幕末・維新人物伝 徳川慶喜 (コミック版 日本の歴史)

  • ポプラ社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591140635

作品紹介・あらすじ

水戸藩主・徳川斉昭の七男として生まれ、御三卿・一橋家を相続した慶喜は、やがて将軍の跡継ぎ候補として名をあげられるようになるが……!? 黒船が来航し、尊皇攘夷論が吹き荒れる幕末。弱体化した江戸幕府を支え、のちに外国の脅威から日本を守るため、大政奉還して江戸幕府に終止符を打った、日本史上最後の征夷大将軍・徳川慶喜の激動の人生を描く!!

感想・レビュー・書評

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  • 最後のページの「すべて浮世のことにございます」がかっこよかったです!

  • 評価の分かれるがこの見方もそれはそれで楽しめる

  • 図書館で借り。
    こないだ司馬遼太郎の「徳川慶喜」を読んだので。

  • 徳川最後の将軍が、こんなに思慮深い人だとは、知りませんでした。
    この本で、渋沢栄一の『徳川慶喜公伝』に書かれた紹介を知りました。

  • やっと今年、「せごどん」のお陰で大河ドラマを少し見るようになった。そろそろ鹿児島から幕末に向かう動きのなかで、他藩の主要メンバーも出てき始めたので、これが機会とばかりに幕末の要人に関する伝記まんがを片っ端から借りてきているところ。

    いつものように各社類書シリーズの自分なりの色分けをしている途中だったしこれからまた評価が変わるかもしれないけど、このポプラ社のシリーズは、「幕末・維新人物伝」と題名頭に銘打って同時期の人物を分かりやすくしてくれている点と、正式シリーズが「コミック版日本の歴史」というだけあって、"人物(伝記)"に限らず、「西南戦争」や「大化の改新」などの、"出来事"でも巻を重ねているのが特徴的。表紙の印象もその色と縁取りから他社シリーズと混同しづらいし、いい意味で中身は文字も少なく易しい感じ。これは近年見かける「ポプラ社世界の名作シリーズ」でも感じた幼年色を感じる。きっとうちの子に一度広く浅く読ませるにはこのシリーズくらいがいいのかも、何しろゾロリのポプラ社だしね。

  • 水戸藩主・徳川斉昭の七男として生まれ、
    御三卿・一橋家を相続した慶喜は、やがて将軍の跡継ぎ候補として名をあげられるようになるが……!?
    黒船が来航し、尊皇攘夷論が吹き荒れる幕末。
    弱体化した江戸幕府を支え、のちに外国の脅威から日本を守るため、
    大政奉還して江戸幕府に終止符を打った、
    日本史上最後の征夷大将軍・徳川慶喜の激動の人生を描く!!

    ・初代「家康」創成期の功績
    ・三代「家光」安定期をもたらした功績
    ・八代「吉宗」転換期を迎えた体制を支えた功績
    ・十五代「慶喜」「源頼朝以来800年近くに渡って続いた武家政権の幕引き役」としての功績


    徳川慶喜という人物に対する評価は難しいところがあります。
    難しい状況の幕府を支え、大政奉還によって新しい国への道筋をつけた名君だったとも、
    幕府の命運を尽きさせ、鳥羽伏見の戦で醜態を晒した暗君だったとも言われます。
    ただ、将軍位を退くまでの仕事ぶりを見れば、歴代将軍の中でもずば抜けて高い実務能力を持っていたのは間違いないでしょう。
    幕末の難しい状況を、最小限の犠牲で乗り切ったようにも思えます。

    ところで、謹慎後の慶喜はどうしたでしょうか。
    実は、早くも明治2(1869)年に謹慎を解かれています。
    しかし、新政府に参加する希望はもはや抱いていなかったようで、
    写真や狩猟といった趣味に暮らす日々を送りました。
    1902年には公爵、貴族院議員にもなりました。
    亡くなったのは1913年11月22日のことです。

    ■目次
    第一章 水戸藩主の息子
    第二章 禁門の変
    第三章 大政奉還
    第四章 鳥羽・伏見の戦いから江戸無血開城へ
    第五章 明治の慶喜
    解説/豆知識/年表/参考文献

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