- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591140826
感想・レビュー・書評
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数年前に読んだ「困ってるひと」の続編があると聞き、本書を読んでみました。今ちょうど並行して読んでいる本にある「ユーモアとは、にもかかわらず笑うことである」という文章を思い出しました。著者の強さと明るさにとても励まされました。
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生きているというだけで力付けられるようなエッセー.負けないでください.
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難病だけではなく体が不自由になったあらゆる人たちが自分のそばにいるのといないのとの対応の違いをつくづく感じる。
自分が何も不自由ではない状態だとしても自分の精神的な面で参っていたとすればそう簡単に対応できるものでもない。
今の世の中がそれほど弱者対応にできていると思わないし、かといってそれほど放置しているわけでもない。あらゆる場所であらゆる行為がすべて公平に受けられないというのがそもそもの問題。だがその問題がいちばん解決できないものだという事もまた事実。 -
「生存崖っぷち」の難病女子が、病院から飛び出した! 家族や友人を頼らずに、どうやって生きる?エンタメ闘病記の金字塔、『困ってるひと』から3年、待望の続編!彼?のこと、書かれてる内容ちょっとかわいそうかな。
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『困ってるひと』の続編。一気読みした。すごい生命力、文章力。難病と闘いながらも一人暮らしに踏み出し、いろいろ素晴らしい出会いもあったのは、彼女のオーラのおかげだと思う。
読んでいてぐんぐん引きこまれた。 -
ナイスタイミング
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2015.7.25市立図書館
『困っている人』続編。
九ヶ月の入院を経て難病人としてのシャバ暮らしデビューのあれこれを綴る。発病後の経験から、家族や友人の善意を当てにするのではなく公的支援のシステムの中で一人でやっていく道を探る。そういった態度は一見自己満足の強がりにもみえてしまうが、元々の専門(ミャンマー研究・難民支援)もあいまって難病にかぎらず障害、高齢などの要支援弱者でもなんとか行きられる社会の実現のために「ひとの役に立ちたい!」という震災を経ての志が根本にあるから共感できる。 -
読了
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電動車イス、一人暮らし、震災、荻上チキ。
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図書館にて。
「困ってる人」の続編が出ているとは知らなかった。
読めてよかった。
その人のキャパというものは、例え難病になろうとも広がり続けるものなんだな。
力強い文章、行動力、本当にすごいと思った。
この人の周りに人が集まってくるのは、みんなこの人のパワーに引き寄せられているんだと思う。
私も思わずツイッターをフォローしてしまった笑
私も何ができることがあるのではないか、自分の可能性、生き方、行動について考えさせられた。