました。

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著者プロフィール

1923年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、カリフォルニア州クレアモント大学院留学。信州大、横浜国大等に勤め、数多くの翻訳・著作のあと、「老子」の現代自由詩『タオ─老子』『求めない』が、共にロングセラーになる。

「2012年 『禅とタオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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