([か]10-1)四月一日亭ものがたり (ポプラ文庫 か 10-1)
- ポプラ社 (2014年8月5日発売)
本棚登録 : 187人
感想 : 33件
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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591140970
感想・レビュー・書評
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だいぶ前に読んだのに、その後文庫本が出なくて、いつのまにかノーマークで、ふと読みたい加藤元さんだなと思ってうなぎ女子購入しました。部屋に四月一日あったのが驚きました、これの事かと、これは好きだと。でも四月一日をわたぬきと読めず、情け無いです。出だしの西岡さんが起こした事件は一年前なんだ、もっと年上かと思いました、桐子じゃなくてすみれさんとの話で、めちゃくちゃ柄が悪い西岡さんなんだよね、ラストの平太のおじいさんが実の父親だって繋がるんだね、そして平太も助けた。セリが主役と思いきやしみじみと流れた物語。
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時代は昭和初期、関東大震災もあった時代。
一軒の洋食屋さんを巡って、そこに関わるいろいろな人の視点から描かれています。最後には皆がどこかでつながっているのが、面白かった。チキンカツレツが無性に食べたくなりました。 -
ごちそうさんや花子とアンに出てくるような華やかな人たちだけでなく、こういう人たちも確かに生きていて、震災を乗り越えて、そしてまたただ生きていたのだな、と気付かされました。ただ生きている、それだけで良いのです。