IQ探偵ムー ムーVS忍者! 江戸の町をあぶり出せ!? (ポプラカラフル文庫 ふ 2-33)
- ポプラ社 (2015年1月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591139257
感想・レビュー・書評
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今回も江戸時代が舞台
子供が喜びそうな暗号がでてきてやってみたくなった笑
最初と最後のパートはいるのかなと思ったり... -
出だしと最後に現代パートがあり、話の殆どが江戸時代設定です。
それはいいんだけど、現代パート、必要か? ページ調整でしょうかね。
それにしても、いくら小学生向けとはいえ、江戸時代パートに、カタカナ言葉を出すのはいかがかと。
擬音とかならまだしも、『メリット』だの『シーツ』だの『ジャンプ』だの、その時代には明らかにない言葉を用いるのはどうだろう。
時間の表し方とかは、ちゃんと当時の言い方で書いたうえに説明まで付けてるけど、気を付けるべきは、そこか?
今さらだけど、「バカ田トリオ」て、ヒドイあだ名だな。
確かに恐ろしくバカで、小5にしてはとんでもなく幼稚だけど、このあだ名でいいの?
いじめじゃね?
あと、名前の誤植がありますね。
表示すべきなのとは違う名前が書かれている個所がある。 -
“「そうですか……」
ムウは冷たいほど美しい横顔に午後の光を受け、唇を結んだ。
あれから三年の月日が経ったが、未だ感情の解放とまでのことはできないでいる。お腹の底から笑い転げるとか、頭がまっ白になるほど怒るとか……。たぶん、そういうことなんだろうが。
おばばは別れ際に言った。
「あんたはだれかの助けが必要となるじゃろう。それがだれかはわからぬが、何、さほどむずかしいことでもない。ともかくその人物に出会うまでに常にだれかの助けになるんじゃ。わかったな?」
まるで謎解きのような言葉を胸に、ムウは伊我上野の里を後にしたのだった。”[P.121]
26巻目。
江戸時代メインで、前と後ろに現代がちょこっと。