IQ探偵ムー ムーVS忍者! 江戸の町をあぶり出せ!? (ポプラカラフル文庫 ふ 2-33)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591139257

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代に生きていたムーやイツメンたちの物語。
    江戸時代の事件も、現代も、「あぶりだし」がキーワードで、全てが繋がっていて面白かった。
    最後にシレッと、あぶしだしの逆バージョンの、消えるボールペンが出てきて驚いた。

  • 今回も江戸時代が舞台
    子供が喜びそうな暗号がでてきてやってみたくなった笑
    最初と最後のパートはいるのかなと思ったり...

  •  出だしと最後に現代パートがあり、話の殆どが江戸時代設定です。
     それはいいんだけど、現代パート、必要か? ページ調整でしょうかね。

     それにしても、いくら小学生向けとはいえ、江戸時代パートに、カタカナ言葉を出すのはいかがかと。
     擬音とかならまだしも、『メリット』だの『シーツ』だの『ジャンプ』だの、その時代には明らかにない言葉を用いるのはどうだろう。
     時間の表し方とかは、ちゃんと当時の言い方で書いたうえに説明まで付けてるけど、気を付けるべきは、そこか?

     今さらだけど、「バカ田トリオ」て、ヒドイあだ名だな。
     確かに恐ろしくバカで、小5にしてはとんでもなく幼稚だけど、このあだ名でいいの?
     いじめじゃね?

     あと、名前の誤植がありますね。
     表示すべきなのとは違う名前が書かれている個所がある。

  • “「そうですか……」
    ムウは冷たいほど美しい横顔に午後の光を受け、唇を結んだ。
    あれから三年の月日が経ったが、未だ感情の解放とまでのことはできないでいる。お腹の底から笑い転げるとか、頭がまっ白になるほど怒るとか……。たぶん、そういうことなんだろうが。
    おばばは別れ際に言った。
    「あんたはだれかの助けが必要となるじゃろう。それがだれかはわからぬが、何、さほどむずかしいことでもない。ともかくその人物に出会うまでに常にだれかの助けになるんじゃ。わかったな?」
    まるで謎解きのような言葉を胸に、ムウは伊我上野の里を後にしたのだった。”[P.121]

    26巻目。
    江戸時代メインで、前と後ろに現代がちょこっと。

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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