30分で人生が深まる紅茶術 (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
3.22
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本棚登録 : 233
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591137680

作品紹介・あらすじ

一杯の紅茶があなたの人生を彩る!
紅茶の第一人者が記す
これまでにない読みやすくて奥深い「紅茶の入門書」。

大ヒット「午後の紅茶」のプロデュースや
40冊を超える著作などで知られる著者が、
初心者でも楽しめるように紅茶の魅力のすべてを一冊に。

紅茶の歴史やつい人に言いたくなる雑学から、
美味しい淹れかたや茶葉の選びかたまで。
また、貴重なアンティークプリントや茶園の写真などの
ビジュアルも満載です。

著者は、新卒で大手商社に入社して
貿易を覚えるうちに紅茶の魅力に開眼し、
二十代で紅茶専門店を開業。
それ以来、講演や執筆で紅茶の魅力を伝え続けています。

Chapter1 三十分でティーメイクのプロになる
Chapter2 紅茶についての素朴な疑問
Chapter3 紅茶セミナーのとっておきの話
Chapter4 紅茶の歴史を作った人々
Chapter5 紅茶の産地・茶園・工場
Chapter6 紅茶と食べ物の相性

感想・レビュー・書評

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  • 紅茶を淹れる際の科学的な話から始まり、それぞれの紅茶のルーツや茶器の変化など、紅茶の歴史にまつわる話が軽い文体で書いてある。著者の紅茶への造詣の深さと愛に唸らせられつつ、最後には紅茶を飲みたくなること必至の1冊。

  • 紅茶の第一人者といわれる方の本。
    この方の本は初めて読みましたが、読みやすいと思います。
    紅茶をおいしく飲みたい方は第1章でおいしく飲めるようになると思いますよ。このあたりの話は一応知っていました。自分のやり方で問題がないことを再確認できました。
    その紅茶を飲みながら2章以降を読むと、ますます紅茶が好きになりそうです。
    6章の各種食べ物との相性は、今度は飲み物は紅茶にしてみたくなるような書き方です。でもすし屋で紅茶は置いていないかも。

  • 豆知識を集めた感じの本でしたが、先生の紅茶人生が垣間見えるいい本でした。ジャンピングさえうまくいけばどんな紅茶も大体美味しくなるよ、と実に寛容な説明をした後に「というわけでお湯の沸く時の温度を聞き分けます。数秒が勝負」と続いたのは「先生!?」となった。

  • 紅茶の淹れ方、歴史、食事などボリュームのある内容。
    紅茶を勉強したくなったら再読しようと思います。

  • 紅茶の歴史や淹れ方について知れて良かった

  • 酸素を含んでいる方がジャンピングしやすい……のでボコボコ沸騰させるべきではない……なるほど。
    沸かしたてのお湯がいいというのは知っていたけれどがっつりボコボコさせていたので思ったよりジャンピングしないなあ……という気はしていました_(:3」 ∠)_
    無糖のティーウィズミルクが好きなので、チーズは合うとか他の脂肪分を含んだ料理に合わせるのも良いというのは嬉しい話でした。

  • ミルクティーはミルク(室温の低温殺菌牛乳)を先に入れ、ゆっくりと紅茶を注ぐべき。→牛乳タンパクの熱変性を起こりにくくするため。
    紅茶に良いお湯は95〜98度、沸騰させ過ぎない。

  • 紅茶に関して多岐にわたる紹介と、磯淵氏ならではの柔らかなトーンで語られる紅茶の本。
    入門編としておすすめ。

  • 『人生を〜する10のこと』みたいな自己啓発系なタイトルですが、紅茶の本です
    著者は、おにぎり公式飲料の立役者です
    紅茶のおいしい淹れ方はためになります

    紅茶の歴史は、図説英国紅茶の歴史のほうが写真も多くてわかりやすい
    申し訳ないことに、紅茶好きですが、ケーキにはコーヒー派です

  • 尊敬する磯淵氏の著書ということもあって、発売と同時に購入。カラーページが少なく、紅茶を楽しむというより読み物という色彩が強いが、「スコーン」の名の由来については知らなかったので勉強になった。紅茶にまつわる歴史(ボストン茶会事件やアヘン戦争など)も、詳しく書かれている。

    紅茶と最も合う食べ物としてチーズが紹介されている。これまで私はチーズにはヌワラエリアをストレートで合わせていたが、磯淵氏曰く「必ずティーウィズミルクでなければならない」そうだ。うーん、まずはやってみよう!

    茶摘みの作業は、想像を絶する重労働だと思うが、茶摘みさんたちの笑顔あふれるティータイムの話には、心がホッと温かくなった。いずれにしても感謝していただこうと思う。

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著者プロフィール

1951年愛媛県生まれ。日本の紅茶研究における第一人者。青山学院大学卒業後、大手商社に入社して貿易を覚えるうちに紅茶の魅力に惹かれ退社。28歳で紅茶専門店「ディンブラ」を開業する。スリランカなどの紅茶の輸入販売を手がけ、各地の紅茶の特長を生かした数百種類のオリジナルメニューを開発する。大ヒットした「キリン 午後の紅茶」にはアドバイザーとしてかかわり、30年におよぶロングセラーに導く。また、モスバーガーが運営する「紅茶とワッフルの店・マザーリーフ」のアドバイザーも務める。紅茶にまつわる著書は40冊を超え、講演も大人気で、多くの紅茶ファンを魅了し続けている。

「2017年 『茶楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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