- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591140352
感想・レビュー・書評
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2人の知識量半端ない。参謀にはこれに発想力、洞察力が必要。半藤一利さんの勝海舟好き、長州嫌いは相変わらず。
黒田官兵衛、小早川隆景、真田昌幸、本多正信、勝海舟、大村益次郎、川上操六、秋山真之、児玉源太郎…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「軍師たちの日本史」とタイトルを変えて最近増刷。対談形式で読みやすい。いろいろな参謀が出てきますが、軍師官兵衛、勝海舟、秋山真之の3人の評価がとても高い。「大将の仕事は人事」「願望と現実を見極める能力」「チャンスは貯金できない」など仕事でも活用できるワードがたくさん。歴史はもちろん、人生の指針にもなることを勉強できました。江戸時代に詳しい磯田さん、太平洋戦争に詳しい半藤さんという印象。
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対談を盛り上げるためか、推測が多いし人物を好き嫌いで面白おかしく語っている印象だが、軽い読み物と考えれば悪くはない。直江兼続が処刑されなかった理由について、史料が存在していたのは知らなかったので参考になった。
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軍師と参謀の違い。
時代によって意味合いも立ち位置も異なる。
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軍師、参謀的な役割について様々な状況、時代背景を踏まえて分かりやすく書いてある本。有名な軍師からこの人軍師的な動きをしていたんだと今さら気づくことの多い本です。
二人とも本音トークのような感じで気が合えば楽しく読めます。 -
参謀に必要なのは、知識、洞察力、発想力という。このうち、一番難しいのは洞察力。どうやったら、洞察力を身につけられるだろう。まぁ、俺は別に参謀になりたいわけじゃないけど。歴史に深い知識を持つ二人の対談だけに、知らない名前も多々出てきた。西郷隆盛や織田信長だけじゃない。歴史とは、多くの、それに知られていない優れた人たちの働きがあって、積み重ねられていること感じたね。刺激的で、面白い本だった。
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半藤一利と磯田道史と言う夢のコラボが実現しただけでも欣喜雀躍なのだが、さらにこの二人が軍師、参謀論を語るのを読めるなんて! ポプラ社グッジョブ。
二人の歴史オタクの豊富な知識にも驚かされるが、示唆に富む洞察が溢れていて最近読んだ本の中ではピカイチ。
曰く参謀に必要な能力は願望と現実を見極める能力、曰くコチコチの愛国者ほど国をダメにする者はいない、曰く日本で成功率の高い改革法は母屋を残したまま別館を建てる、曰く参謀として最もやってはいけないのは少ない情報で判断すること、等々。
日々の自分を顧みて反省することしきりである。